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発行部数1万部のローカル新聞でみたこと

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某地方都市で発行部数1万部という超ローカル新聞社の記者をしていました。全国紙とは違った田舎のほほえましくもエグいできごとについて紹介します。
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2023年9月の記事一覧

郷土紙という超ローカル新聞(連載20)原稿用紙健在

郷土紙という超ローカル新聞(連載20)原稿用紙健在



令和でも原稿用紙

いまだに紙の原稿用紙が残っているのが新聞社です。しかも紙名入り!
仕事や大学のレポート提出のような場面でも手書き提出が減った21世紀の話です。
今でも原稿用紙を目にすることがあるのは、新聞社以外なら、小学校の作文の授業と昔ながらの文豪先生がいらっしゃる出版社くらいではないでしょうか。

私がそんなクラシカルな新聞社をやめてから10年ほど経ちました。
さすがにこのネタは、お蔵

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郷土紙という超ローカル新聞(連載19)載っていればOK!

郷土紙という超ローカル新聞(連載19)載っていればOK!



地元のことならなんでもニュースに

郷土紙は、地元に関するできごとをニュースとして紙面で紹介するメディアです。
おもに記事にするのは、新聞発行エリアの市町村の選挙関連、議会の様子、行政情報、地元企業の動向、地域で問題になっていること(医療や教育、学校、交通問題、市街地再開発など)です。
このような固い話題だけでなく、地域の祭りや伝統行事、小学校の運動会、地元農家の桃や柿の出荷が始まった、市内の

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郷土紙という超ローカル新聞(連載18)再開告知←誰得?

郷土紙という超ローカル新聞(連載18)再開告知←誰得?


待望ではなくても連載再開!

このシリーズ、前回のエントリーから1年半以上あいてしまいました。
その間に、少なからずフォローくださった方、生暖かく見守ってくださった方、感謝しています。
あまりにも更新が少ないので、解除してしまった方も多いですよね。
待望ではありませんし、誰得?って感じですが連載再開いたします。

本連載は、2020年夏にスタートしました。しばらく続いたのち、2年ほど休肝、休刊。

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