おこま

「おこま」は 愛知県在住「モノを作る人」本業はDTPデザイナー。 週末は小学生向けアー…

おこま

「おこま」は 愛知県在住「モノを作る人」本業はDTPデザイナー。 週末は小学生向けアート教室の講師となり ユニークな授業をしております。 4匹の保護ネコと暮らし、癒やしと葛藤の毎日。 作品の発表以外にも動物を通して見える「人間の姿」を 私の視点からいろいろ発信したいと思います。

マガジン

  • 手しごと

    一つ一つゆっくり作った 愛しいい作品たちをご紹介 https://minne.com/@tasuku-hh55

  • 1ページの絵本

    たった一枚の絵。 絵本のページを一つ切り取り物語を書いています。 物語の結末は読み手が想像して欲ください。 いく通りもストーリーが生まれる 世界一短い絵本です。

  • 猫と暮らして

    猫と暮らす毎日に起こるストーリー。 対策と傾向と知恵比べ 一人で七転八倒の笑える実話。 使っているグッズの善し悪しも語ってみようかな。

最近の記事

WELCOME DOLL

友達に頼まれて作った結婚式用の人形 ゲストをお迎えするための大事な存在 高さは8センチくらいかな? あんなにやんちゃな奴が とびきりハンサムな彼の心をつかんで 結婚するんだもん すごいな〜 心からのお祝いとして 2人をイメージした人形を 紙粘土で作ってみた。 自立させるのがちょっと難しく 新郎のポーズには特に工夫が必要だった 末永くお幸せにね

    • 1ページの絵本(卒業の頃)

      卒業の頃 卒業式の練習があって 音楽室でお別れの歌なんか歌うと もうそれだけで涙があふれちゃう。 気持ちをそらすために どうでもいいようなことを考えたり 眠くもないのに大あくびをして 「春は眠くなるよね〜」って 涙目をごまかしたりした。 大人になっても この季節はやっぱり嫌い。 何かがリニューアルされ 「新、なになに」っていう言葉が苦手だ。 新人、新入、新商品、新規・・・ 新しくしなくてもいいものや なじみの環境があって そこが居心地のよい私にとっては 追いやられ

      • 猫と暮らして

        ■ 仕方のない引っ越し4匹のネコと暮らすには狭い我が家 7年くらい前だったかな、会社の移転で しぶしぶこの町に引っ越すことになった。 望んだ引っ越しではないし 家賃と日当たりに折り合いをつけながら 「ペット可」の家を探すのは至難の業であった。 サイトの検索項目に「ペット可」と入力すれば 数十件もあった候補の家は ヒット数がたちまち「2件」となる。 さらに 「ネコは駄目」とか「1匹まで」・・・と 入る家などそうそう見つからなかった。 当然、嘘をつくしかない。 「一匹で

        • ちいさなおひな様

          小さいモノが好きな人の一人です。 これは2センチくらいのおひな様 知り合いの作品を見て真似てみた。 沢山作ってプレゼントしたり 買ってくださった方もいた。 その気になるととことん頑張っちゃうので 夜中まで作業したこともあった。 これが完成品 豪華3段飾り! 100円ショップは本当に素晴らしい。 中の仕切り板はあとから自分で作ったけれど 箱のおかげで作品が随分と引き立つ! 残りのおひな様は、もうこれだけ・・・ 猫に連れ去れ 行方不明になった方もおられる(涙) もう

        WELCOME DOLL

        マガジン

        • 手しごと
          5本
        • 1ページの絵本
          8本
        • 猫と暮らして
          1本

        記事

          箱好き

          無類の箱好きで カンカンの箱やら木の箱を ついついとっておく ゴミ箱まで持っていき いや〜やっぱり駄目だ こんな 素敵な箱 捨てられない といった具合 このマトリョーシカも その箱の一つに描いた これはお線香の入っていた箱 何を入れようか?

          はじめての器

          山梨の旅行の記念に 「手びねり」で作った器 両手で持って 少しはみ出るくらいの大きさ 意外に何でも使える お味噌汁 サラダ 納豆に・・・・ 何でも使えるけど 壊れるのが嫌だから使えない 食器棚のいちばん見晴らしのいい場所で 私の暮らしを眺めている

          はじめての器

          1ページの絵本(暇なレストラン)

          暇なレストラン ランチを食べたお客が帰って Missパセの仕事もひといき といっても朝からやってきたのは 鍛冶屋のジョンとリチャードだけ たった二人 やる気が無いのは Missパセだけじゃない コックのボブなんて この頃エプロンも着けやしない タバコをくわえてクロスワードに夢中 オニオンのスープや仔牛の煮込みなんて とびきりうまいのに どうしてこう暇なんだろう みんな考えるのもめんどくさい 塩パン4つと とびきりのスープで まかないを食べたMissパセ さあ い

          1ページの絵本(暇なレストラン)

          1ページの絵本(草の波)

