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「書く」ための情報編集のやり方3ステップ「もう、まとまりのない文章なんて言わせない!」

何をどの順番で話すか、何を話さないかを決めるのが「編集」

「文章がまとまらないと言われたことがある」
そんなあなたに伝えたい、情報編集の3つのステップについて
今回は話します。

文章を書く時に重要なのは2つ。

1、何を話して、何を話さないかを決めること
2、どの順番で話すのかを決めること

です。

これは、普段のSNSやブログなどで文章を書く時によく用いられる

情報共有型
(情報を用いて相手に「理解」してもらうことで伝える文章の型)

の文章で特に大切になる考え方。

話があっちこっち行ってしまうように感じられるのは

「関係ない情報が入っている」
「正しい順番で要素が並べられていない」

ことが原因です。

そこで、今回は


「もう、まとまりのない文章なんて言わせない!」
「書く」ための情報編集の基礎
 3ステップ

について話します。

情報共有型の文章って何だっけ?

「情報共有型って何だっけ?」と思ったあなたのために
簡単に復習しておきますね。

どんな文章にも、「一番伝えたい情報(主題)」があります。

そして

「感情」を伝え、読者に「その気持ちわかる!」と
「共感」してもらうことで
主題を伝えるのが「感情共有型」の文章です。

エッセイ、物語、日々の些細な気付きなどの発信に役立ちます!

一方

「情報」を伝え、読者に「なるほど!」「たしかに!」と
「理解」してもらうことで
主題を伝えるのが「情報共有型」の文章です。

知識、ノウハウ、自分なりの考え方などの発信に便利ですね!

(→詳しくは、情報発信の型は2つだけ!情報共有型(理解)&感情共有型(共感)を読んでね

そして

情報発信型の場合、基本の流れは3段階です。

(序論、導入)
・結論ー主題(最も言いたいことor全体像)
・本論ー出来、事例、知識、ノウハウなどなど…
・結論ー主題(まとめ)

(詳しくは、PREP法を見てね!

情報の並び替えっていつ、何のためにやるの?

復習が長くなりましたが
今回話すのは

「情報の編集」…情報の分解、取捨選択、並び替え

についてです。

「結論」は一文で言えるはずなので
分解、取捨選択、並び替えはありません。

(詳しくは、「この言葉に全てを集約せよ!」を読んでね

でも、それ以外は一文で言えないはず。
あれもこれも、言いたいからとっ散らかっちゃうんですよね?

つまり、結論と結論に挟まれた

結論以外の全てがつめ込まれた

「本論」

の部分では、適切に情報の選別・並べ替えをしないといけないのです!

情報編集の鍵は、情報の分解からの「レベル」と「接続」

以前書いたように

主題、こんな要素を入れたいなというのが決まったら、最初に今ある情報を全て分解します!

そして、「分解」してバラバラになった情報を
「再構築」します!

この再構築の時に

情報・要素の「取捨選択」「並べ替え」をするのですが、

鍵は2つ。

1、情報・要素の「サイズ・レベル」
2、情報・要素同士の「接続」

この2つについて、説明をしつつ
まとまりのある文章にするための

【情報の再構築3ステップ】
STEP1:情報・要素の「サイズ」「レベル」確認
STEP2:情報・要素の「並び替え」
STEP3:情報・要素の「接続」

を話しますね。

STEP1:情報・要素の「サイズ」「レベル」確認

情報・要素のサイズ・レベルとは
簡単にいうと
情報の人間関係(?笑)、関係性みたいなことです。

小学生くらいでやったことがあると思うのですが

問題1(サイズ):不等号で表してみましょう。
「学校」「私」「心臓」「宇宙」「都道府県」

答え:「心臓」<「私」<「学校」<「都道府県」<「宇宙」

とか

問題2(レベル):仲間外れはどれでしょうか?
「トマト」「りんご」「きゅうり」「オレンジ」「やさしい」

答え:「やさしい」

みたいな感じです。

そして、ステップとしての実戦では、本論で

あなたが書こうとしている様々な情報の「サイズ」「レベル」で
情報の内容、関係性を洗い出しつつ

必要に応じて追加したり、整えつつ
主題に関係のないものを思い切って外してください。(選択)

(上の問題2の「やさしい」みたいな要素)

STEP2:情報・要素の「並び替え」

「並び替え」とは、情報・要素の「サイズ」「レベル」
そして、関係性に応じて

どの順番で情報を並べるかを決めることです。

これは内容による部分もあったり、慣れが大事にはなってくるのですが

鉄則は

「同じ話、続いている内容は近くに配置する」

です。

「なんか同じ話が何度も出てくる(わざとでなく)」
を回避したり
「話がグルグルしてわかりにくい」
と言わせないためにとっても大事です!

STEP3:情報・要素の「接続」

接続とは、関係として、直前の情報、要素と

「どうつながっているか」

を考えるということです。

また別の記事でも詳しく書きますが

接続は3種類

「並列」…同じサイズ、レベル
「順接」…「だから」「そして」で続けられるもの
「逆接」…「しかし」「なのに」で続くもの

だけ、とりあえず押さえればOK!

これを自分の中でわかって
流れを明確にしてから、書き進めていきましょう!

(私はよく「文章は数式だ」と言います。
数式で表せない文章は、失敗してる可能性が高い!笑)

情報の「分解」「再構築」が上手になれば、文章はめちゃくちゃわかりやすくなる!

今回の話は、一回読んで

「できた!」

となるのはもしかしたら難しいかもしれません。

でも、このことを頭に入れて
様々な情報を捉えたり、普段から意識して考えたりすることで
どんどん「左脳」が鍛えられます!

(私はもとも音楽、芸術の世界の住人だったのですが
これを徹底的に鍛えた今は、「論理的な人」と呼ばれます。
実際は、めっちゃ感覚派でもあるんですけどね笑)

今回は


「もう、まとまりのない文章なんて言わせない!」
「書く」ための情報編集の基礎
【情報編集の3ステップ】
STEP1:情報・要素の「サイズ」「レベル」確認
STEP2:情報・要素の「並び替え」
STEP3:情報・要素の「接続」

についてでした!

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