ガガ

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マガジン

  • 記憶

    思い出を綴ります。 若干の誇張はあるかもしれませんがホントの話です。

  • 道草

    散歩の道中で見つけた看板や自動販売機等…様々なものについて思ったことを正直に書いていきます。

最近の記事

タン塩の味

友人が以前、「年末に地元の友達と焼肉行ったらその中の一人が店員さんとライン交換したんだよね」と言っていた。 友人曰く、焼肉屋の店員さんは積極的でノリが良く連絡先を交換しやすいらしい。そしてなりより可愛い子が多いという。 その話を覚えていた僕は友人を焼肉屋に誘った。友人はきっとこの話を覚えていないだろうからただ単に僕が焼肉を食べたいだけだと思っているはずだ。 僕はなんとしても店員さんと連絡先を交換してデートを申し込むのだ。友人には邪魔させない。 店につくなりまぁまぁかわ

    • 青春の夏

      青春を歌った歌のPVは何故もこう、きまって学校のプールで男女がはしゃいでいるのだろうか。 夜の学校のプールで花火をしていたり、夏の昼間に制服でプールの掃除をしているのかと思えば水をかけあってはしゃいだり…。 そこで僕も思い返してみる。 キーワードは"夏" "プール" "青春"だ! 僕は夜中の学校に侵入する度胸も勇気もなかった。ましてはそれ一緒に行う友達もいなかった。よって夜の花火はしていない。 プールに入ったのは水泳の授業のみだ。あれは僕が中学2年の青春真っ盛りの頃。僕は

      • どこがやねん!

        世の中、矛盾だらけである。 ずっと真面目だった人よりも不良から更生した人の方が褒められたり、性格重視と言っていたあの子がイケメンと付き合ったり、世の中そんなことばかりである。 この自動販売機もそうだ。 GOODPRICE オールワンコイン!と書いてあるのにその上に80円〜。 おい。この世に80円玉というものが存在しただろうか?! 歴史上見てもそのようなものが存在したことはないはずである。 こんな明らかな矛盾があるのか。 よく見ると80円〜は後付のようである。

        • 捨てるなって言ったのに

          捨てるなって言ったのに捨てられることはよくある。 相手は決まってこう言う。 「だってゴミだと思ったもん!」 それはあなたから見たらゴミかもしれないが僕から見たらゴミではない。 他にも「聞いてなかった」「邪魔だから」等、いろいろ理由をつけられて捨てられるが捨てるなと言われたら捨ててはいけない。と僕はそう思う。 あと、僕はポイ捨てが嫌いだ。 タバコやペットボトル、空き缶と様々なものがよく道端に捨てられている。 僕はできた人間ではないのでポイ捨てした人に注意することや落ち

        タン塩の味

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        記事

          治療本

          週末には図書館に行き本を借りる。 今日もいつものように朝9時30分に図書館に行った。本を返し、また本を借りる。なんとなく目についた本を借りることが多く今週は4冊の本を借りることにした。 受付で本とカードを差し出し借りる手続きをする。 「本の中を確認しますね」 「あれ?この本、中が少し破れかけていますね。」 「あちらの席かけてお待ちください。」 ここは病院なのだろうか。危うく保険証出すところだったじゃないか。 仕方なく、本の治療が終わるまで雑誌を読みながら待った。 すると

          治療本

          なにそれ?

          広島県をドライブ中、とある看板が目に入った。 わけのわからん猿の着ぐるみが運動会の選手宣誓ばりに手を挙げて交通安全を誓っている。 そして頭のCの文字でさり気なく広島カープファンであることも誓っている。 安心して暮らせる町づくり実行委員会なかなかいいじゃないか。 少し名前が長い気がするが。 そして、更に進むと今度は違う看板が出てきた。 選手宣誓のあとは徒競走ってか? ちょっと見て欲しい。この目。出るよ?俺飛び出すよ?飛び出しちゃうよ?と言わんばかりの挑発した目。びしょ濡

          なにそれ?

          クリームソーダ

          この店に来たのは3年ぶりだった。 それまではよく彼女と通っていた。初めて彼女とこの店に来た時「ねえ、クリームソーダ頼みなよ」 と言われた。コーヒー好きの僕にとっては喫茶店でクリームソーダを注文するという選択肢は考えてもみなかった。 「なんかクリームソーダって子供じみていて僕は好みじゃないな」とブレンドコーヒーを頼もうとしている僕を差し置いて 「何言ってるの、クリームソーダっていうのは子供から大人まで誰が飲んでいてもおかしくないんだから」と彼女は店員さんにクリームソーダを2

          クリームソーダ

          ウルトラマンエース

          とあるおもちゃ屋さんの前にウルトラマンエースがいた。それはウルトラマンとだけあってなかなかの存在感を放っていた。 しかし、ウルトラマンエースというところがなんともマニアックな気がする。 ウルトラマンエースというと帰ってきたウルトラマンの次のシリーズで1972年から1973年まで放送された。らしい。 以外にも古いウルトラマンなのだ。名前がエースだからあまり古さを感じさせない。 ウルトラマンタロウならばうわ、昭和って感じがするが、エースはタロウより先輩なのだ。 そんなエー

