マシュマロお返事 短歌と人生の呪い
これよく聞かれるけど短歌ってそれまでの人生で経験したこともふくめて「つくるのに必要な時間」だと思ってるので、答えるのが難しい
第一歌集(約230首?収録)をつくるのに30年かかったので、それでいくと1首あたり約47日かかっていることになる…
人生経験を抜きに、短歌として形にする時間だけでいうと20秒~3日くらいでしょうか 歌によっていろいろです
つらくなることありま~~~~~~~~す!!!!
ただ、わたしがつらかったことを短歌にしているのは10代の頃の記憶が多く、時とともにほぼ呪いが解けつつある状態で、それを最後のお焚き上げとして短歌にした、みたいな感覚があります だからまあ耐えられる程度のつらさでした(それよりはいい歌ができないつらさのほうが遥かに上回っていた…)
だから、短歌つくっててあんまりにも思い出してつらいようだったらそれはあなたの中でまだ「解けていない呪い」なんだと思うんですよね 苦しみの渦中にいてあまり自分を客観視できていない状態
あんまりにつらいようだったら、短歌にしないほうがいいこともあるかもしれないです 短歌をつくることより、人生をやっていくことのほうがずっとずっと大事だから
以前、人生に悩んでいる渦中の方に対して「短歌つくれば!?」とか言ってしまって、あれは無責任な発言だったかもと最近は思うこともあります
短歌は用法用量を守って、つらくない範囲でやっていこうね わたしもそうします 無理せずに
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