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Missing Hometown in Queenstown.

 Padstowの家を本日6:00AMに出発して、ニュージーランドのQueenstownという場所へ来ました。川上未映子の「夏物語」を読みながら、シドニーから3時間のフライトを過ごしました。Airbnbの窓から広がるLake Wakatipuの美しさに心が奪われています。オンライン会議越しに絶景をひたすら見ながら午後を過ごしました。 

 今日でこちらへ来て14泊目になり、3週間の旅も残り1週間となりました。一人旅の寂しさにはすっかり慣れ、だいぶ心地良くなってきました。自分と対話し続ける日々が、病みつきになりそうです。持ちうる時間やエネルギーを、自分のためだけに使っているわがままな私を、遠く日本から、Padstowから、そしてここQueentstownにおいても暖かく見守ってくれる人たちに感謝しています。

 大好きな人や居心地の良いものに囲まれた自分の人生を、私は心の底から愛しているんだと、この2週間全身で感じています。東京という狭くも奥深い土地で自分なりに積み上げてきた今の生活が、色々な面で私に自信を与えている、そうも思います。そして、そう感じる自分に対して安堵の気持ちを覚えます。Yes.  I miss home.

 先週末Gold Coastの空港で、素敵なクロアチア人女性と出会い一緒にビールを飲みました。会話の途中で"Are you having a bad day?"と聞いたら即座に、"No, because I love myself and I love my life."と答えてくれました。そういえばその前日、Lynneがバーで仲間たちに囲まれながら「この人たち素敵でしょ?Asako, Don't you just love my life?」と幸せそうに語りかけてきたことも思い出されます。

 ここQueenstownのAirbnbはシニア夫婦、BrianとChrisの住むとても素敵な一軒家で、子供たちが独立したためAirbnbを始めたようです。部屋中の至る所に細やかな気遣いが溢れ、手入れが行き届いているこの家を見ると、この二人もここWakatipu湖沿いの暮らしを、心から愛していることが伝わってきます。Queenstownで長年お二人がコツコツ育ててきた魂のようなものが、solo travellerの私を暖かく包んでくれ、同時に私自身のsoul landとsoulmatesをより一層恋しくさせます。早く東京に帰り、家の手入れをして、お花を飾り、料理をこさえ、大切な人たちと一緒に狭い部屋で奥深い時間を過ごしたいなあなんて、そんなことも思います。

 とはいえ、残すところもうあと1週間しかないんだから、一人旅を存分に楽しんで、とことん寂しさと目を合わせなくては!明日の朝は早く起きて、この部屋の大きな窓から湖越しにサンライズを見ようと企み中。きっと、想像できないほど美しい週末が私たちを待っています。Have a beautiful weekend.



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