見出し画像

「3つ接続(つながり方)」の意識で、論理的な文章になる!「筋が通らない」と言わせない思考術

3つの接続の意識で、論理的な文章になる

「論理的とか苦手」「接続って何?」
というあなたにこそ伝えたいのが

3つの接続だけとりあえず意識して
論理的な文章を書く方法。

「何を言いたいのかわからないと言われる」
「論理派でなく感覚派」
「話の筋が通ってないと言われるが、自分ではわからない」

というあなたに知って欲しいこと
「接続」の意識です。

今回は


誰でも論理的な文章を書ける
「3つの接続」の意識

について話します。

接続って、いつ考えるもの?

3つだけならできそうな気がするけど
そもそも接続ってどの場面で考えるの?

とあなたもふと思ったかもしれませんね。

文章を書くときは3ステップ。
1:主題を決める
2:情報を分解
3:情報の並び替え

を行います。(詳しくはこちら

そして、上の3つ目「情報の並び替え」は
言い換えると、分解してバラバラになった情報を
「再構築」です。その細かい手順が
STEP1:情報・要素の「サイズ」「レベル」確認
STEP2:情報・要素の「並び替え」
STEP3:情報・要素の「接続」

です。(詳しくはこちら
この3つ目に「接続」がありますね。

つまり

・何を一番言いたいかを決めて(主題)
・それに関連する情報を洗い出して、流れが通るように並べながら

「それぞれの情報同士がどういう関係なのか」を考える際に
「接続」を意識します。

「大きな要素」「小さな要素」それぞれの接続を考える

「それぞれの情報同士」と言いましたが
「サイズ」「レベル」で情報を整理すると

「大きめなパーツがあって
そのパーツの中にたくさん小さな情報がある」

という状態になります。

この時に接続について考えるコツは

「同じサイズの、直前の要素との接続について考えること」です。

つまり
「大きめの要素」(例えば「見出し」としてのまとまりになるようなテーマ)
は直前の「大きめの要素」(同じように「見出し」になっているテーマ)
との関係性を考える。

「小さな要素」(例えば、見出し内のそれぞれの文章など)
は直前の「小さな要素」(直前の「文」ということになりますね)
との関係性を考えるのです。

接続の基本は3つ「順接」「逆接」「並列」

本当は、接続と言ってもいっぱいあるんですよ。
当たり前だよ、日本語はそんなに簡単じゃないさ。笑

でもね、とりあえず、3つだけに集約してしまおうというのが今回です。

集約させて選ばれた接続3つとは

「順接」
「逆接」
「並列」

です。

言葉じゃ覚えられない?
ならイメージでいきましょう!

「順接」…「→」 とか「+」(「そしてね」「それでね」「つまり」ってつながっていく感じ)
「逆接」…「↔︎」(「でもね」「しかし」って戦ってる感じ)
「並列」…「or」「=」(「または」って感じ)

とりあえず、最低限の論理は成り立ちます。
一つずつ、詳しく話しますね。

(それぞれについて接続詞を紹介しますが、文章においては入れなくて良いです。
 この概念、イメージを持って、考えると論理的に筋が通るよってだけなので。)

「順接」とは、進んできた方向のまま進んでいくこと

順接は、それまでの流れにそのまま「乗る」感じです。
イメージは、「→」「+」!

代表的な接続詞は

「そのため」「つまり」「だから」「そして」「なぜかというと」

などです。何となく、流れにのっている感じがするでしょう。

厳密には、「順接」「添加(プラスで追加)」「補足(ちょっと付け足し)」「言い換え(別の言葉で言い換える)」「説明(前の内容を詳しく)」「例示(たとえばとか)」「転換(話題変換)」とかを便宜的に含みます。

「逆接」とは、進んできた方向に対して逆流or横道に逸れる時

逆接は、それまでの流れに逆らう感じです。または、邪道に走る感じ。
イメージは、「↔︎」で、それまでの流れに戦いを挑むのが逆接です。

代表的な接続詞は

「しかし」「一方」「でも」「と言っても」「にもかかわらず」

などです。流れに逆らっている感じがするでしょう。

厳密には、「逆接」「対比(前の内容と対比関係)」とかを便宜的に含みます。

「並列」は、多車線道路

並列は、前の内容の横を並んで走る感じです。
イメージは、「or」で、関係のサイズ感、レベル感を「=」で表現できます。

代表的な接続詞は

「また」「または」

です。
「書く」でいくと

・〜〜〜〜〜
・〜〜〜〜〜
・〜〜〜〜〜

と箇条書きでかけるものは、ほぼ並列です。
(私はたまに、1、2、3とステップ(順接的に)書けるものも「・箇条書き」で書いてますが笑)

接続の制覇で、話の流れ、情報の関係性が明確な筋の通る文章を書こう

「え?これ実際にこれ、文章でどう使うの?」
とあなたはもしかしたら思ったかもしれませんね。

今回のテーマは、接続。ですが、
「論理的な文章を書けるようになるための考え方」
として接続を扱っているので、

大事なのは「接続詞をどう使うか」じゃないです。

イメージ「→」「↔︎」「or」で

情報の関係性をすべて表せるように
内容のレベル、サイズ感を精査する感覚を身に付けることなんです。

この感覚が身につくと

・周りの人(自分)の頭の中が、なぜこんがらがっているかがわかり
・どうして問題を解決できないかわかり
・どうして話の筋が通っていないと言われるかがわかり
・まくし立てられても「いや、待てよ?」と思えるようになり
・自分の言いたいことが整理される

ようになります。

文章を書く時、ちょっと面倒かもしれませんが
せっかくの機会だと思って

情報をバラバラにして箇条書き
並べ替えつつ、間に「→」「↔︎」「or」を入れていく。

このトレーニングをぜひやってみてください。
(一文ずつはやらなくても大丈夫ですよ!)

文章は数式です。そして
これをやるだけで「論理的とは何か」がわかるようになってきますよ。

今回は


誰でも論理的な文章を書ける
「3つの接続」の意識
「順接」「逆接」「並列」

でした。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます!

少しでも共感して頂けたら「いいね!」や「シェア」の応援を頂けたら、飛び上がって喜びます!みなさまからのアクションが、私のエネルギーです!そして、記事が面白かったら是非フォローしてください^^!
よろしくお願いいたします!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

麻生さいかについて

自己紹介はこちらからご覧ください!

ラブリー・ライティング・アカデミー主宰

「書いても書かなくても良い出版社」
ノーベル書店代表

\リアルタイム更新中/
・麻生さいかFacebookインスタTwitterYouTube
フォロー、リクエストなど大歓迎です!
LINE@はこちら!
(↑お問い合わせもLINEにてお受付中です。)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


この記事が参加している募集

noteの書き方

習慣にしていること

読んで頂いたあとしてもらえたら嬉しいランキングTOP3 1位スキ いつもスキくれた人チェックしに行っちゃう!笑 2位コメント コメントもらうと元気もになる! 3位シェア いいな!と思ったらシェアを! ※フォローしてくれたら嬉しくて飛びあがります^^!