猫と暮らして
■ 仕方のない引っ越し
4匹のネコと暮らすには狭い我が家
7年くらい前だったかな、会社の移転で
しぶしぶこの町に引っ越すことになった。
望んだ引っ越しではないし
家賃と日当たりに折り合いをつけながら
「ペット可」の家を探すのは至難の業であった。
サイトの検索項目に「ペット可」と入力すれば
数十件もあった候補の家は
ヒット数がたちまち「2件」となる。
さらに
「ネコは駄目」とか「1匹まで」・・・と
入る家などそうそう見つからなかった。
当然、嘘をつくしかない。
「一匹です！」と宣言し
後ろめたさを背負いながらも
とにかく住める場所を確保した。
そして
契約違反で問い詰められた時の
シュミレーションもついでに考えておいた。
1LDKに入るためには荷物を減らし
工夫を重ねる必要があった。
ネコ達が楽しめるように、頭も使った。
画材やネコ関連のモノは意外に場所をとる。
ネコ用トイレだって、
「どこにおいても良い」というものでもない。
狭さ故に、その工夫は今も続いている。
さらなる引っ越しに必要な手間と労力と、
お金と気力には折り合いがつかず
いつまでたっても
その嘆きは愚痴のままで終わるのだ。
いや いや いや
狭ければ、掃除が楽じゃん！
通勤時間がこんなに短くて不満？
隣のおばちゃんから
さくらんぼやデコポンがもらえるじゃん！
あれは美味いだろ？
こうやって自分をなだめる。
そうそう、
引っ越しの数日後に
また家族が増えるとは
その時は思ってもみなかった・・・・
その話はまた後日。
■ 毛だらけですが？
飼い主の悩み・・・猫の抜け毛
洋服や絨毯の色、カーテンやソファーだって
毛がつくことを想定して素材や色を決めるのは
もう自然な思考になった。
毛の対策はしているが
4匹もいたら限界があるのだ。
出勤前に抱っこをせがまれ
胸にジャンプしてこられたら
抱きしめずにいられようか
会社では
あれ〜また猫の毛がついてる〜
あ〜ここもあるよ〜 と騒がれる。
「あ〜ほんとだ〜
教えてくれてありがとう〜」
そう言って
デスクに常備してあるガムテを手に
パシャパシャと毛を取るパフォーマンスを披露する。
営業と出かける時も
助手席の背もたれの確認は忘れない。
「この前さ、猫の毛発見したんだってば〜」
その言いように返す言葉はない。
さて本題
そんな毛だらけの私でも
「脱・猫毛」を諦めているわけではない！！
いろいろ試して今のところ一番良いのがこれ
カシャカシャと上下に動かして
マジックテープ的な部分が毛を絡め取る
絨毯の黒いラインがくっきり見える！
カシャカシャ カシャカシャ カシャカシャ
ゴミを捨てる蓋を開けたときの達成感が気に入っている。
猫の毛にまじって絨毯の繊維もとれているので
やや カサ増しされているのだが
小さなゴミや髪の毛もしっかりとれる。
とにかく
ソファーの下に置いておくのがポイントで
ながら作業でササッとするのがいい。
この商品のマイナスポイントを挙げるなら
カシャカシャの音がうるさい
摩擦面のラバーが減ってしまう
ゴミを取り出すときに両端がちょっと絡みつく
色がオシャレではない
と言うところ。
でも 「 スキ 」
先日、スーパーのレジで
前にいた女性の背中に猫の毛がついていた。
私は、名も知らぬその人に微笑んでしまった。
「一緒だね！」
■キャットタワー作ってみた！
我が家に合うキャットタワーを
ネットで探したが思うような物が見つからず
自分で作ることにした。
どうやったら広く見えるか
すっきりとして､
この部屋に違和感が無いものが欲しい。
部屋を長いこと観察して
やっとひらめいたオリジナルタワーが完成した！
背の高い食器棚の側面を利用したアイデアものだ！
それに、災害時の家具の転倒防止にもなるんじゃないか？
一石二鳥
●１段目（食事台）
食事をする際にほどよい高さを見極め台を設置
●２段目（ステップ）
食器棚の裏にある冷蔵庫へ飛び移り、さらに上るためのステップ
●３段目（展望台）
キャットタワーの最上階。ここからさらに安住の場所へ！
材料が少なく、組立もあっという間にできた！
大小いろいろなサイズの体に合わせて
強度や大きさ、設置位置を工夫したので満足の仕上がり！
取り外しもできるしね。
かっこよく披露するために
SNS用に製作過程を残しておけば良かったな〜
まあ、猫達も気に入っていると思う。
だってこの姿だもん！
とりあえず半年たった今でも耐久性あり！
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