最近の記事

Happiness is real only when shared.

 昨日の朝7:00にPadstowの家を出発し、昼過ぎにAyer’s Rockへ降り立ちました。飛行機の中では吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』を読みました。空港で事前に手配していたTOYOTAのカローラを借りることに成功。早々にUluruへ車を走らせ、その周囲を存分にドライブしました。そこから50km程度離れているKata Tjutaという同じく立派な岩山へも足を伸ばしました。  このエリアは完全に砂漠地帯で、舗装されている道路を除いては、延々と赤く、乾燥しきった大地が

    • Live more. Fear less.

       バンジージャンプとスカイダイビングを比較するなら断然バンジーの方が怖い、とPadstowのシェアメイト達は口を揃えて言っていました。スカイダイビングはプロフェッショナルが背中にくっついて飛び降りるのだからただ楽しいだけ。バンジーはたった一人で飛び降りる必要があるんだよ、と。  気付けば今日の昼過ぎ、バンジージャンプが人類史上初めて行われたという、その歴史ある橋の上から、これでもかという叫び声をあげて飛び降りていました。飛び終えてボートに救出された直後、自然とうっすら涙が出

      • Missing Hometown in Queenstown.

         Padstowの家を本日6:00AMに出発して、ニュージーランドのQueenstownという場所へ来ました。川上未映子の「夏物語」を読みながら、シドニーから3時間のフライトを過ごしました。Airbnbの窓から広がるLake Wakatipuの美しさに心が奪われています。オンライン会議越しに絶景をひたすら見ながら午後を過ごしました。   今日でこちらへ来て14泊目になり、3週間の旅も残り1週間となりました。一人旅の寂しさにはすっかり慣れ、だいぶ心地良くなってきました。自分と

        • We are lonely but not alone.

           Surfers Paradiseを満喫しきった2泊3日の小旅行でした。来る日も来る日も(と言っても3日間だけど)ひたすらビーチ沿いをゆっくり歩きながら、自然に身を任せ、今朝もしっかり砂浜を素足で感じ、楽しんできました。夜のフライトまで時間があるので、空港の近くにある動物園で、カンガルーとコアラを見てからPadstowへ帰ろうと思っています。  昨夜は宿のホストLynneに誘われてバーで遊びました。喧嘩をふっかける若者や、ナンパに勤しむおじさん、顔中ボトックスのお姉さん、ハ

        Happiness is real only when shared.

          Lost in Paradise

           飛行機が着陸するまでの間に、西加奈子の「i」という小説を一気に読み終えて、Gold Coastに到着しました。Surfers Paradiseのエリアにある、Isle of Capriという場所にいます。プール&テラス付きの5つくらいbedroomがある贅沢な一軒家に、Airbnbホストの女性と私の二人暮らしです。Half nakedで歩けるほど暑くはないですが、300/365日晴れているというだけあって、空が広く青く気持ちの良いリゾート地です。  今日は色々な出会いがあ

          Lost in Paradise

          How much is my workcation worth?

           今日は雨が降ったり止んだりしたので、お部屋の窓から綺麗な虹が見えました(トップ写真がそれ)。穏やかな一日でした。  夕方から今回のワーケーションにかかるexpensesをスプレッドシートにまとめ始めました。私は元々自分の支出や口座残高を計算して眺めるのが好きなんですよね。Googleの関数を駆使してドル円レートや株価をリアルタイム計算できるような管理シートを作ってみたり、旅行後に「食費、交通費、宿泊費、雑費」を1円単位でまとめたりすることを、趣味の一つとしています。  

          How much is my workcation worth?

          Cashless, Powerless

           風の強い日でした。勤務先の社長に許可を取らずにこっそり渡豪したつもりでしたが、会議開始15分でバレました。カレンダーの勤務場所をシドニーにしていたのを、目ざとく見つけられてしまいました。  大事な会議を中断して「Padstow?どこそれ?」と言いながら、シェアスクリーンでGoogle Earthの検索結果を会議メンバーに共有し、「なんかアメリカみたいだね。」と、ニコニコ。なぜか機嫌が良くなったCEOをPC越しに見ながら、やっぱり私はこの会社が好きだなあ、とロイヤリティを再

          Cashless, Powerless

          Keep on going.

           5時起きで自宅を出発、14時間程度で本日から3週間我が家となるAirbnbに到着しました。シドニー中心部から少し離れた郊外にある、Padstowという場所にいます。静かな住宅街に佇む、おしゃれな庭付き一軒家の一室で、今日という長くて遠い一日を終えようとしています。  到着後、想定以上に沢山あったゲストルームの一つからインド人女性が出てきて、「Welcome to Sydney.」と、落ち着いた声で歓迎してくれました。「6日前に初めてシドニーに来たばかりだけど、皆Welco

          Keep on going.

          bad week

          モヤモヤした一週間だった。 ここ数日は規則正しく読書や入浴に夜の時間を費やし、早めに就寝していたけど、今日は優に数時間、ネットサーフィンをしながら、今の私にしっくりくる「答えのようなもの」探しに勤しみ、今に至る。 radikoやらVoicyやらTwitterやらnoteやらで過去のメディアを漁りながら、これでもないこれでもないと、インターネットの海原を回遊して、結局糸井重里がどっかの対談で話していた言葉で、私のモヤモヤは、「モヤ」くらいには解消された。 イタイところを突

          Any problems?

