オノダアツシ

ブラジルおじさん、ときどき大韓おじさん。 プライマーとか生活創庫とかDJやったり プレ…

オノダアツシ

ブラジルおじさん、ときどき大韓おじさん。 プライマーとか生活創庫とかDJやったり プレイリストいろいろつくったり して遊んでもらってます。

記事一覧

2023年7月の音楽

虫籠 この月は、中津川はtocoro burgerにて夏のイベント「虫籠」にDJとして参加しました。虫籠については、インスタでこれでもか!とサウダージたらたらの文章を書いたの…

オノダアツシ
10か月前
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2023年6月の音楽

この月は、多治見市のCAFENEU!でとても素晴らしいフリマカルチャーイベント「キャバレー河」に参加させてもらった。人生初の夫婦でのフリマ出店に、DJ(たくさん参加された…

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2023年5月の音楽

この月は、らくだのパスタというところで、原田茶飯事さんのライブイベントKobuKobuがあり、イベントの全時間のBGMDJをやらせてもらいました。これまでも友人が、原田茶飯…

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TOKI RIVER 第11話

かざほの場合 🍃私と土岐川の思い出🍃 ・朝、川沿いをランニングしようと思ってプーマのランニングシューズを買った。それで、早起きして川をランニングして仕事に行った…

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TOKI RIVER 第10話

タナカの場合 🪑橋の灯りがあたる場所に集まって輪になっていた🪑 「最近、巷で流行っているというチェアリングを土岐川でやってみたい!!」という掛け声のもと、それぞ…

TOKI RIVER 第9話

アゲハの場合 🦋DJアゲハ爆誕🦋 中国から日本へ出稼ぎに来たアゲハはブラウン管の部品を作る工場で働いていました。 ところがブラウン管テレビの製造が終了することで工…

TOKI RIVER 第8話

たかしの場合 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 土岐川の流れに身をまかせ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 7年前ぐらいに、この辺りに引っ越してきた。 いろいろとあって…

TOKI RIVER 第7話

オノダの場合 /////////////////////////////////////////////////////////////  反射ベストの軍団とクラウトロックの一団 ///////////////////////////////////////////…

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TOKI RIVER 第6話

のんの場合 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ Whichever Way You Are Going,You Are Going Wrong. ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 4月某日 休日。とりあえずNetflixを開く…

TOKI RIVER 第5話

オカベの場合 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 湖海文化圏人が河川文化圏に接した時に見られる違和感に関する二、三の考察 ーーーーーーーーーーーーーーーーー…

TOKI RIVER 第4話

りえの場合 どうしても、やめられないこと。 覗かずにはいられない。 どうしても、どうしても、川を覗かずにはいられない。 そんな子どもじみたことを、思うけれど 土岐…

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TOKI RIVER 第3話

カトーの場合 「ねぇ、バードウォッチング行かん?」 放課後、ランドセルに教科書を突っ込んでいると突然声をかけられた。 彼とはあまり話したことがなかった。 気づく…

TOKI RIVER 第2話

ちえの場合 この町に来たばかりの頃、シェアハウスで暮らしていた。あの日は同居人の友人が訪ねて来ていたのだった。 出掛けてくるねと言って私がどこへ行ったのかは忘…

TOKI RIVER 第1話

カサノの場合 「ああ、今日もいるな」 下校途中、またいつものように陶都大橋の袂の影になってる場所に、隠れるように寄り添う制服のカップル。 楽しく話をしてるわけでも…

1

2023年4月の音楽

この月は、40代の自分の目線で20代の自分を俯瞰して見ているような感じで音楽を選んで聴いてかけていた。 ブラジルの沼に落ちていく前の自分は、音響派であったり、変なヒ…

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プレイリストおじさん

ブラジルおじさん オノダアツシと申します。 ブラジル音楽が好きなおじさん、略してブラジルおじさんと名乗った結果、名前がひとり歩きをして、町でお会いするとオノダと…

