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あたしのこと ~あの頃~
あの頃のあたしは、ずっとひとりでがんばっていた。
あの時は、頼れるもんなんてなくて、
いろんなもん背負って、
華奢な体で踏ん張っていた。
シングルマザーになって、
世間の目にも、別れた相手にも、
自分にも負けたくなかった。
子ども達の親はあたしだけ。
あたししか、守れる人がいない。
あたしがやらなきゃ誰がやる??
ってすごい気負い。
アナタやキミがいたから、
がんばれた。
あたしは、
初めて自分で選んだ人生に対して
責任を果たしたかったんだ。
生き様ってかっこいいもんを作りたかったのかもしれない。
だから、あのときは、
まったく辛いなんて思わなかったよ。
でも、今思えば、ちょっと力みすぎていたかな。
空回りも多かったと思う。
あの時の必死なあたし。
なんとか自分の足で立とう、
歩こうとしてたあたし。
よくがんばっていたよ。
なんだか愛おしい。
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