あまりりす

Love Letter💕 自分のために 今の気持ち・つぶやきを素直書いていく  2…

あまりりす

Love Letter💕 自分のために 今の気持ち・つぶやきを素直書いていく  20200708

最近の記事

今日から学校には行きません!!

ある朝、スマホを手に取ると 高2のキミからラインが入っていた。 「今日から学校には行きません」 と。 えっ、何?? こんな大切なこと、 LINEで伝えてくる?? と驚いた。 そういや、子ども達は、 バイトを休むときも LINEで休んでいたな。 あたしが学生のころは、 バイト先に電話しなきゃ休めなくて、 上司のお怒りの顔を想像しながら、 お腹が痛くなりながら電話してたのに (-_-;) そっか・・・ 時代が変わったからLINEもありか・・・ との妙な部分

    • チチとうなぎ 後半

      チチは、自分中心に世界が回っている人だった 相手が子どもであれ、いつも自分が正しいのだ 世間体を第一とする彼は 周りにはまるで家族の仲がいいかのようにふるまう 忙しいくせに、 無理に休みを取って旅行に行く 月に数回外食に連れだす 家に頻繁にお客を招く しかし それが私たちにとって 最大の苦痛になっていたことを彼は知らない 大人になるにつれ 美味しいものを楽しく 大好きな人たちと食べる時間を少しずつ持つようになり 食に対する恐怖心も減ってきた だが、トラウマという

      • 二十歳のとき

        1月11日は成人の日。 緊急事態宣言で、成人式はなしで、 数日前に着付けもろもろキャンセルしたばかり。 それなのに、あなたは前日の夕方に 「着物を着てお友達と写真を撮りたい」 と言い出した。 20歳でもべそをかく。 正直、なんで今さらと、 かなりイラッとしたけど、 素直なあなたの希望を叶えてあげたいと思った。 そして、バタバタしながらも、 彼女の願いはあっさり叶った。 当日、あたしは、 娘の意向でカメラマン+付き人 として一緒に行動。 思いがけず、 彼女の世界

        • チチとウナギ 前半

          あたしは、家族の団らんが何よりも嫌いだった なぜなら、父 (チチ) がすぐに怒るからだ 我が家では、 小さいころから何度お膳がひっくり返ったかわからない お味噌汁がぬるい 子どもの箸の持ち方が悪いなど ほんの少しでも気にいらないことがあると すぐに頭に血が上がるチチ だから、家族は彼に対して腫物に触るような扱いしかできなかった 「あなたの嫌いな食べ物は」 「うなぎです」 「えーっ。どうして? 美味しいのに」 小さいころから何度も交わされた会話 3歳のとき家

        今日から学校には行きません!!

          金髪のアナタのこと

          週末、家に戻ったら 金髪の少女が家にいた Who are you ? 来年就職するアナタが 人生最後の夏休みだ と金髪にしてきたんだ   金髪の間は、 アルバイトにも行けないので 人生 最初で最後 期間限定の金髪 なんだって でも、 2週間後には 再び黒く染めるんだって !?!?   あたしたちは見慣れてしまい、 もはやアナタの髪の色にふれることはない だからといって 自粛で遊びにいくことも 会える人も限られているので お披露目もままならない 染めるのに3時間以

          金髪のアナタのこと

          あのころのあたしの夢

          思えばあのころは いつも何かに怯えてビクビクしていた 作り笑いをしながら 心ではいつも泣いていた あたしの気持ちと正反対の 青い空を見るのが つらかった でも、前に進めたのは アナタとキミがいたから 『雲ひとつない澄み切った青空を見あげながら 笑顔で子どもたちと手をつないで歩きたい』 これがあのころのあたしの夢 今思えば、ささいな願いだと思う でも あのころのあたしには 大きな大きな夢だった この願いを叶えるために 心から子どもたちと笑える日がくるまで 日々

          あのころのあたしの夢

          アナタが生まれる前に

          ホントはね アナタが生まれる前に わたしを選んでくれた赤ちゃんが2人いたの でも、その子たちは 最終的にわたしに会う前にいなくなってしまった きっと わたしがお母さんになるには まだ早いなと思ったんだね でも アナタは わたしを選んで 会いに来てくれたんだ 他の子がまだ無理だなと思ったわたしを わざわざ選んでお母さんにしてくれた   自分のことで精いっぱいで、 ヒトとしてまだまだ未熟だったわたしを 100%求めてくれた そして、 こんなわたしのことを 「心か

          アナタが生まれる前に

          イノチを祝う

          三浦春馬さんの「死」 とてもショックだった やるせない気持ちでいっぱいになった 気持の置きどころがなくて、辛かった でも、 どんなに悲しんでも どんなに落ち込んでも わたしたちには日常がある ヒトが死んでも お腹は空くし 眠くなるし 面白いテレビを観たら笑ってしまう わたしたちは そういう世界に生きている イノチがあるとは そういうこと 生きているわたしができること あなたが残してくれたものを しっかりと受け取り それをわたしらしさに変換して生きていくこと あ

