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障害、ストレスがあった方が人はクリエイティブになる

おはようございます。音楽家、チューバ奏者、指揮者、金管バンドディレクターの河野一之です。

2023年も5日目を迎えましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?僕は絶不調からようやく好調ぐらいまであがってきました。もう少しで絶好調です。日々、人や音楽に救われています。おかげさまです、ありがとうございます。

さて、今日は「障害、ストレスがあった方が人はクリエイティブになる」という内容で書いてみようと思います。

本当は昨年思いついたタイトルだったのですが、色々あって今から書きます。

結論から先に

選択するというのは結構なストレスな作業で、人間は基本的には選択肢が少ない方が楽に選べます。なので「なんでもいいよ」よりも「〇〇か〇〇がいい」の方が選択が楽なのがわかります。

クリエイティブさも似ていて、資金も時間も人手もいくらでもあるよ!ももちろん良いのですが、資金や時間に制限があったり、使えるものに限りがあった方が人間というのはその創造性を発揮しやすいのです。

マインクラフトで何もない灰色の広大な画面で1から作るよりも、多少なりとも地面や凸凹とした山などがあったほうが何かを創りやすいという話です。

しかし、今書いていて思いましたが、人によるというのもあるかもしれません笑

長蛇の列がラーメンを旨くする

人気のラーメン屋さんが座席数を増やして回転を上げればいいものを、わざわざカウンター席だけとか、座卓があったとしても総席数が少ないまま営業をしている理由はなんだと思いますか?

全てのラーメン屋さんに当てはまるとはもちろん思いませんが(土地的な問題とかね)、多くのラーメン屋さんでは行列を作ることを目的としています。

この行列にはいくつかポジティブな効果があり、いくつかあると思いますが大きく分けて2つ

①行列を店外まで延ばすことによって、繁盛店だと周囲にアピールできる=宣伝効果がある。

②列に並び、お客を”待たせる”ことにより、その後のラーメンの味の感じ方を上げさせる

このようなメリットがあるわけです。

今日の「障害、ストレスがあった方が人はクリエイティブになる」も同じで、上記②のように目的に対してストレスや障害が多少なりともあったほうがクリエイティブさは発揮されます。

音楽から身を離す

僕は音楽家です。音楽を愛していますし、暇さえあれば音楽か、お酒か、女性か、遊びに行くことを考えています笑

ですが音楽をやりまくる=アウトプットをしまくると徐々に自分の中の在庫のような、音楽ゲージというか、クリエイティブゲージが減り、こなし作業のようになってしまいます。こうすると生産性は減り、ただただ消費していくだけになってしまうのです、これではもちろん良い音楽はできません。

なのでインプットが必要になってくるのですが、インプットをするためのモチベーションの維持や、音楽への渇望が欲しくもなります。

中途半端に音楽に触れられる環境にいるとこの渇望は起きないのですが、全く音楽とは関係のない環境に身を置くと無い物ねだりが起き、渇望が起きます。富士山頂で中本を食べたくなるのと同じです。

なので僕は散歩やドライブに出かけ、できる音楽的行動といえば「聴く」ぐらいしかできない環境に身を置くのです、さらにいえば聴くことさえせずただただ歩いたり車を走らせたりだけします。

こうした渇望状態に身を置くと、今度音楽がしやすい環境に戻った時、あれしようこれしようといったアイディアが湧くのです。しかも一瞬だけ、それをしっかりメモしておいて実行します。もちろん全てが使えるアイディアであるわけはありませんが、0よりも1、1よりも2といった感じでどんどん増やしていくのです。こうしてアウトプット→インプット→渇望→インプット→アウトプットという循環を生み出します。

障害があったほうがクリエイティブさは増す

大抵の場合、何かをしようと思った時、自分にとって全く障害がない状況というのはほぼほぼありません。例えばイベントを企画しようと思った時に色んな人のスケジュールを調整してーとか場所ーとかお金ーとか様々発生します。

ポジティブにいこうぜ!って感じの内容になってしまいますが、これら上記した障害があるからこそ、人は脳みそをフル回転し創意工夫をし、その障害があったとしても目的を達成しようとするわけです。

そしてこの創意工夫こそクリエイティブな能力になります。なので例え障害があったとしても
・諦めない
・立ち向かう
・考える
・人に聞く、助けてもらう
・解決方法を探る

などクリエイティブ力を発揮し、何がなんでも達成するという方法を取れば大抵の場合達成が可能です。

終わり

散歩をしていたり、海水浴をしていたり、登山をしている時なんかによくこんなことを感じていました。

また何かを達成しようとする時に起こる障害たちに立ち向かっているときはなんだか学生の頃の文化祭の準備期間のような感じで、できるのかなぁという不安もありますが仲間たちと作っていく”何か”、というのは本当にワクワクする物だなと思います。

ぜひ挑戦し続けましょう、そして時にはガッツリ挑戦から離れ、挑戦に対する渇望を生みましょう。

Thx

Kazz


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