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あのころのあたしの夢


思えばあのころは
いつも何かに怯えてビクビクしていた

作り笑いをしながら
心ではいつも泣いていた

あたしの気持ちと正反対の
青い空を見るのが
つらかった

でも、前に進めたのは
アナタとキミがいたから

『雲ひとつない澄み切った青空を見あげながら
笑顔で子どもたちと手をつないで歩きたい』

これがあのころのあたしの夢

今思えば、ささいな願いだと思う

でも
あのころのあたしには
大きな大きな夢だった

この願いを叶えるために
心から子どもたちと笑える日がくるまで

日々生きようと思えたんだ

もう

アナタもキミも
手をつないでくれる歳ではないけれど

いまのあたしは
青い空が大好きで

毎日キミたちと
手をつないで歩いているような

軽やかな
しあわせな気持ちで
日々満たされている

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