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【The Last 14 Days】共感覚

私が共感覚を知ったのは、20代に入ってから。

少人数にしか公開していないブログに「数字って人に見えるよね!」とさらっと書いたところ、たまたまその時にテレビで共感覚の特集を観たらしい友人から「それって共感覚って言うらしいよ。」と言われた。

その時は「そうなんだ。」程度で、少しネットで検索して終わった。

当たり前だからこそ、その程度でしかなかった。それくらい私にとって共感覚はわかりにくいものだった。

深く知るきっかけは以前にも書いているが、共感覚について取り上げたclubhouseに登壇したことから。

その頃にはもう少し知識はついていたが解決法があるとも思っておらず、一番の驚きはこれだった。

「え?感情に色が観えるのってみんなそうじゃないの?」

共感覚についての知識はある程度あったが、感情に色が観えること、これが人間は全て観えているものだと思っていたから驚きしかない。

私がビジュアライゼーションと呼んでいたものが共感覚だった。これもひとつの発見だった。

私にとって共感覚は、とても身近なものなのに実はまったく知らなくて、だから知りたい。共感覚を知ることは、自分を知ることだったのだ。

色々と調べながら私は共感覚に関する文献の探しづらさ、認知の少なさ、そして私が抱えている「困難」について触れられていないことがとても気になった。

人によって違う共感覚。だから私の困難も、私にしかわからない。
だけど似てる人はいるかもしれない。だったら書き記していこう。私には20年書き続けてきたこの文章がある。文章で伝えることは、何よりも得意だ。

こうやって書いていくことで、自分を知ることにもなり、そして困難を抱える人に伝えられる。

そんな活動が、BeautyJapanの舞台に舞い降りた。

そこでさらに浮彫りされた共感覚への私の想いは、多様性に共感覚を認識してもらいたいという想いにもたどり着くことになった。

より具体的になっていくこの活動に、私は叶えたい想いがたくさん生まれていく。

伝えて癒したい。
生きづらさを軽減したい。

心が疲れた誰かのためであり、私のためでもある。
そんな活動をもっともっと膨らませていきたい。

BeautyJapan中日本大会まで、あと14日

山口葵

クラウドファンディング挑戦中です。

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