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画家・ペーの日記
2024年5月21日 23:43
6年越しにやっと鑑賞できると思った「阿弥陀如来二十五菩薩来迎図」が、前半展示期間で終わってたという衝撃から立ち直れないまま、フラフラと東京国立博物館の周りを歩いていた。時間もなかったので、法隆寺館だけ足を運ぶ。久しぶりに訪れたが、ここはいい。建物も綺麗だし、常設展示の飛鳥時代の数ある仏像が、厳格な静けさのもと、整然と並んでいる。時間が止まったような気配に息ができなくなる。まるで、伊勢神宮の内宮
2023年4月5日 23:23
タイトル通り。以上!!と終わりたいくらいですが、少し補足を。独り言にお付き合いくださいませ。2022年9月の展覧会以降、ぽっかりと生まれた空白が、なんなのかをずっと考えてきました。自己表現をずっと追求してきた画家人生だったと言えます。その対極にあるのが、他者表現というものでしょうか。デザインなど社会表現よりももっとミニマムで個人的な、相手の物語を紡ぎ出す絵画。似顔絵だったり、絵画教室
2023年3月30日 23:36
以前noteに書いた記事。天国のクジラを描いていることで、あらためてこの本を読んでいます。雑念まみれ、ノイズまみれの生活が、いかに続いていたかを思い知りました。人は沈黙を恐れます。なぜなら、静けさの中で自分に向き合うことを恐れるからです。「本当はどう生きたいのか」を考えたくないから、世の中のさまざまな雑念に取り込まれ、食べ物、見聞きする五感、印象、意識、思念、さまざまなものにとらわれてし