          もういい大人なんだから、自分の機嫌くらい自分で取りなさいと言い聞かせてみても、なんだかんだ誰かにあたりたくなってしまう日があって、そんな今日という日に、久しぶりのnoteを更新する。 世の中には自己中なニュースが溢れているように感じるけれど、皆色々な事情があって、結局人間は周りに出来るだけ優しくしようとする生き物だと思う。 兄と慕う大学時代の先輩から急にLINEが来て、色々と話を聞いてもらったら、「とりあえずアメスピ吸ったら?」という、高校生並みのアドバイスをくれたので、

          Any problems?

          秘密の話

           空前のAIブームのようです。ChatGPTだWhisperだ、そんな単語がテレビや新聞やTwitterを連日賑わしまくっています。AI業界に勤めている私としては、これは大変有難いムーブメントです。  とはいえ、地球規模で考えると「水道?なにそれ、水が勝手に出てくるの?」という地域なんかざらにあるわけなので、このAIブームの真偽についてはきちんと自分の目で見極める必要があり、「自分の目で見極められなくなる=AIより劣る」ということだと私は理解しています。視野の狭さは、無知とい

          秘密の話

          絶滅危惧種のはなし

           今日は12時に来客があるので、さきほどキッチンの戸棚から菓子器を取り出して、チョコレート菓子と、スナック菓子を綺麗に並べました。数年前に住んでいた祖母の家には、菓子器が沢山あって、近くのおばあさん仲間や植木屋さんなんかが来たときに、麦茶や緑茶と一緒にテーブルに出していた記憶があります。  私の家にある菓子器は、そんな祖母の菓子器軍団の中から選りすぐった一つを譲り受けたものです。本日で出番は2回目になります。有難いことに我が家には連日友人がワイワイ集まってくれますが、飲み会

          絶滅危惧種のはなし

          『空に聞く』

           シネマハウス大塚で開催された、小さな上映会に行ってきた。いくつか上映された作品の中で、小森はるか監督の『空に聞く』で、しっとり涙を流してしまった。 今年の3月11日は、色々なきっかけが重なって、自分なりに東日本大震災について振り返ってみようと思ったのだが、私にとっては振り返るほどの記憶がほとんどないことに気付いた。 当時の私は26歳で、祖母の家で完全無職。暇を持て余してはパンを焼き本を読むような自堕落な日々だった。 そんな当時の私と同い年くらいの女性たちが、震災について

          『空に聞く』

          トレーニング再開だ

           先週火曜日に風邪をひいてから、あっという間に1週間以上が経っていました。体調不良で飲み会の予定をことごとくキャンセルしていたので(自分ではたまに飲んでたけど)、明日からまた通常業務(=友達との飲み会三昧)の生活に戻れそうです。  3月はゆとりのある生活をしようなんて思っていたのも束の間、結局月末までパツンパツンになっていて、2週間前くらいに行ったスノボ旅行すら、年末だったんじゃないか、くらいな遠い昔です。  忙しいアピールをするつもりはなくて、完全に脳みそのキャパの問題

          トレーニング再開だ

          レッチリのライブ最高だった

           「大学なんか意味ないから行きたくない!」 17歳の頃、思春期真っ盛りの、オリジナリティのかけらも無いセリフを恥ずかしげもなく全力で発していた私を、最終的に論破したのは、父の「大学なんて勉強しに行かなくて良いから、友達作りに行ったら良いんだよ。」という、めちゃくちゃ甘々な教えだった。  父は言った。「社会に出ると、利害関係のある人間関係しか存在しないから、そういうものが一切ない学生時代の繋がりって、将来本当に有難いんだよ。楽しんじゃえば良いんだよ」と。未熟な私は完全にノック

          レッチリのライブ最高だった

          I got lots of good things to do

           noteを書こうと思ってChromeを開き、Gmailも念のためチェックしたところ、チケットぴあからエリッククラプトン日本武道館公演のプロモーションメールが届いていた。ミーハーな私はChange the Worldをひとり小声で口ずさみながら、S席チケット(@2万円)を即座に2枚購入。お金の遣い方を見直す月間を掲げていたのも束の間、ものの2分で購入ボタンを瞬殺してしまった。罪悪感がないと言えば嘘になるけど、レジェンドと言われる(言われているのか?)アーティストのライブには、

          I got lots of good things to do