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2023年7月の音楽

虫籠

この月は、中津川はtocoro burgerにて夏のイベント「虫籠」にDJとして参加しました。虫籠については、インスタでこれでもか!とサウダージたらたらの文章を書いたので、これ以上書きますまいというところではありますが、各々の得意技と創造性がかみ合ったホントに素晴らしいイベントだったと思います。
今回は、自分がやったDJのセットリストをプレイリストにしていますが、なんとなく1曲ずつコメント

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2023年6月の音楽

この月は、多治見市のCAFENEU!でとても素晴らしいフリマカルチャーイベント「キャバレー河」に参加させてもらった。人生初の夫婦でのフリマ出店に、DJ(たくさん参加されたので30分だけ)。コ○ナがあけたら、世の中はもっと優しい世界になったらいいなあと思っていましたが(現実は、殺伐としてひでえことばかり)、そんなボンヤリと思い描いていた世界がそこにはありました。買うと食べると呑むだけではこうはならな

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2023年5月の音楽

この月は、らくだのパスタというところで、原田茶飯事さんのライブイベントKobuKobuがあり、イベントの全時間のBGMDJをやらせてもらいました。これまでも友人が、原田茶飯事さんのライブイベントを企画してはDJに声をかけてもらっていたのですが、なかなかタイミングが合わず、今回念願の邂逅でした。ブラジルラバーなミュージシャンとご一緒できて嬉しかったです。

Bala Desejo / SIM SI

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TOKI RIVER 第11話

TOKI RIVER 第11話

かざほの場合

🍃私と土岐川の思い出🍃

・朝、川沿いをランニングしようと思ってプーマのランニングシューズを買った。それで、早起きして川をランニングして仕事に行ったらずっと眠くて、朝から走らなければよかったと心から思った。次の日からはランニングに行かなくなった。

・猫に遭遇した。猫は、背の高い草の中に入って1人で遊んでいた。私が近づいて猫じゃらしみたいな草でサワサワすると、ちょっと面倒くさ

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TOKI RIVER 第10話

TOKI RIVER 第10話

タナカの場合

🪑橋の灯りがあたる場所に集まって輪になっていた🪑

「最近、巷で流行っているというチェアリングを土岐川でやってみたい!!」という掛け声のもと、それぞれ自慢の椅子を用意して友人たちと集まった。
持ち寄った椅子を互いに褒め合う。
ひとしきり褒めあって満足した。
せっかく流行りのチェアリングをするならばと、近所のちょっといいスーパーで買い出しをすることに。
それぞれ好きなお酒や食べ物

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TOKI RIVER 第9話

TOKI RIVER 第9話

アゲハの場合

🦋DJアゲハ爆誕🦋

中国から日本へ出稼ぎに来たアゲハはブラウン管の部品を作る工場で働いていました。

ところがブラウン管テレビの製造が終了することで工場も閉鎖になってしまい、職を失ってしまったアゲハは肉まんや水餃子を売りながら暮らしていました。

しかし商売は思うようにはいかず、売れ残った肉まんをこっそり川に流す日々。

ある夏の日の夜、いつものように川へ向かう途中、どこから

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TOKI RIVER 第8話

TOKI RIVER 第8話

たかしの場合

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
土岐川の流れに身をまかせ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

7年前ぐらいに、この辺りに引っ越してきた。
いろいろとあって、その事で70%程死んだ状態でなんかどうしたら良いのかよく分からんくなりええ家見つけたし引っ越そと思って。
その頃にやっていたバンドで海外アーティストとライブが一緒になってたりしたので英語話せたら良いと思い、ちょうど近くに英会話教室

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TOKI RIVER 第7話

TOKI RIVER 第7話

オノダの場合

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 反射ベストの軍団とクラウトロックの一団
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この土地に来て最初の夏。
私は土岐川で長い1日を過ごすことになった。

土岐川での平穏な日常

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TOKI RIVER 第6話

TOKI RIVER 第6話

のんの場合

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Whichever Way You Are Going,You Are Going Wrong.
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