          ウルトラマンエース

          ヤックルとの思い出

          高校生の頃、原付バイクで通学していた。 16歳で原付免許を取り、それからほぼ毎日バイクに乗って学校に行った。 僕は当時、ジブリ作品に熱中しており、自分のバイクに"ヤックル"と名付けて話しかけていた。 朝行くときには「ヤックル!」と行ってまたがり、「押し通ーる!邪魔するなぁ〜」と言いながらスロットルをフルに回していた。 アシタカのようになりたかったのだ。 ヤックルとの思い出はたくさんある。 中古で買った為、すぐ壊れ、冬はほとんどの確率でエンジンがかからない。 何度も何

          ヤックルとの思い出

          赤い月

          とても大きな月を見た。 思わず"えぇ〜"と声を出してしまった。 まるで自分の体にある、大きなホクロを見つけたときのような。 あまりの大きさに圧倒された。 車を運転していたのだが、ついつい赤信号で止まってしまった。 そしてその月はほんのりと赤みがかっていた。 僕には赤い月を怖がっていた時期がある。 それはクレヨンしんちゃんの「ネネちゃんのウサギがしゃべったゾ」(2003年12月6日放送)を見てからだ。 それは、夕暮れの赤い月が出ている日にネネちゃんのウサギの人形がシ

          赤い月

          夕日に誓った約束

          高校を卒業し、東京で生活を初めてからの初めての帰省の日、高校の頃、仲の良かった友人Oと遊んだ。 当時、Oは浪人しており外で遊ぶのが久しぶりだとハイテンションだった。 浪人生活は囚人のようで毎日、部屋にこもって勉強をしているそうだ。 人と話す機会もあまりなくとても辛いと嘆いていた。 一年で何日間しかない自由時間を僕と過ごしてくれていることに感謝しながら僕らはデートをした。(男同士) Oはとても優しい男でいつも僕をリードしてくれる。 「久しぶりの地元でしょ?」 「どこ行

          夕日に誓った約束

          メンタル

          ちょうど3年前のこの季節、僕は大学で授業を受けていた。 この授業はきのこの特性、種類などを学ぶというニッチな授業なのだがこれがなんとも人気の講義でいつも大勢の生徒が受けていた。 この日もおそよ500〜600人ほどが授業を受けていた。 もちろん授業は大学で一番大きな教室で行われるのだが、そこは講堂でコンサートが行えそうな造りになっている。 僕はその講堂の後方に座っていたのだが、ある生徒が一番後ろの壁に寄りかかって座っていた。 僕の周りの席はいくつか空いている。 そこにい

          メンタル

          BB弾

          小さい頃から落ちているものをよく拾ってくる子供だった。 道に落ちているものチェーンの切れたキーホルダー。色の剥げたフィギュア。 今でも、実家にシークワーサーのキーホルダーと妖怪人間ベムのフィギュアがある。 これらは僕が拾ってきたものだ。 そして何でも拾う僕が幼稚園の頃から小学校低学年にかけて熱中したのがBB弾集めだ。 BB弾とはエアガンの弾で米粒ほどのプラスチックで出来たものだ。 基本的に公園などに落ちており、これを必死で拾い集めていた。 黄色と白がほとんどなのだが

          まーごっこ

          僕が幼稚園の頃、初めて父親に教えてもらった遊びがある。 "まーごっこ"というものだ。 "まーごっこ"とは歩道を歩いている人や、自転車に乗っている人に対して車の中から "まー"!と叫ぶというものだ。 そして、歩行者や自転車に乗っている人の反応をサイドミラー越しに見るというなんとも品のない遊びである。 僕はこの"まー"ごっこが好きでよく父親と一緒にやっていた。 "まー"ごっこにはいくつか注意することがある。 1つ目は、"まーーーーーー"とのばさないこと。まー!と短く、きれ

          まーごっこ

          想像力

          想像力というのは大切だと教わった。 小学生の頃、野球の遠征で旅館に泊まった際、枕投げをして遊んでいたら障子を破ってしまった。 その時、「想像力が足りないからこうなるんだ!」と怒られた。 他にも教室の中で騒いでいて、友達に怪我をさせたり、ガラスを割ったりした際にも同じことを言われた。 そんな幼少期を過ごした僕は様々な想像をするようになった。 このポスターを見たときもそうだ。 危ない!この中に入ってはいけません。とある。 では、この中には何があるというのか? イラス

          想像力

          マネキン

          時に、真似できないほど何かに優れた人がいる。 例えば野球選手の大谷選手は160キロ以上投げれて、ホームランも打てる。しかもメッジャーリーガーからだ。 これは努力ではおそらく真似できることではない。 ショピングモールの中に、ひときわ目立つマネキンがいた。 なんだこのアクロバティックなポーズは! これはかなりの運動神経が必要だ。このポーズはなかなか真似できない。 僕がこのポーズをしようと思ったら、2階から飛び降りるしか方法はない。 でも、待て!シューズフェアで靴をPRし

          マネキン