          イノチを祝う

          キミが生まれた日のこと。

          キミが生まれた日 16年前の7月6日 夜中に病院にいって、 お姉ちゃんより大きかったから、 産むのはちょっと大変だったけど、 あっという間に生まれたね すぐには泣かないで、 時差があったから、 一瞬どきっとしたよ だから、キミの泣き声を聞いたとき、 ほっとしたなぁ 安心したなぁ   そっか・・・ あたしは、 キミが生まれる瞬間に 心配を受け取ってしまったんだ それを手放さずに ずっと持ち続けてしまったのかもしれない 元気で生まれたんだもの もう心配しなくていい

          キミが生まれた日のこと。

          アナタのこと

          アナタのこともそろそろ書き始めよう。 アナタのことを書こうとすると、 なんだか涙が出そうになるんだ。 なんでかな。 きっと書いていくうちに答えが見つかるんだと思う。 アナタが生まれたのは、 2000年8月24日9時15分。 「初めまして お母さんです。 よろしくね」 と照れながら 声をかけたのを 今でも覚えている。 全身から光を放っていて、 そこだけがスポットライトが当たっているような輝かしい愛おしい存在。 わたしが初めてお母さんになった日。 なんだか フワ

          アナタのこと

          キミとあたしは似ている

          キミのことを書こうと思ったのは、 キミが苦しそうだと感じたから。 キミの苦しさは、キミのもの。 それをあたしが引き受けることはできない。 だから、 あたしはあたしなりに 感じてみようと思ったんだ。 あたしはね。 ずっと感じることがこわかったんだ。 感じてしまうと、 すべてわかってしまうから。 感じてしまうと、 本当の自分がわかってしまうから、小さいころからずっと感じないふりをしていたんだ。 怒っているチチのことを怖いと感じてしまうといい子でいられなくなってしま

          キミとあたしは似ている

          わたしであるために

          最近のわたしは なんだか弱くなっているように感じる。 だから、 前みたいに強くならなきゃいけないと思った。 でも、彼方は強くなる必要はないと言った。 強くならなくていいの? わたしは、ずっと強くあらねばと思っていたよ。 強いねと言われると、 まだまだわたしは強くない。 もっと強くならなきゃって思ってた。 『強くなるって何?』 そう聞かれると、なんと答えたらいいのだろう。 「そもそも強い、弱いは自分が決めるものなのかな? 自分はどうあっても自分だよね。 強い

          わたしであるために

          あたしのこと ~ひとりでがんばること~

          あのころ、ひとりでがんばっていたあたし。 なんでもひとりでできるあたし。 「父親不在ですがなにか?」 子ども達の父の日参観だって、 ひとりで堂々と参加した。 クルマを乗り回せないあたしは、 子ども達との長距離移動は電車。 おっきな荷物持って、 ベビーカーに乗った子どもを担いで長い階段を上ったな。 父親がいるということに負けたくなった。 メンタルが強かったわけじゃない。 あたしはひとりでがんばっている。 がんばれている。 自分に対する意地だったんだ。 だから

          あたしのこと ~ひとりでがんばること~

          あたしのこと ~あの頃~

          あの頃のあたしは、ずっとひとりでがんばっていた。 あの時は、頼れるもんなんてなくて、 いろんなもん背負って、 華奢な体で踏ん張っていた。 シングルマザーになって、 世間の目にも、別れた相手にも、 自分にも負けたくなかった。 子ども達の親はあたしだけ。 あたししか、守れる人がいない。 あたしがやらなきゃ誰がやる?? ってすごい気負い。 アナタやキミがいたから、 がんばれた。 あたしは、 初めて自分で選んだ人生に対して 責任を果たしたかったんだ。 生き様ってかっこい

          あたしのこと ~あの頃~

          キミのこと~中学生②~

          キミは、中学生になり、変わっていった。   学校に行き、 戻ってくるとソファになだれ込み、 テレビやipad、ケータイを始める。 あたしは、その姿を見て、 あまりにもだらしなくて、 注意をしたんだ。 そしたら、キミにこう言われた。   「オレは、 外に出て、 たくさん気を遣って、 ずっと緊張しているんだ。 だから、 家に帰ったときくらい、 好きなことをしたっていいじゃないか。 もし、 家でも気を抜けなかったら、 オレはどこで休んだらいいんだ」 ってね。 これ

          キミのこと~中学生②~

          キミのこと ~中学生①~

          キミはいい子で手がかからないまんま小6になった。 でも、小6の終わりくらいから、 すこしずつ変わってきたんだ。 鼻炎をこじらせて、 大きな病院に紹介されたこともあったね。 卒業式に出られるかちょっとドキドキした。 その後、無事卒業&中学に入学。 でも、 4月にサッカーの練習中に骨折をしたんだ。 手首をぐにゅっとねじっちゃってね。 夜中に救急に行って、そこで痛い施術されて、 一晩うなって、朝イチで外来受けたら、 緊急入院&手術になってしまって・・・ 中学に入っ

          キミのこと ~中学生①~