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noteの中で良いなあと思った作品をまとめます。
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2018年12月の記事一覧

南青山の児童相談所騒動に決定的に足りないもの

南青山の児童相談所騒動に決定的に足りないもの

小さいころ、児童相談所に連れて行かれたことがある。妻以外の誰かにはじめて打ち明ける話だけど。

例の南青山の騒動で、利用者(と言っていいのかわからないけど便宜上)の子供の側からの声がほとんどないのが気になった。

もちろん当事者の子供が声を上げることなんて難しいし、自分がそうだったときのことを思い返しても、周りの子も大人たちも多くの人は児童相談所とは無縁に生きていて、その空気感は誰もわからないのが

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あの夏の指先 #ファーストデートの思い出

あの夏の指先 #ファーストデートの思い出

僕が初めて、旦那さんのいる女性とデートしたときのことだ。

あ、一応先に書いておくとべつに不倫とかそういう大人の要素はミリも出てきません。

西暦が2000年代に変わっても、まだ世の中には90年代後半の重たく冷ややかな空気が流れ込んでいた時代。

宇多田ヒカルが『Wait & See~リスク~』のMVで早朝の渋谷を奇妙な空飛ぶバイクで疾走していたことを思い出す。あの空気感。

僕はライターをしなが

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恋に落ちた日

恋に落ちた日

それはまだ、恋になる前のこと。

明日は月に一度の店長会があるから、いつもより朝が早い。早いところまとめて寝ようと考えながら、施作と数字を追って報告書をまとめていた、そんな木曜日の夜。

先日、たまたま共通の知り合いを介して出会った彼から連絡が入った。

「今何してる?ちょっと会えない?」

その時すでに22時を過ぎていて、私は明日のことを考え断った。また会いたいなとは思っていたけれど、恋い焦がれ

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林伸次さんの小説『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』全文公開記念「#ファーストデートの思い出」を募集!

林伸次さんの小説『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』全文公開記念「#ファーストデートの思い出」を募集!

いつもnoteをご利用いただき、ありがとうございます。

noteでもおなじみの、林伸次さんのはじめての小説『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』(幻冬舎)。

燃え上がる恋が次第に冷め、恋の秋がやってきたと嘆く女性。1年間だけと決めた不倫の恋。バーテンダーを前にして滔々と「恋」を話し出す人々。やがて薄れるように、消えるように、終わっていってしまったいくつもの恋を記憶する、切ない恋愛小

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