ADHDコラム【夫婦円満の秘訣】~我が家のルール~
ヒロです。
今日は夫婦関係を円滑にするヒロ家のルールについてお話したいと思います。これはADHDの方と結婚されている方には有効ですし、そうでない夫婦においても円満に過ごす秘訣になると思いますので、是非参考にしてもらえればうれしいです!
まず結論からですが
「気づけ察しろはなし、やってほしいことは言う」
です。
どういうことか、日常の例を交えながらお話します。
生活をしていると、ゴミがたまってきた、洗濯物を回さなきゃ、食器を洗わなきゃ、、など色々とやらなければいけない事って出てきますよね?
でも、それをやらなきゃって思っているけど自分は忙しい、、って時に横でゴロゴロしている旦那(嫁)が見えたら、「ゴゴゴゴゴゴゴ」という怒りの音が聞こえてきそうです。笑
まさにこんな時に使うルールです。
わざとやっていないのではない(多分)
これはあくまで我が家の話ではあるので、もしかしたら、いや、うちの旦那は家事は女がやるものだと思っている、絶対確信犯だ。という方もいるかもしれませんが、そんな方にも使える応用編もありますので読んでみてください。
パターン①わざとではない
パターン②正直めんどくさいと感じている(確信犯)
この2つのパターンに分けてお話します。
パターン①わざとではない
この場合ですが、正直私以外の男性でも、本当にやらなければならない家事に気づいていないだけで、やってよ、と言われたら「気づかなかった…ごめん、、」と思う方もいるのではないでしょうか?
ただ、そう思っているのに
「え?明らかに、見たらこの家事やらなきゃいけないのわかるよね?」
なんて言われ方したらカチーンときて、さっきまでの素直にやろうとしていた気持ちはどこかへいってしまいます。
やるにしても、どこか嫌な気持ちを抱えたまま、しぶしぶやるような感じになりますよね。。
まさにこの時に使える考え方が「気づけ察しろはなし」です。
性善説に立って考えてほしい、というわけではないのですが、非協力的になりたくてなっているわけではなく、本当に気づいていないだけなんです。そして気づける人は、ちゃんとやらなきゃいけない事を把握し、管理できるすごい人だと私は感じています。
なのに、怒りを交えて伝えることで、いざこざが始まってしまうのはお互い本意ではないですし、何よりも悪い空気になるのは嫌ですよね?
だから我が家ではこんな会話をしました。
「本当に気づけなくてごめんね。でも非協力的なわけではなくて、本当に気づけていないんだよね。。だから、もしやるべき事なのに気づけていないことがあったら、怒って伝えるのではなく、これやらなきゃいけないからやろうって伝えるようにしてくれないかな?」と
それを妻は快諾してくれ、それからは我が家の家訓になりました。
元々家事で大きくもめていた、というわけではありませんが、より日々の作業がスムーズにいくようになりました。
ここで大事なことは、
・気づける側はちゃんとやるべきことを把握する素敵な力を持っている
・気づけていない側も決してやる気がないわけではなく本当に気づけていないこともある
という事です。
だから気づくことができるあなたは、気づけていないなら教えてあげるか!2人でやった方が早いし、と考える。そして気づけていなかった側は自分が気づけていなかったから言ってくれたんだと感謝することが大切です。
家事って男の仕事でも女の仕事でもなく、2人でやるべき事なので気づく方がフォローしてあげて男が手足を動かすという関係って悪い物じゃないのではないでしょうか?
パターン②正直めんどくさいと感じている
パターン①の内容を踏まえても、いやでも絶対うちの旦那は嫌がる。という方もいると思います。
その場合でもただ苛立ちのままに伝えるのは得策ではありません。仮に結果やってくれたとしても、その行動は定着もしないですし、また同じ嫌な気持ちが訪れてしまいます。
この時は本当に、本当に本意ではないと思いますが、
助けを求めるスタンスで伝える。やってくれたら感謝を伝える。
この2つが効果的です。
ここでも冷静に考えてほしいのは一番の理想は自分で考えてやってもらうことですが、最悪なのは指摘した結果、喧嘩になってやってももらえないことですよね?
それを考えると、うまくやる気を喚起させてやってもらうのは決して悪い選択肢ではないと思います。そのために「お願いがあるんだけど、今こっちの手が離せなくて、この家事手伝ってもらえないかな?」と助けを求めるスタンスで伝えるのを試してみてもらえたらと思います。
正直男は頼られて悪い気はしません。おーそれくらいいいよと帰ってくる可能性が高いと思います。
そして終わった後は感謝を伝えることが大切です。これは相手が気持ちよく終わるため、そして次につなげるために必要な行動です。
正直頼られるのと同じく、感謝をされると悪い気はしません。男は本当に単純なんです。笑
怒りのままに伝えるのではなく、伝え方を工夫してうまく使ってやるか、くらいのスタンスでぜひ一度試してもらえたらと思います。
ちなみに、ひとつこの技を使う時の注意があります。
うまく旦那(または妻)に家事をやってもらうことができたとしても、普段からの熟練度が違うため、家事が求めるレベルで行われない可能性が高いです。(例えば洗い物で汚れが落ち切っていなかったり、お風呂掃除はどこか洗い漏れがあったり…)その時にまた「なんでこんなやり方なの?普通に考えればわかるじゃん」といってしまっては本末転倒です。
そんな時はぜひ「やってくれてありがとう助かった!(感謝)でもここが少しできてなかったから次はこうしてくれたら助かるな(助けを求める)」と伝えてみてください、男は単純なのですぐに納得してくれます。笑
この2つのパターンでもダメだった場合は、少し同じ伝え方を繰り返してみましょう。人には感情や肉体的にもコンディションもあるため、一回うまくいかなかったからといってやめてしまうのは非常に勿体ないと思います。
ただ、何度繰り返しても、まったく協力する意思が見えない場合、それはそもそもの考え方や価値観の相違に問題があるかもしれません。
そんな時は一度しっかり話し合ってみるという事も必要かもしれません、
もしうまくいかなかったというパターンがあれば、ぜひ事例をコメントでおしえていただければ幸いです。
以上まとめます!
◆家庭内を円滑にするため、使える考え方が「気づけ察しろはなし」◆
・気づける側はちゃんとやるべきことを把握する素敵な力を持っている
・気づけていない側も決してやる気がないわけではなく本当に気づけていないこともある
・だからうまく相手を動かしてみるというのは非常に有効
・これでもダメな場合助けを求めるスタンスで伝える。やってくれたら感謝を伝える。
・一度だめでもあきらめず、何度かトライしてみる
です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
家庭が円滑に回り、素敵な家庭生活が皆さんにも訪れることを願って今回の記事は終わります!
ではまた次の記事で!
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