          草の波に乗って サラサラとサラサラと 静かに 草の波に乗って船が進みます もの言えぬ子のもとに そっと そっと 行くのです 動物園の隅っこで泣いているバク 爪が痛むので眠れません 薬草を煎じた薬 じょうずに飲ませなくては ごみ箱をあさったカラス 街路樹の下 喉に何かがつまって泣いています やさしく やさしく とりましょう そして 今夜 虹の橋を渡る子 母さんとはぐれた子猫 もう動けません もう大丈夫 もう大丈夫 この船に乗って虹を渡りましょう みんな みんな おだや

          1ページの絵本(草の波)

          1ページの絵本(ハッサムの笛)

          ハッサムの笛 今夜も10時きっかりに鳴りはじめる 低く切ない笛の音 リンバルの木で作ったその笛は やさしくかすれた音を出す ハッサムの家の前には 時折足を止める村人がいる ドアの前にコインを置いていく人 ドアに背をあずけ夜通し聞いていく人 その笛を譲ってくれと言う人まで 村ではこの音色を知らない人はいない コンコンコン お客が来たようだ ハッサムは笛を置き ゆっくりと立ち上がりドアを開けた やあリドル 元気だったかい? リドルは森に住むきこり とても背の低い小さな

          1ページの絵本(ハッサムの笛)

          雪の日

          子供のアートクラブ用の試作です。 今回は雪の積もった家を作りました。 いまや、100円ショップに行けば大抵のモノがあり 素材のチョイスでけで面白いモノが作れる! 既に加工済みの教材では味わえない 子供達の作品の曲がりや変形がとても面白い。 危険なカッターやグルーガンも どんどん使わせる そして子供達はどんどん工夫しはじめる! これが授業の醍醐味。 ただ授業の後片付けは大変だ・・・・。

          1ページの絵本(魔法)

          魔法 このデカいカボチャで100人分のスープを作ったら 僕にかけられた魔法を解いてくれるって あの魔女が言うことを信じる? この姿にも慣れてきたし ここの暮らしもそう悪くない じゃあ ほかの望み考えても いくつもでてこない 僕の望みってなんだろう もしかしたら このカボチャを切る大きなナイフ? そんな望みしかでてこないなんて とりあえず作りながら考えよう

          1ページの絵本(魔法)

          1ページの絵本(ためいき)

          ためいき 今日は帰りが遅くなるって言う電話があって やりかけの夕食の支度も途中でやめた 段ボールに入っていたミカンを一つ こたつで通販番組を見ることにした 通販番組はおもしろい 繰り返し商品のアピールをして その良さを自画自讃して・・・ 私はそこに欠点を見つけるのが好きだ これ 結構重いんじゃない? 消耗品が結構高いじゃん! 安くてもこんなに沢山いらないわ みたいにね それでも時々ツボにはまって 買ってしまう 今日の商品は 「ピーリングジェル」 ぽろぽろお肌の角質が

          1ページの絵本(ためいき)

          からくり鳥

          昨年の夏、子供のアートクラブで作る 「からくり」の試作です。 シンプルな構造でも、 美しい動作ができるよう仕上げるには コツが必要ですが 予想外の動きになっているのも それはそれで楽しいものです! 実際この鳥さんも上下に動くどころか 斜め、横と落ち着きない動きが魅力でもあります。 写真ではレトロなオブジェのようですが・・・

          からくり鳥

          再生

          絵本「とうめいなたからもの」

          心に余裕がないときがある どうしようもなく悲しいときがある でもね、ちょっと時間が過ぎたら 見えてくるものがある 心から人を大切に思うことは その人が笑ってくれること そしたら自分も幸せだった この本には1ページだけ 自分で好きなメッセージを書くことができます。 思いを込めて世界に一つの絵本にしてください。 楽天にて販売しております。

          絵本「とうめいなたからもの」

          再生

          1ページの絵本(さわがしい午後)

          さわがしい午後日曜日の午後は いつものように まんまるを横に ゴロゴロしながら小説を読む でも今日は違う 山梨の姉さんの子どもが遊びにきた どんな人も「子どもが好き」っていうのはないし 猫はおとなしく撫でられるなんていうのもない ほらほら始まったよ ムダに派手な猫じゃらしを持参 猫用のコスプレ服まである 座敷に逃げたいまんまるをしっかり抱いて 不精に笑う私 のんびりはオアヅケ

          1ページの絵本(さわがしい午後)

          はじめまして おこまです

          「おこま」と呼ばれて 「おこま」は学生時代のニックネームです。 すぐ汚れる部室をチャチャッと片付ける私をみて 先輩が「こまめだね〜」と言いだし 「お、まめだね〜」がいつしか「おこま」になりました。 いろんなニックネームがありましたが この私らしい名は今も気に入っています。 確かにこまめではありますが スイッチが切れると立派なズボラになるんですけどね。 頭の中はネタ帳 DTPデザインの仕事をしながら 週末は小学生対象の絵画クラブで講師をしております。 私の毎日は創作の中です。

          はじめまして おこまです