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自分以外の誰かになろうとしない

おはようございます。音楽家、チューバ奏者、指揮者、金管バンド専門家の河野一之です。

■今後の演奏会

9/25 えすいれん with RBB
10/9 IBE Concert 2022
10/23 Nexus Gig at ひたちなか市
11/23 Nexus 27th Concert
 

また更新していきます。

結論から

自分が凹む大きな要因の一つは、誰かと比較することです。

ですが、人間は成長したい生き物なので、どうしたって誰かと比較します。

なのでどうせ比較せざるを得ないのであれば、ネガティブな比較ではなく、ポジティブな比較にしようと、捉え方を変えようぜという話。

ネガティブ情報は、それはそれ!と理解する

スマフォ、そしてオンライン環境の発展で、他人の人生や世界各地で起こっている出来事(とりわけ視聴率が取りやすいのでネガティブなニュース)が目に入りやすくなりました。

さらに言えば、視聴率が上がった方がインフルエンサーとして、広告媒体としてスポンサーが取りやすい=お金をもらいやすいので、そうした情報を扱う”発信者”というのは専門的な知識を学び、情報の受け取り側にとにかく1 viewでも多くみてもらえるように工夫をし発信をします。
(駅や電車、ネットやYoutubeなどの広告、各種SNS、テレビ番組やCM & etc)

こういう中で人間というのは古来からの本能で、ネガティブな情報を集めやすい性質を持っています。(例えば、ジャングルに行った時に、このネガティブな情報を集めるセンサーが機能しないと、毒を持つ虫や葉っぱ、警告の鳴き声を出す動物、突然の天候の変化などに気づけない)

なので、どうしたって本能的にネガティブな情報を集めてしまいます。簡単に言うとSNSやオンラインニュース、世の中の広告まみれの中にいる=危険かもしれない、安心が脅かされるかもしれないというジャングルの密林の中に常にいるかのように”脳”は錯覚し、気持ちや身体はそれに準じてしまいます。だから気分が晴れないのです。

アフリカで飢餓に苦しむ人がいる。幼い子供が車の中に置き去りにされてなくなってしまった。ある国が戦争をし始めた。感染症の拡大が収まらない。

例をあげればキリがありませんが、このような問題です。
これらは幻想でもなく、確実に世界で起きている現実です。でもこれを”今この瞬間”平和に見られている=”今この瞬間自分は危険に犯されているわけではない”という事実が存在しています。

だとしたら、選択肢は2つで
・これらの問題を社会からなるべく減らすような活動を始める
または
・今この瞬間安全な場所で生きていられることに感謝し、自分の人生を精一杯生きる

この2択です。ネガティブな情報に心を痛めしょんぼりするだけで何も行動に移さないのであれば、その問題はその問題として割り切り、自分の人生を存分に歩むべきです。

自分以外の誰かになろうとしない

僕は髪を染めようが、整形をしようが、服装を真似用が何でもいいと思っています。自分がそれをオシャレだなと思ったり、自分という軸が一本自分自身の中にあり、それをもとに更なる自分をファンタスティックにするためなのであれば良いと思います。

でも自分の何かが劣っているから、あの人のようになりたい

というのは危険です。
なぜなら、誰も自分以外の誰かにはなれないからです。不老長寿が不可能なのと同じように”無理”です。

僕たちはこの世界に生まれ落ちた時点で、自分というカードで勝負していくしかありません。

またそのカードの数が何枚なのか、どんな種類なのかは死ぬまで分かりません。つまり、無限に増やせるかもしれないし、無限にさまざまな種類のカードを選べるかもしれません。

憧れの〇〇、素晴らしいあの人、そりゃ誰だっています。でもそんあ人々と同じように

まず”最初に”自分自身を愛して、大事にしてください。

自分のいいところ、魅力的なところ、長所、無い人はいないので必ずそこから探してください。そして認めてください。

わからないという人が必ずいます。さらに思いついても合っているか分からないと言う人もいます。でもわからないという前に、この文章をここまで律儀に読んでいる時点で

かなり親切で、何かしら変わりたいと思っているという向上心をお持ちです。

どうでしょう、すでにいいところありましたね。

合っているかわからないという人も、そんなのあなたの良いところが確実に合っているか合っていないかなんて世界中誰も分かりません。自分で少しでもそう思っていれば良いんです。(多分w)

というわけで良いところは大なり小なり必ずありますし、筋トレと同じで自分のいいところ、魅力的なところ、長所を見つける習慣を身につけることで、今たとえあまり無いように思えても、徐々に増えてきます。

自分が1番、自分最高ベースに人と比べてみる

どうせ比べてしまうのであれば、上記のまず自分を愛するところから始めて、そうしてから他人と比べてみてください。

合言葉は

自分は最高だけど、あの人のような〇〇”も”できるようになったら楽しそう!なのでやってみよう!

です。あの人ができている〇〇のようなこともできない自分はダメだ。だから頑張らなくちゃ。ではありません。これは完全にミスです。

全く同じことなのに、取り組む姿勢が全く違うのがわかります。

できるようになったら
→楽しそうだから取り組む!

今できていなくて
→ダメ(と自分で思っているから)取り組む

こう言うことです。繰り返します、全く同じことなのに、取り組む気持ちが違います。そして気持ちや身体が脳に影響を与え、そして脳が気持ちや身体に感情や動作を伝え我々は実働します。

だとしたらポジティブな気持ちでやった時と、ネガティブな気持ちでやった時のどちらがより高い成果を出しそうか、よくわかるはずです。確実に前者のポジティブな気持ちで動いた方がいい結果が出ますし、例えその瞬間出なくても何度も挑戦する意欲が湧くはずです。

最後に

楽器もそうですが、気持ちやメンタル、物事の持っていき方など、もし気持ち的にしょんぼりすることがあったら上記した論理的に、合理的に考えてみると「確かに!」となって気持ち的な状況が180度回転するかもしれません。

合う人には合い、合わない人は別の方法をお試しください。でも大事なのは悩んでだけいると状況は変わらないので何かをまずやってみるなど行動を起こすことです。

All the best

Thank you

Kazz

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