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#7 2021年夏、コロナ禍のルーブル美術館を訪ねる(2021年フランス・パリ旅)

こんにちは、あさまるです。

私が2021年夏にフランス・パリに行ってきた旅日記を、数回に分けてお送りしています。前回は「パリ中心部の街ぶら写真記」と題して、コロナ禍におけるパリの様子を写真をつけてお送りしました。

いつのまにかnote公式の「海外旅行 記事まとめ」や「note旅行・おでかけカテゴリ 今週の注目記事」でもご紹介いただけました。
たくさんの方に興味持って見ていただけて、とても嬉しく思います。

今回ですが「2021年夏にルーブル美術館に行ってきた話」を記事にしてお送りしてまいります。尚、記事内の内容は2021年8月時点のものとなります。現在は状況が異なっている可能性がありますので、あらかじめご承知おきください。

ルーブル美術館訪問は、パリ旅行における一番のイベント

今回の旅では、私自身、当時副業で携わっていたプロジェクトがあった関係で、パリ到着後最初の3日間はコワーキングスペースでモクモクと作業をし、休憩がてら近所の街歩きをしていました。

作業の方も一段落し、4日目〜6日目にかけて、ルーブル美術館をはじめとしたパリの主要観光スポットと美術館を見ていく計画としていました。

ルーブル美術館を筆頭に、次いでオルセー美術館、凱旋門、サントシャペル教会、ポンピドゥー・センター、エッフェル塔、サクレ・クール寺院、ヴェルサイユ宮殿・・・。
パリの街は見どころがたくさんあって、ほんと良い街ですよね。

パリ ミュージアム パスを手に入れる

行ってみたいリストをGoogleマップにピン留めしながら調べていくと、パリの主要施設に出入りできる「パリ ミュージアム パス」というものがあることを知ります。

2日間、4日間、6日間の3つがあり、私は4日間のパスをチョイス。
あとから考えると、一部施設は直接支払ったものもあるので、結果6日間のものを選ぶのが良かったなと思いました。大は小を兼ねますからね。

この「パリ ミュージアム パス」ですが、これだけでほぼパリ中心部の主要な美術館や施設にアクセスできます。最強です。

パリ ミュージアム パスは主要な美術館で購入できます。私は9区にいたので「ギュスターブ・モロー美術館」で購入しました。

「ギュスターブ・モロー美術館」へ行く道。
カトリーヌ・デ・ラ・ロシュフーコー通り
パリの皆さんはオシャレですね…!

主要観光施設は、事前予約必須だった

実は「パリ ミュージアム パス」を購入した当日も時間があり、ルーブル美術館へ行く予定を計画していました。

ただ、ルーブル美術館の公式サイトを見ていてわかったのは、「入場人数を制限しており、最短翌日以降で入場時間を指定して予約をする必要がある」ということでした。

また、ルーブル美術館のみならず、オルセー美術館やエッフェル塔など、主要施設はすべて「時間帯を厳守した入場制限」を実施していたのでした。
そのため、当日予約なしで現地へ行っても入場できないのです。

柔軟に観光しづらいためちょっと驚いた一方で、コロナ禍と人々の向き合い方について最大限考えられた施策だとも感じました。

「密を避けるために入場できる人数に制限がある。」
これは言い換えると来訪者にとっては現地で大混雑が起きないことを意味します。

事前予約のルールが理解できたところで、私は「明日の予定は、前日の夜ごはんの時に決める」ということを徹底して行動するようにしていました。

ルーブル美術館は翌日朝9:30の入場枠で予約し、パリ旅行4日めからは美術館に入り浸ることにしたのでした。

ルーブル美術館に到着

そんな4日目の朝。いよいよルーブル美術館へ潜入します。
最寄りホテルから街ぶらしつつ、路線バスも使いながらルーブルに到着です。

パリ市内の街並みがある中で、突然現れる門。
この中をくぐると、突如としてルーブルが現れます。

ルーブル美術館、現れる…!
遠景。観光客はいるが、まばら

ルーブル美術館の反対側(西側)には、カルーゼル庭園、そしてカルーゼル凱旋門が鎮座しています。

カルーゼル凱旋門

ルーブル美術館に入場する

来場時間の予約は30分単位で予約ができたのですが、入口では00分入場の列と、30分入場の列で分かれていました。

順に並ぶものの、並んでいる時間は長くても5分程度だったと記憶しています。
特に渋滞することもなく、スムーズに列が進みました。

いよいよ入場していく
何時何分の入場予約枠かによって、左右で並ぶ場所が違った

受付の方に「区役所発行のワクチン接種証明書」と「公式サイトで入場予約した記録」をスマートフォンで見せることで、入場できました。
日本のワクチン接種証明書なんて見たことないだろうから、色々質問されることがあるかもしれないと予想してましたが、特に質問されることなくすんなり通れました。

エスカレーターを下ると、いよいよ静寂に包まれたエントランスホールにたどり着きます。

ルーブル美術館のインフォメーション

ロッカーに荷物を預け、チケット入場ゲートをくぐって館内へ。
モナリザやミロのヴィーナス等、主要作品を中心に順に見て回りました。\

驚いたのが、海外の美術館ってフラッシュ禁止のもとカメラ撮影OKなんですね。日本では厳禁と言われること多いですが、拍子抜けしました。

館内の様子。人はいるが回遊できる余裕があった

いよいよモナリザとご対面の瞬間。
セキュリティの方がマスク着用を厳格にチェックしていて、記念写真時であっても注意されていたのが印象的でした。

モナリザは皆さん見たくて撮影の列ができていた。20分ほど待った記憶

そんなこんなで半日×3日に分けて、ルーブル美術館に入り浸っておりました。

ルーブル美術館の見どころや所感についてはあいにく語れるほどのものは持ち合わせていないため、他の皆さんの秀逸な記事を紹介する形とさせてください。

実は、ルーブル美術館収蔵の作品がオンラインで鑑賞できる

コロナ禍におけるステイホームの取り組みの中で、2021年4月、ルーブル美術館が作品のオンライン無料公開に踏み切りました。

自宅にいながらにして、まるで美術館内部を周遊するかのように、作品鑑賞をすることができます。私も作品自体に詳しくはないものの、休日に少し鑑賞をしていました。
2023年4月時点でもアクセス可能ですので、興味ある方は以下のリンクから公式サイトでぜひご覧になってください。

ここまで作品が鑑賞できてしまうと、やっぱり自分自身の目でも観に行ってみたいところ。

フランス・パリへ行くのは遠いですが、ちょうど2023年4月時点では、ルーブル収蔵の作品の一部が国立新美術館で公開されています。機会あれば是非皆さんも行ってみてください。

次回は、凱旋門に行ってきた話をしたいと思います。

最後までお読みくださりありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。


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