７つの習慣ボードゲームをプレイする会に参加して

まず「７つの習慣」という本をご存知の方は多いと思います。仕事だけに留まらず、ひとつの人生哲学を学べる本ですね。

私も読んだことがあり、過去にブログでもレビューを書かせて頂いたことがあります。

今日紹介したいのは本ではありません。実はこの「７つの習慣」をテーマにしたボードゲームがあります。

今回は、７つの習慣ボードゲームをプレイするイベントがあり、私も参加してきました。今年１発目のイベントレポートになります。

７つの習慣ボードゲームとは

イベントに参加する前に、このゲームの公式のサイトがあるので、少し覗いてみました。

7つの習慣ボードゲーム公式サイト

成功者たちの習慣を７つにまとめたこの書籍を読み、そして実践することで成功者に近づく可能性が高まるのですが、「読んではみたものの実践できていない」という声も少なくありません。

そこで、「７つの習慣」で書かれている成功のエッセンスを体験できるゲームができないかと考え、生まれたのが「７つの習慣ボードゲーム」です。

サイトに書かれている「コンセプト」が示すように、概要を理解したところで実践するとなると難しいのが、この「７つの習慣」の面白いところだと思っています。

冒頭の方で登場する「主体性」というテーマひとつを取り上げても、調子の良い時はできても、悪い時はできないというアンバランス。本当に難しい。

そんな普段の課題がゲームを通して学べる。なかなかない経験だと思います。

他にも、本の中で登場する「信頼」や「自立」や「相乗効果」など、重要なキーワードたちを凝縮し、昔からある「人生ゲーム」の要領で体感できるように設計されたのが、この「７つの習慣ボードゲーム」です。

７つの習慣の本とリンクするところ

実際にボードを広げた写真がこちら。ステージは「私的成功」と「公的成功」、そして「成功の習慣化」の３つのステージに分かれていて、最初は「私的成功」のステージで自分の成長に集中します。本の中でも、私的成功の上に公的成功があると書かれています。

クリア条件のひとつは、第３ステージに行くこと。基本動作は「雇用」で人を雇うなり、雇用した人たちで「プロジェクト」をこなすなどして、第３ステージを目指します。

このゲームの珍しいスタイルが、全体的に「個人戦」であると同時に「協力戦」であるところ。特に「雇用」ならびに「プロジェクト」は協力し合うタイミングで、コミュニケーション（交渉）が発生します。信頼を築いて協働していくところも、７つの習慣ならではです。

もうひとつ重要なのは、最初に与えられる別のクリア条件（ミッションステートメントに代替するもの）がプレイヤーごとに異なるところ。必要なアイテムがプレイヤーごとに異なるからこそ、等価交換のような交渉が発生するのです。

実際にプレイしてみた感想

このゲームについては、特に「協働」が大きなキーワードになるところに、面白さがあると思います。

これは最初からアドバイスされるのではなく、途中で気づけるかが問われます。また、気づいたとしても、周りを巻き込めるかも問題となります。

実際に、協働体制を作らないと、クリアは至難の業になります。若干のタネ明かしになりますが。

今回は見事全プレイヤーがクリアできたのですが、その過程で多くの交渉が発生しました。例えば「信頼（アイテム）は要らないので、お金が多く欲しい」など。それは、自分のクリア条件において、お金が最優先事項であるからでした。

また、プロジェクトの質を上げるために、雇用した人をプレイヤー間でトレードしました。つまり、禁止事項でない限り、最大限の協働体制を築いたのです。

結果は全員クリアとなり「学び」の部分は少し薄れましたが、個人的には２回目のプレイで、前回より成果を出せたのが嬉しかったです。

おわりに

今回の７つの習慣ボードゲームでは、まさに最大限の協働が発揮された会になりました。

どうしても前半は自分の身を立てることに精一杯で、私的成功から上手くいかない。現実社会もそうですが、自分だけのスタンスがゲーム上に現れてきます。

次第に周りとWIN-WINの関係を築いて、公的成功を目指すようになると、突破口が見えてくる。第３ステージの「成功の習慣化」は自らの成功を周りに還元する過程のようで、少し成功者の立ち振る舞いが見えてきたような気がしました。

今回を契機に、改めて７つの習慣のキーワードを思い起こして、仕事もプライベートも「主体的」から発揮できるよう改めてみたいと思います。

皆さんも、機会があれば「７つの習慣ボードゲーム」をぜひプレイしてみてください。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。実際は非定期ですが、毎日更新する気持ちで取り組んでいます。あなたの人生の新たな１ページに添えるように頑張ります。何卒よろしくお願いいたします。

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