2023年6月の音楽

この月は、多治見市のCAFENEU!でとても素晴らしいフリマカルチャーイベント「キャバレー河」に参加させてもらった。人生初の夫婦でのフリマ出店に、DJ(たくさん参加されたので30分だけ)。コ○ナがあけたら、世の中はもっと優しい世界になったらいいなあと思っていましたが(現実は、殺伐としてひでえことばかり)、そんなボンヤリと思い描いていた世界がそこにはありました。買うと食べると呑むだけではこうはならない文化の世界がここにはあり、ほどよい距離感と空気が漂っていました。

Menina,Menino  / Adriana Partimpim

Menina,Menino  / Adriana Partimpim

アドリアーナパルチンピンは、アドリアーナカルカニョットの別プロジェクト。サンバを子供向けに楽しく聴かせるプロジェクトだったかに思いますが、これがどの曲も素晴らしく、大人が聴いてもじんわり来るプロジェクトです。いつもは1stからかけるのですが、そういや2ndどういう風だったっけ?的に引っ張り出してジャケをみたら、この曲が頭をふわっと流れた。タイトルは「女の子男の子」。ああこれだと思い、選びました。そして、アドリアーナカルカニョットの新譜が出たのを思い出しました。

Semreceita / Carimboi

Semreceita / Carimboi

キャバレー河が開催される週は、雨続きで、お店の前の土岐川はドブドブに川の水位がぐんぐんあがってきて、川原にいるヌートリアも上ってくる始末。そんな水ドブドブの感じのジャケ。でも川ではない。
センヘセイタと読むこのグループはアントニオロウレイロがプロデュースしたグループ。コンテンポラリージャズとブラジル音楽のミクスチャーで、複雑でわちゃわちゃしててユーモアもあって、このイベントの雰囲気はこんな感じかなあと思って選びました。

みんなの河

キャバレー河のフライヤー。センヘセイタのジャケに構図が近いすね。

キャバレーは、ドイツ語で「みんなが集まる場所」みたいな意味らしく、キャバレー河がみんなが集まる場所をつくるイベントでした。てことで、そのときの自分のDJのセットリストをまとめたプレイリストが「みんなの河」です。5月の音楽の方々も登場しております。
というか、DJやるときは基本プレイリストで作ってみて考えるようにしています。でも、音源(CD)持っててもサブスクにない曲も実際あるので、あんまりDJのプレイリストは上げないようにしてたんですが、今回はまんまできたので、しれっとここにリンク張っておきます。
30分程度の短いプレイリストですが、今年のうだるような暑さの中でのちょっとした車の運転に少しくらい役にたつかもしれません。

Astrud Gilberto / Zigy Zigy Za

Astrud Gilberto / Zigy Zigy Za

ちなみに今回のDJでかけよかなあとも思いつつ、かけなかったこの曲。
そもそも自分のブラジル音楽の聴き方は、現在進行形のMPBを中心とした音楽を追いつつ、知ってはいるが実はあんまり聴いていない昔からのアーティストを取り上げてマイブーム的に聴くって感じなんですが。
ちょっと前まで(今も)ジョルジベンがブームだったんですが、彼の曲で、Take It Easy My Brother Charieっていう全然気楽にいけないやかましい曲があるんですが。
カヒミカリイのカバーは知っていましたが、そういえばアストラッドジルベルトは聴いたことないかもと、妻のアストラッドジルベルトコーナーを見たけど、なかったので買った1枚。
そしてその曲よりも、1曲目がグッときたという話です(9曲目のミルトンのカバーも)。展開・転調にグッときます。
とってもキラキラしててグルービー。他の作品の彼女とは違う彼女です。
そして、ここから彼女を聴き込んでみるかと思っていた矢先の訃報。
ご冥福をお祈りします。ありがとうございます。

6月について

まさかまさか。
自分が6月中旬に殴られたようにコ○ナにかかり大変でした。
DJ参加を楽しみにしていたもうひとつのイベントもキャンセルしてしまったし(タクローくん、リベンジさせてください)。
こ○なもの5類にしたら、いかんです。
熱中症もコ○ナもホントに大変ですので、油断しないように清潔にちゃんと寝て体調維持しましょう。
そして、感謝の気持ちを忘れず言葉にしていきたいです。
そしてコ○ナ明けから、なにやら身の回りに変化が起こり、慌ただしい怒涛の7月に向かっていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?