くもみたいなへび

きなこのフラストレーション

赤い靴

学校が恥ずかしかった私へ

いつか、遠くで。

クラウドに投げ出されて宙に浮いている
自分の感覚が薄まって
アイデンティティはさらさらと落ちた
それは気持ち良くもあり
小さな寂しさも抱えてくれた感覚
きっとこうした方が良かったのだ
あるはずのない道を網膜に映し出して
脳神経に仕事をさせよう
溶けて消えたワタシと
1000年後も出会える可能性を
今日も滲ませるだけ
たとえ君が地球外生命体だとしても
分かり合える可能性を
残しておきたいだけ
#詩