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へびふくろう座発行『推しごと』を読みました
先日の大阪文フリで頒布されたへびふくろう座(http://madykkz512.starfree.jp/)発行のアンソロジー『推しごと』。こちらは「推し」をテーマにしたエッセイのアンソロジー…
へびふくろう座発行『推しごと』を読みました
先日の大阪文フリで頒布されたへびふくろう座(http://madykkz512.starfree.jp/)発行のアンソロジー『推しごと』。こちらは「推し」をテーマにしたエッセイのアンソロジーです。今年4月に原稿依頼をいただき、ちょうどその頃私の推しの解散宣言が出ていたので、それについて書き散らかしました。無事本が発行され(関係者の方々お疲れ様です!)、見本誌が届きましたので、早速読んだ次第です。
須賀しのぶ「また、桜の国で」 雑感
※この記事は作品のネタバレを含みつつ、全体的にまとまりのない雑感です。ご注意を。
「また、桜の国で」は、第二次世界大戦下のポーランドを舞台にした物語である。主人公・棚倉慎(たなくらまこと)はロシア人の父を持つ日本人で、ワルシャワの日本大使館に外務書記生として派遣された。幼い頃に自宅に迷い込んでいたポーランド孤児のカミルとの交流をずっと忘れられずに生きてきた慎は、ワルシャワで元ポーランド孤児たちが