お金の学びはナゼ必要なのか?|私が【お金の話】を書く理由
本屋さんに行くと、今はビックリするほど多くの「お金」にまつわる本が並んでいます。
資産運用・家計管理・保険・税金、そしてお金にまつわるマインドの本 等々。
日本には悲しいかな【お金の話】を親しい人としづらい文化が根付いていますので、お金の有益な情報はなかなか友人知人から入ってきづらい環境です。
けれど、こうしてたくさんのお金本が世の中に出てきていて、これからは「お金の学び」が大切なんだろうなと、もうみんなが知っています。
お金の学びがナゼ必要なのか?
それをヒトコトで表すと、私たちがいま生きているのが紛れもなく「資本主義社会」だから。
だと、私は思っています。
誰もが知っての通り、今の日本で生きていくには「お金」は切っても切り離せない。
キレイゴトは全部ぬきにして、「お金がすべてじゃない」とかそんなん以前に、お金は誰にとっても必要なものであり、お金があれば人生で起こりうる問題から自分と自分の大切な人をある程度守ることも可能になります。
私のモットーは「お金と楽しく向き合うこと」
ゆえに、重苦しい話はあまり好まないのですが、めぐまつさんの記事で紹介されていた本を読み、とても考えさせられることがあったので、少し厳しい話になりますが書いてみたいと思います。
まだ途中読みですが、紹介されていたのはコチラの本。
現在読み進めているところなので、もしかしたら最後は明るい内容になっているのかもしれません。
けど、今の段階ではちょっと苦しい現実を叩きつけられている感満載。
そして私にとっては難しい言葉が多くて、半分くらいしか理解できてない部分があります。
前半部分のほんの一部ですが、私が着目したのは以下の点です。
※私の解釈で書いています
✔かつて多くの人は血縁、地縁といった集団への埋没と引き換えに生命維持をしていた
✔現代の生活(生命維持)は、貨幣を通じて得られるモノやサービスおよび社会保障で賄われる
✔これにより固有の人と無理して付き合う必然性は低下する
✔私たちは旧来のムラ社会のような一種の”しがらみ”から自由になる権利を得たが、その代わりに”人とのつながり”は各個人にゆだねられ「選ばれる者」と「選ばれない者」のつながり格差が生まれることになった
「自由」と「責任」はセットだと常に思っていますが、その現実を残酷なまでに見せつけられたような内容でした。
この本の内容が気になる方は、めぐまつさんの「まとめ」記事をぜひ。
どんなことにも陰と陽。
良い面、悪い面があると言われています。
「一人になる自由」「つながる人を自分の意思で選べる自由」と引き換えに、つながり格差という問題が出てきてしまう。
資本主義経済というシステムは、こうして「孤立」という問題にも影響していたのだなと、はじめて知ることができました。
めぐまつさんの記事を読み、すぐに思い出したのがこちらの本。
この本では、人が幸せに生きていくために必要な3つの「資本」について書かれています。
資本とは、「価値を生み出す元手」のこと。
それは「お金」だけではありません。
✔金融資本(金融資産)
✔人的資本(働く力、稼ぐ力)
✔社会資本(つながり、助け合える仲間)
このすべてを、満足いくほどに満たすことは難しいけれど、このうち二つを手にすることができれば人は幸せになれると書かれています。
反対に、このすべてを失った状態が「貧困」です。
ちょっと冷めたように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、とてもシンプルでわかりやすい「三つの資本」
まずこれを理解しておくことは、今の日本で幸せに生きていくために大切なことだと私は思っています。
日本が資本主義経済というシステムで回っている以上、上の三つの資本がどれも大切であるということは、多分多くの方に理解してもらえるだろうと思って書いています。
この資本すべてで多くの量を手に入れられなくても、三つの資本がそれぞれの足りない部分を補填し合うことができる。
たとえ多くのお金(金融資産)を持たなくても、元気で働くことができる人的資本や、困った時には助け合える仲間や家族がいれば(社会資本)、「貧困」という最悪な事態を防ぐことができます。
そして年を取ればとるほど、これら三つの資本の蓄積に人それぞれ格差が生まれてくるのが現実です。
私たちの多くは、年を取ると三つの資本のうち「人的資本」を失うことになります。
それがわかっているからこそ、多くの人が老後資金を作ろうと努力したり、いま不安になったりしています。
「人的資本」を徐々に失っていく私たちが、その中でも幸せな未来を手に入れるために残された資本は「金融資本」そして「社会資本」です。
この「社会資本」を持つことが、人によってはどんどん難しくなってきていると『孤立不安社会』を読んでとても感じました。
そうなってくると頼りになるのは「金融資本」のみになり、その重要性が今まで以上に増すことになります。
※日本に住む私たちは社会保障制度という「社会資本」を持っています。これら↓の社会保障サービスの対象になる方は、堂々とそれを使ってほしいと思っています。
めぐまつさん、記事をお借りしました!
