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道草

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散歩の道中で見つけた看板や自動販売機等…様々なものについて思ったことを正直に書いていきます。
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#ショートエッセイ

ウルトラマンエース

とあるおもちゃ屋さんの前にウルトラマンエースがいた。それはウルトラマンとだけあってなかなかの存在感を放っていた。

しかし、ウルトラマンエースというところがなんともマニアックな気がする。

ウルトラマンエースというと帰ってきたウルトラマンの次のシリーズで1972年から1973年まで放送された。らしい。

以外にも古いウルトラマンなのだ。名前がエースだからあまり古さを感じさせない。
ウルトラマンタロ

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怪我をした象

埼玉県飯能市のあるお寺に象が祀られていた。真っ白い象だ。

なにやら、包帯を巻いているように見える。

そもそも象が祀られているの自体珍しいのになぜ包帯が巻かれているのか?

怪我をしたからか。それじゃあなぜ、包帯をした状態で祀るのか?完治した状態を祀れば良いではないか…。

それか怪我をした状態ということに意味があるのか?

この象はボロボロになりながらも村を守った英雄なのか、そしてこの傷を忘れ

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青い看板

「今日は晴天で散歩日和だな」なんて思いながら歩いていると今日の空より青い看板を見つけた。

真っ青!雲一つない青空より青い。最高密度の青色だ。

この看板はなにを伝えたかったのか。

目立ってはいるがなんのメッセージも感じない。ただ、ひたすらに青いことを訴えている。

しかし、よくよく見てみると…

川崎市都市計画生産緑地…と見える。

これはお札に使われている、光に照らすと福沢諭吉などが出てくる

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転換期

人生にはいくつかの転換期がある。学生から社会人になる時。もしかしたら転職するかもしれない。これもまた転換期だ。そしてリタイアしてからの人生。様々な場面で人は転換期を迎える。

ジャムおじさんも転換期を迎えた。

パン屋を引退してシルバー会員になったのだ。

今は、事務から植木剪定、パソコン指導など何でも引き受ける。

以前はコック姿でアンパンマンの新しい顔を作り、街の治安を陰ながら支えてきた。しか

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高額販売機

路地の一角にもう現役を引退した自動販売機があった。

普通の自動販売機とは違い、商品がとても高額のものばかりだ。

千円札も使えますと書いてあるが千円札じゃないと買えないようなものもある。

一番左端のものは5000円もする。

気になったのでゴミ山に足を踏み入れ、正面から写真を撮ってみた。

何やらいかがわしいものであることは分かるが劣化しすぎてよく分からない。

そして、"硬貨の釣銭、返却は致

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空に向かう車

散歩の途中、こんなものを見つけた。

車の修理屋さんの看板の上に何やら不思議なものがいる。
片手には星のスティックを持ち、格好から見て魔法使いかなにかだろう…。

それにしても角度がすごい。どこに向かっているのだろうか。空に飛んでいきそうな勢いだ。どれだけスピードを出せばフロントがここまで持ち上がるのだろうか。

そして角度がありすぎて顔が見えない。
正面から見ると

もう、どんな人が乗っているか

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サトちゃんの副業

ふと、上を見上げると佐藤製薬のマスコットキャラクターのサトちゃんが何かを訴えていた。

普段は薬局の前でおとなしく立っているのに、どういうわけかここでは拡声器を使い何かを訴えようとしている。

高い位置から拡声器を使い、何かを訴えるなんて学生運動を思わせる。

新薬でも発売されたのだろうか?
拡声器を使って営業するなんて気合が入りすぎだ。ユンケル飲みすぎたんじゃないか?

そうでもなかった。この顔

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アメとムチ

怒られたあとに優しい言葉をかけられると泣いてしまう。

中学生の頃、野球部の顧問に怒られたあと「お前に期待しているから言うんだぞ」と言われたときには込み上げてくるものがあった。

逆に、テストの結果が悪かったとき限って親の機嫌が良いときは最悪だ。
「今日の夕飯はあんたの好きなハンバーグだよ!」
と笑顔で言われたあとに、そっとテストの結果を出した時、人の顔はここまで変化するのかと思うほど母の顔が仏か

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渡り鳥文庫

高円寺の高架下に渡り鳥文庫というものがあった。

鳥が巣を作りそうなところに本が2冊置いてある。

ここにある本は勝手に持って行ってもいいのだろうか?

知らない誰かがここに本を置いて、その本を知らない誰かが持って行き、その本は渡り鳥のように移動して行くのだろう。

何だか温かい気持ちになる。

他の場所にも渡り鳥文庫があればいいと思う。ひっそりと安全な目立たない鳥の巣があるようなところに。

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注意書き

当たり前のことを言われると腹が立つ。

乾燥剤に「これはたべられません。」
手持ち花火に「人に向けると危険です。」

誰がそんなことをするだろうか。
でも、いるのだろう。だから書くのだ。

僕の当たり前は誰かにとっては当たり前ではないのかもしれない。

この場合もそうだろう。

「トイレはすわってご利用ください」
100歩譲ろう。トイレの仕方がわからないの人もいる。

それは良い。が、しかしだ。間

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バイトの面接

面接というのはどうしてあんなにも緊張するのだろうか。

就職活動の面接はもちろんのこと、アルバイトの面接でも緊張する。

アルバイトを始めるには基本的にインターネットのサイトから連絡するか、張り紙等を見て連絡するかのどちらかだ。

そして必ずと言っていいほど面接がおこなわれる。そして、それをパスしないと働くことができない。

面接というのはとても重要なのだ。

シャッターが閉まっていたため、なんの

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アテレコ

ブログのネタがない。今まで撮った写真を見返してみた。書けそうなものがない。
ということで、今回は両国の大通りにいたお相撲さんの銅像にアフレコしていきたい。

その写真が言ってそうなことを状況を踏まえて書いていく。

では、一枚目。

「せーので持つから!」

友達の引っ越しの手伝いに来て、洗濯機を持つ時の一言。

どうでしょうか?手の形からしてこれは洗濯機ですよね。顔も気合が入っています。
いくぞ

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ポイ捨て

歩きタバコは大変危険だ。そして迷惑だ。
タバコを吸うなとは言わないがマナーは守ってほしいと思う。

ほら、こんなポスターもあるではないか!

「歩きタバコ」はやめましょう。
これが大事なのだがどうしても気になることがある。

みなさんもお気づきだろうが…

サラリーマンがヅラだと言うことだ。

子供の指をたどって欲しい。タバコではなくズラなのだ。

母親は、呆れた顔。父親は目をそらしている。
つま

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マネキン

時に、真似できないほど何かに優れた人がいる。

例えば野球選手の大谷選手は160キロ以上投げれて、ホームランも打てる。しかもメッジャーリーガーからだ。
これは努力ではおそらく真似できることではない。

ショピングモールの中に、ひときわ目立つマネキンがいた。

なんだこのアクロバティックなポーズは!
これはかなりの運動神経が必要だ。このポーズはなかなか真似できない。

僕がこのポーズをしようと思った

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