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木曜日はモグモグ食べること・フランス家庭の食卓から【秋の実りを冬に楽しむほくほくバターナッツ】

こんにちは、あとりえ・あっしゅです。大寒を過ぎてもまだまだ寒い日が続きますね。
みなさまお元気ですか?

寒い日には温かいス-プが食べたくなります。秋にたくさん収穫した
「バターナッツ」を使ってスープを2種類作ってみました。

フランスでは秋からマルシェやス-パ-に並んでいる「バターナッツ」ですが、日本でもポピュラーですか?

去年の春、種から育てた苗を地植えしてスクスクと育ったバターナッツ。

収穫したのは10月でした。

場所をとる野菜なので、3株だけ植えたのですが、このように大きくなり

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豊作でした。

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11個も!


収穫後、2,3か月は保存できる便利な食材。

好きな野菜ですが、皮がすごく硬い。

かぼちゃの一種だから、仕方がないんですけどね。

それで料理する時は、包丁で半分に切ってからオ-ブンに入れて焼いてしまいます。どの料理をするにしても、とりあえず焼く。
そうすることで簡単に皮がむけて中身だけを取り出すことができます。
そして、なんと言っても焼くことでバターナッツの甘みが増します。

いちばんシンプルなバターナッツ焼き。塩こしょうをして、オ-ブンへ。180℃で40~50分で焼き上がり。
火が通ったら最後にとろけるチーズをのせて仕上げ。

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付け合わせはコキエットというショ-トパスタ。茹でたてにバタ-をのせただけのもの。フランスではこのようにパスタをプレ-ンな形で食べることがあります。最初は慣れずにびっくりしました。麺だから日本で言ったら「素うどん」のような感覚でしょうか。

話がそれました。バターナッツ半分を食べるのは量が多すぎるので半分をまた半分にします。ほんのり甘いバターナッツ。

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焼く前はこんな感じ。種は少ないですね。

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では、本題のス-プの作り方です。

出来上がりはこちら。中には何が入っているのでしょうか。


これを入れました!

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コ-ラル色のレンズ豆


先週の「木曜日はモグモグ…」でレンズ豆のことを書いたのですが、


ちょうど家にコ-ラル色のがあったので使ってみました。

その他の材料(2~3人分)

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玉ねぎ 半分
にんにく 半片
ココナツミルク 100㏄
オリ-ブオイル 大さじ1
バターナッツ 4分の1くらい
コ-ラルレンズ豆 100g
水 500㎖
タ-メリック 小さじ半分弱 ない場合はカレ-粉でも
塩、コショウ少々


作り方(ざっくりと)

1. 鍋にオリ-ブオイルを熱して、みじん切りにしたにんにくと玉ねぎを入れて焦がさないように炒める。

2. 1を炒めたらターメリックを入れて1分くらい混ぜながらさらに焼く。

3. 1の鍋に水500㎖を入れ、あらかじめ洗っておいたレンズ豆を入れて
沸騰させる。好みで塩コショウを入れて火を中火にして10分ほど煮る。

4. 3にあらかじめ焼いておいたバタ-ナッツを入れて5分煮る。
  

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5. レンズ豆が煮えたか確認し、ココナッツミルクを入れて弱火で5分煮る。
  ここで好みで塩を足す。

6. ミキサーをかけてポタージュ状にして出来上がり。


ここで、レンズ豆がない時のス-プのレシピを。

またざっくりですが、

オリ-ブオイルの代わりにバタ-(15g位)で玉ねぎをゆっくりと炒めて、そこにあらかじめ焼いておいたバタ-ナッツを入れる。そこへ牛乳を足してコトコト煮る。塩コショウで味付け。お好みでブイヨンを少し入れてもよい。牛乳の量は、バターナッツの量をみて加減する。

丸ごと焼いたバターナッツ。ス-プに使わなかった分は柔らかクッキ-を作ってみました。生地のなかにバターナッツのピューレとチョコチップを。

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またメイン料理のつけあわせとして、焼きバターナッツも。

ここでは、食べる前にハチミツとタイムをかけていただきました。

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この黒いものは何?


と思われた方、それはまたいつかの「木曜日はモグモグ…」で!


今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
感謝です。

今週は嬉しいことが3つありました。

先週の「レンズ豆」の記事でみなさまからたくさんのコメントをいただきました。そして、ももまろさんがレンズ豆を使ってほっこりしていただけたみたいなんです。記事も紹介してくださり嬉しかったです。ありがとうございます。

それから、こちらでも記事を紹介してくださりました。
かわちゃんさん、ありがとうございます。

そして、noteさんからも嬉しいお知らせをいただきました。

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いつも皆様が読んでくださるお陰です。ありがとうございます。

レシピや作り方、またその他もろもろ、ご質問があればお気軽にコメント欄からどうぞ。お待ちしています。

「木曜日はモグモグ食べること・フランス家庭の食卓から」では、ひとつの食材をテ-マにしたエッセイを発信しています。フランスの飾らない日常の食卓を覗いてみませんか。

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それでは、また来週木曜日のモグモグでお会いしましょう。


あとりえ・あっしゅ






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