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ハゲましエール

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僕はまだ白髪はないけど。白髪を染める。ハゲを隠す。一緒のマインドかな?白髪を染めない。ハゲを隠さないは?では、最初から白髪を染めない世の中を目指すべき?僕はそう思えないな。歴然たる事実を率直に認めて、受け入れるには、強い勇気が必要。その為に、毎日少し勇気を出す練習が必要なんだね。

サッカーでヘディングをして、ハゲるぞってからかわれている君へ。何度も、何度もヘディングして、走って、パス出して、シュートを決めるんだ。泥臭くてもいい。頭が汚れたっていい。シュートが外れて、結果が出なくても仕方がない。一生懸命してたら、馬鹿にしている奴の声なんて聞こえないものだ。

ハゲで悩んで青春時代を過ごしてきた君へ。悩んで苦しんだ分だけ、人の痛みを分かってあげる事が出来るよ。悩みのない人生が素敵かどうか分からないけど、人の痛みを分かってあげられる事は、素敵な人生の一部だと思うよ。解決してあげれなくても。その思いを持つことから始めてもいいんじゃないかな。

悩みは一生。髪が生えても違う悩みをもつかもしれない。でも悩みがある、それ自身が人生だ。だからこそ、僕の悩みはハゲの人に勇気を与えるという悩み。そういう大きな悩みを持てば、個人的なコンプレックスの悩みなんて大したことない。という訳でもない。あー、悩みは尽きないものだ、それが人生だ。

「ハゲ」と指を指して笑うやつに言ってやろう!
「大変申し訳ありませんが、先にその爪の垢を落としてから来てくれません」って。だって、汚いもーん。

ハゲと言われて悲しくなっている君
ハゲを地球と変換しよう。
相手が何言ってんだか、分からないし、
地球と言われて、別に悪い気もしない。

もし、ハゲとバカにして、笑うやつに言ってやろう。「ありがとう、僕の夢が1つ叶ったよ」って、だって僕の夢は、世界の人と馬や鹿にも笑顔でいて欲しいから。

前を向いて歩こうって言うけど、時々後ろを向いてもいいんだよ。意外とハゲの人がいることが分かるからさ。僕もその一人。その方が安心するだろ?それからまた前を向いて歩こうよ。一緒に歩いてるからさ。

ハゲと言われて辛い君へ。ハゲって言われたら、辛いよね。でもね、学生時代にハゲって罵ってたやつは、大人になっても、大したことない奴のままだよ。誰が立派になるか分からないけど、大したことない奴は、ハゲと罵っていた奴だよ。だからいいじゃん。何言われても。

ハゲてくると、悩みや苦しみが襲ってくるね。それは仕方の無いことなのかもしれない。出来る限り、飲み込んで、胃酸で溶かしちゃおう。そして、トイレにバイバイさ。

ハゲと言われて、薄ら笑いをしている君へ。辛いかもしれないけど、それでいいんだよ。普段街を歩いていて、いきなり暴言吐きかけたら怖いだろう?薄ら笑いして逃げるだろ?一緒じゃん。野犬に噛みつかれて、病気にならないように、ハゲは危うきに近寄らずだよ。

ハゲって言ってくる人も、80歳にもなれば、ハゲるもんだよ。その人を敵と見ていたら、その時、君は「ざまーみろ」と思うかもしれない、もともとハゲるからって、敵とみていない君は、「ようこそ」って思えるかもしれない。どちらの人生が豊かな?僕、ちょっとは、ざまみろかな。その人生もありかも。

ハゲって言われて辛い人へ。ハゲって言われて辛い時期を過ごすかもしれないけど、生きていて欲しい。だって、僕はハゲって言われて、大人になったけど、悪いことばかりじゃないよ。10代の時のハゲって言われたことは、いい事も、悪い事も、思い出に変わっているから、だから生きていてね。