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京都のものづくり - aso / かねたか

こんにちは。asoのかねたかです。
前回の記事では、ちょっとニッチな京都についてご紹介したのですが、、、
意外にもいい反応をいただけたので、再び少しニッチな京都について擦っていきたいと思います。
↓↓ 前回の記事はこちら ↓↓

今回のテーマは京都のものづくりについて。
京都のものづくりを知るにあたって、オススメしたいイベントがあるので、
今回はそのイベントを中心に京都のものづくりについてご紹介したいと思います。そのイベントとは、、、DESIGN WEEK KYOTO (以降:京都デザインウィーク)です。

京都デザインウィークとは?

毎年2月くらいに開催されてるイベントで、丹波・京都・山城エリアの「モノづくりの現場」が一斉オープンし、モノづくり産業や京都に関わる人、モノづくりが好きな人、そしてこの地域に住む人. . .誰もが気軽に訪れることができるイベントです。
ちなみに、今年の会期は2023年2月16日~19日の4日間です。
期間中の4日間は京都各地で以下の4種類のイベントが開催されます。
①オープンサイト・ソロビジット
②オープンサイト・オンライン

③オープンサイト・ラーニング
④オフィシャルイベント

今回は、私が参加したことがある①と②についてご紹介します。

①オープンサイト・ソロビジット

京都に点在するものづくりの現場(会社)を見学・体験できます。
京都デザインウィークでは一番メジャーな楽しみ方で、私もこちらに参加することが多いです。
体験等は有料なものもありますが、見学ではかなりしっかりとした説明を受けながら工場見学ができるにも関わらず、参加費無料という神イベント。
サイトでそれぞれの現場(会社)の参加枠を確認して、予約が必要になります。人数制限もあったりするので早めの予約がオススメです。

②オープンサイト・オンライン

先ほどのオープンサイト・ソロビジットはオフラインイベントですが、中には京都に足を運びにくい方もいらっしゃると思います。
そんな方にオススメしたいのがオンライン(ZOOM)で開催されるこちらのイベント。こちらものづくりの現場の見学や説明を受けることができます。
スマホ一つでとても気軽なので、まずはこちらでお試しするのも◎です。
こちらも事前登録が必要になります。


過去のレポ

【漆】佐藤喜代松商店

漆を生産されている工場さんです。
漆と聞くと肌が荒れてしまうのではないかと心配にもなりますが、全然荒れたりしないので安心してください。
漆の歴史や製造方法について説明(1時間程、とても丁寧に分かりやすく説明してくださります。ものづくり好きな人にはめちゃくちゃ面白いです。)を受けたあと、工場見学をさせていただきました。
漆で新しいことにチャレンジされていて、スパナへの漆加工、真珠への漆加工の他、実験で車のボディへの漆加工もされたそうです。

加工前の不純物が多い漆
加工後の漆
漆加工されたスパナ

【竹細工】横山竹材店・TAKENOKO

珍しく女性の竹細工職人さんがされているお店です。
この時はがっつり見学というよりは、予約なしで自由に見学していってくださいスタイルだったのですが、あまりに竹をきれいに気持ちよく割いていく姿に我慢できずに「少しやらせてください!」と無理を言って少し体験をさせていただきました。竹を割くだけなのにすごく難しくて、私が挑戦すると同じ刃物なのに竹に刃物が入っていく事すらありませんでした。
今年は体験もされているみたいなので、ぜひ凄さを体感してみてください。

後輩が竹割にチャレンジ!
竹で作られたベンチ

【染工場】亀田富染工場

シルクスクリーン印刷という専用の型を使って一色づつプリントしていく印刷方法で模様を作り、Padong(パゴン)というブランド名でアロハシャツを販売されています。
手作業でめちゃくちゃスピーディーに作業されていくのにも関わらず、出来上がった印刷は色ずれもないきれいな仕上がりで感動します。あの感動をぜひ味わっていただきたい、、、!

色ずれがない、、、!
染料がたくさんはいったバケツ

【仏像彫刻】土御門仏所

仏像の製造と修繕を行われています。
仏像を作っているというとすごく厳格で厳しいイメージがあったのですが、とても気さくで新しいことにチャレンジされていてギャップがすごいです、、、!仏像とは何かを簡単に言うと「神様をいかに表現したもの」なのですが、仏像って足元をよく見ると雲があしらわれていたりと、、、浮遊感をイメージされているんですよね。そんなところから、仏像をドローンに乗せて実際に浮遊させるドローン仏を作ったりと、、、
いい意味で仏像のイメージを壊されます。どこに行くか迷ったらイチオシです。(仏像って京都っぽいですし。)

仏像の中身は空洞で火事があった際にもすぐ避難できるように軽量化されているそう。
中に記録を入れたりして、数百年後に見つかることもあるそう。
下絵段階の仏像
小さいカンナがかわいい
ドローン仏
マツコの知らない世界のために作られたマツコ仏


write:かねたか

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