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太腿におおきな竜と虎がいて、かっこいいね、と言ったら笑った
中学三年生の冬、親が離婚して、名字が上坂に変わった。高校入学と同時に、同じ沼津市内にある年季の入った団地に移り住んだ。
リビングを兼ねた狭いキッチンとつながっている母の部屋があり、半分をカーテンで区切る形で姉の部屋があった。玄関に入ってすぐの独立した個室は私にあてがわれた。それは母によって、家族の中で私が一番繊細で、一人の居場所が必要なタイプと判断されたらしかった。
私は当時ロリータファッションを
ノーパンなんでもバスケット事件
昔から肌が弱い。アトピー体質とかではなく、ただただ普通に弱い。敏感肌っていうやつかもしれない。
現在も、サウナに入りすぎると肌が痛くなったり、山でブヨに刺されただけでものすごい腫れ上がってしまい病院で点滴を打たれたりしたが、これでも大人になってだいぶマシになった方だ。
幼少期は今よりもさらに敏感で、肌の弱さによって日常生活に支障が出ることがままあった。
小学四年生のときのある日、大きくて緑色の柑
フルーツに生まれ変わったら何になりたいか話せば二時間は経つ
私は人の知られざる真実や、人生観や、家庭環境や、トラウマなどにとても興味があり、昔は直接的にドンドコ聞きに行っていた。何人かは面白がって教えてくれるけど、普通に嫌な思いをさせてしまったり、距離感のバグったヤバい人だと思われてしまったりする。優しい友人が「初対面の人に『いつか死ぬとき、死因は何がいいと思う?』とか言わない方がいいと思うよ」と、真面目な顔で忠告してくれたこともあり、それは本当にそうだな
もっとみるクズも死後神になれると知ってから餃子のタレが輝いている
前回に続き祖父の葬儀の話。
我が家は神道なので、仏教の葬式とは異なる「神葬祭」を執り行った。仏教の葬式は"死者の魂を極楽浄土へ送り出すための儀式"であるのに対し、神式の葬儀は"亡くなった家族を先祖と共に神として奉る"ことを目的として行われるらしい。つまり、亡くなった祖父は神さまとなったわけだ。このまま行くと未婚の私も死後、神になる確率が高いということに気づき、ちょっと怖くなる。
神葬祭の一日目、
貶されるときより褒められてるときのほうが私は試されている
人から何かを褒められたとき、「いえいえ、全然そんなことなくて」などと否定にかかるのは悪手で、サラッと「ありがとうございます」と答えるのがベストだというのは、コミュニケーションにおける真実のひとつであり、世間にも浸透してきている考えだと思う。相手の褒めを否定することはつまり、相手の感想を否定したことになるから。
例えば容姿やビジュアルを例に挙げると、可愛いとか格好いいとかいうのは主観だから、言われた
真実はいつも一つかもしれないが口にするかはまた別である
幼少期に「自分がされて嫌なことは人にしちゃいけません」という教育を受けることがあるけれど、あれ本当にやめた方がいいと思う。この説を信じたばっかりに、私は二十数年に渡って大事故をたくさん起こしてきた。
どうやら私には、真実至上主義みたいなところがある。核心をついた事実(のようなもの)を探すのが大好きで、自分のことでも他人のことでもそれ以外のことでも、もし見つかればその場の空気にかかわらず嬉々として
マシュマロお返事 地獄との向き合い方
おいしいご飯を食べてお風呂にゆっくり入って寝る、ことを最優先事項にします!
十分な食事と睡眠もとらずに病んでるのは、PCの再起動も試さずに「壊れた~」って言ってるのと近いことだと思うので、まずはできることから試します
上記を最優先するために、こういう日は仕事はできるだけしません(たまに「今日辛いのにこんなにやってわたしエラすぎ~~」っていう謎のZONEに入るときもあるので、そういうときは逆
マシュマロお返事 短歌のつくりかたの話
こちら、Twitterスペース「#生きるための短歌部屋」で答えるべきかなと思ったのですが、短歌部屋すこしお休み中なので一旦個人で回答させていただきますね。
わたしも普通に、最初から31文字で定型通りにいくことなんて全然ないんですよ!!!!!困るよね!!わかる
でも多分、「短歌をつくる」というのは「一回ガタガタでも31文字前後でつくってみる」ところからはじまるのかもしれないなと最近思いました