4月某日

休日。とりあえずNetflixを開く。開いたはいいものの、あーでもない、こーでもないと時間だけが過ぎ、しばらくして朝の支度を始める。もう、数えきれないほどの

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TOKI RIVER 第5話

TOKI RIVER 第5話

オカベの場合

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
湖海文化圏人が河川文化圏に接した時に見られる違和感に関する二、三の考察
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

新しい街に移るとき、大きな水辺を探してしまう。偶然のめぐりあわせか、無意識下の選択か、私の住む街にはいつだって大きな水辺が存在した。
何か浮かない気持ちになると自然と足を運ぶ。
寄せて返す波は対話のよう。青く大きな身体で受け止

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TOKI RIVER 第4話

TOKI RIVER 第4話

りえの場合

どうしても、やめられないこと。
覗かずにはいられない。
どうしても、どうしても、川を覗かずにはいられない。

そんな子どもじみたことを、思うけれど
土岐川を渡るたびに「覗きたい」衝動に駆られる。
水の量、透明度、水草に魚、鳥と岩
叶うなら川底をじっと見ていたい。

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とある休日
長い散歩に出かけた。
土岐川を越えて、知らない場所へ向かうために。

陶都大橋の真ん中で、いつもの

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TOKI RIVER 第3話

TOKI RIVER 第3話

カトーの場合

「ねぇ、バードウォッチング行かん?」
放課後、ランドセルに教科書を突っ込んでいると突然声をかけられた。
彼とはあまり話したことがなかった。

気づくと「いいよ」と答えてしまっていた。

正直、バードウォッチングが何かはよく知らなかった。
彼に聞いても詳細は秘密だそうだ。

それでも聞きなれないカタカナは
大冒険でも始まりそうな気がした。

着いたのは河川敷。
彼は『野鳥観察

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TOKI RIVER 第2話

TOKI RIVER 第2話

ちえの場合

この町に来たばかりの頃、シェアハウスで暮らしていた。あの日は同居人の友人が訪ねて来ていたのだった。

出掛けてくるねと言って私がどこへ行ったのかは忘れてしまったけど、夕方の風が気持ちよくて自転車から降りて橋を渡っていたら、ふと河原で踊り狂う人の姿が目に付いた。

あれ、さっき家に来た同居人の友達だ。

夕陽に反射した二人の笑顔が神々しくて、なんだかつられて笑えてきてしまった。

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TOKI RIVER 第1話

TOKI RIVER 第1話

カサノの場合

「ああ、今日もいるな」
下校途中、またいつものように陶都大橋の袂の影になってる場所に、隠れるように寄り添う制服のカップル。
楽しく話をしてるわけでもなくただ2人川を見つめて寄り添っている。
もう半年くらい見てる光景。
もはや風景だな。
雨の日も、冬の日も、部活で遅くなってすっかり陽が落ちた時でもやっぱり寄り添ってそこにいた。

でもある日見かけたら男の子1人が座っていた。次の日も

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2023年4月の音楽

この月は、40代の自分の目線で20代の自分を俯瞰して見ているような感じで音楽を選んで聴いてかけていた。
ブラジルの沼に落ちていく前の自分は、音響派であったり、変なヒップホップだったり、とにかくギヤーという感じのものであったり、生活創庫にいたこともあってか、広く浅く偏っていたと思う。おじさんになってようやく消化できたのかもしれない。

ALBAMA SHAKES / SOUND&COLOR

アラバ

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プレイリストおじさん

プレイリストおじさん

ブラジルおじさん

オノダアツシと申します。
ブラジル音楽が好きなおじさん、略してブラジルおじさんと名乗った結果、名前がひとり歩きをして、町でお会いするとオノダという名前よりもブラジルおじさんですか?と言われることがしばしば。一緒にいる家族には申し訳なく思っています。

そもそもなんでブラジル音楽か?
20代の前半に働いていた某外資系CDショップを辞めたとき。この世の中の音楽に全てにこれから関わる

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