表現が適切ではないかもしれませんが、人にはみんな、得意不得意があります。
✔人的資本
✔金融資本
✔社会資本
この三つの資本のうち、自分はどこに得意分野を持っているのか?
どれなら楽しく努力しながら、増やしていくことができるのか?
自分の明るい未来のために、いま自分ができることはなんなのか?
それは、人によって違ってくると思います。
私がnoteで「お金の話」を書く理由は、日本人に根付いている…
✔お金の話は卑しい、はしたない
✔投資はギャンブルだ
✔不労所得はズルい
✔お金は汚い
といった、お金や投資に対するネガティブなイメージを払拭したい。
そして、将来に対する不安からではなく、楽しくお金について学び考える人が増えてくれたらいいなという思いで書いています。
お金を汚いとイメージすることは、お金を持つことに無意識で罪悪感を持たせることに繋がるからです。
なぜなら…
人は自分が「汚い」と思っているものを集めたいとは思わないから
だそうなんですね。
とってもシンプルな話です♪
人的資本は、自分自身を磨き高めることで蓄積できます。
社会資本は、周りの人を大切にし、丁寧に時間をかけてお互い心地よい関係性を築いていくことで蓄積できます。
それらと同じくらい、お金と真剣に向き合うことは卑しいことでも何でもなく、本当に尊いことだと思っています。
「お金より友情が大切だ」と、お金と何かを比べて下にみるのはおかしな話で、お金も友情もそして自分自身もみんな同じくらい大切なんですよね♡
お金はけして汚いものではなく、人を不幸にするものでもない。
みんなを幸せにする「資本」
価値を生み出す元手のひとつです♪
お金の実がなる木は、お金について学ぶことで楽しみながらみつけていくことが可能です。
それは学校ではなかなか教えてもらえないため、まず自分自身で学び、そして子供たちにも伝えていってほしいこと。
資本主義社会で豊かで幸せな人生を手に入れるために、その仕組みを自分の味方につける方法はちゃんとあります。
≪経済格差の拡大は止められない?なら私にできるのは自分自身が資本家になること♬≫
「資本」が第一主義という「”資本”主義経済」というシステムにどれだけ不平等を訴え文句を言ってみても、私にそれを変えるチカラはありません。
それならば「資本」について理解し、その流れの中にうまく乗り、それを楽しんでいくことが、今の自分にできる唯一のこと。
「富の不平等」を検証したピケティの『21世紀の資本』を元に書いた記事になりますので、よかったら読んでみてください♪
私は自分に与えられたこの「資本主義社会」の中で、これからも楽しみながらしあわせに生きていきたいと思っています。
(イラスト提供💛karuさん)
今日は、いつも可愛いイラストを発信されているkaruさんに、”お金のなる木”のイラストをご提供いただきました。
4枚も描いて頂けたので、勝手にコラボ記事っぽく使わせていただいちゃいました💕
イラストのチカラは本当に偉大で、今日のちょっと暗い話題もkaruさんのイラストで少しでも明るくまとめられていたらいいなと思っています。
可愛いイラストでのフォローに感謝!
karuさん、ありがとうございました。
🌼募集🌼
私のお金記事のテーマは、
✔お金と楽しく向き合うこと
✔ワクワク楽しい資産形成
です♪
見てくれた方がお金と楽しく向き合いたくなるような、素敵なイラストを募集しています。
みんなの得意を持ち寄って、世の中に少しでも貢献できればいいなと思っています。
描いて頂ける方は、ぜひコメント欄からお知らせくださいね💕
飛び上がって喜びます😍
イラストのチカラをお借りして「お金の話は卑しい」を払拭するべく書いた、かめのぼるさん・koharuさんとのコラボ記事。
お金はお花🌷 のはなし
「投資はギャンブル」のネガティブイメージを払拭するべく、かめのぼるさんの漢字のチカラを借りて書いた記事。
「真心」と「ありがとう」の心で、志を持って、投資をする「♡志家(とうしか)」 のはなし
そしてめぐまつさんには、お金にまつわるプロ視点での記事でいつも手助けいただいています。めぐまつさん、ありがとう!
私一人のチカラでできることには限りがあります。
私のお金の発信にチカラを貸して下さる方を、これからもお待ちしています♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
いただいたサポートは、夢の実現のために使わせていただきます 私の夢は 日本全国の学校・図書館に、漫画『宇宙兄弟』を寄贈すること https://note.com/arigatou_happy/n/n4b0d2854718c 一歩一歩かぺる(頑張る)しかない!(2023.3.21)