店長を目指している方へ「見るべきはお客様」
私のミッションはSV(エリアマネージャー)としてどのお店の売上も上げられるようにすること。
しかし、同じことをやっても売上を上げ続れるお店もあればなかなか売上が上がらないお店もあります。
「売れるお店と売れないお店の違いはなんだろう」
試行錯誤する中で見つけた1つの答え。
それは、売れるお店には売れる風土があるということ。
今日は売れるお店の風土について。
店長を目指している方、今現在店長の方、店長を教育する立場の方のお役に立てるテーマです。
売れるお店の風土とは
売れるお店は、「見るべきはお客様」という風土が根付いています。
逆に売れないお店が見ているのは、「自分や上司」
ここが圧倒的に違います。
以前、A店に行った巡回に行った時。
A店の店長は私を見つけた瞬間近づいてきて、お店の状況を説明し続けてくれました。その横を何人ものお客様が通っていることにも気づかずに。
私は見かねて「混雑してきたのでお話しは一旦あとにしましょうか。」と切り上げてやっと接客にもどっていきました。
一方、B店を巡回した時。
B店の店長と挨拶を交わし、最近の状況を確認していたところ、突然B店の店長はこう言いました。「お客様増えてきたので接客してきますね」と。
いわずもがな、
売れるお店はB店舗です。
A店は上司の顔色を伺うことに必死になってしまってお客様の存在にすら気づいていませんでした。A店が見ているのは上司である私と上司によく思われたい自分です。
一方、B店は上司にどう思われようが目の前のお客様を見て、優先させていました。
これが売れるお店の良き風土です。
なんだ!あたり前じゃんって思うかもしれません。
でも人は何も意識しなければ、自分のことを最優先に考える生き物です。自分が一番可愛いですし、自分のことが一番大切です。
だからこそ、「お客様を最優先に見る」という当たり前のことを当たり前にやるのがとても難しいのです。
では、風土はどうようにしたら根付くのでしょうか。
風土は誰がかえるのか
風土作りはお店のトップ=店長が変えるしかないと考えています。
スタッフがお客様優先の大切さを理解し、お店の風土を変えようと思っても、店長が理解して行動してなければ変わりません。
また、外部の人から指摘されその場では改善されたとしても店長が理解して行動してなければ一瞬で元にもどります。
では店長は何をすればいいのか。
日々、伝え続けること。
お客様を見るという超基本的なことを言葉と行動で伝え続けること。
これが店長の役目です。
部下に自分の仕事を振っていく中で、この役目だけは他の誰にも振ってはいけない役目です。
店長を目指す方、現役店長のみなさんは、
「お客様を最優先に見る」という風土が根付くように,根気よく伝えて続けてください。
必ず売れるお店に成長します。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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