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歌詞

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シンガーソングライターaoco.の歌の詞を掲載しています。 たかが言葉、されど言葉。
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to

to

悲しみが追いつくその前に
あなたには伝えておきたかった
どれだけのものを失くしてたって
あなたさえいれば十分だって

どんなに手を伸ばしても どんなに抱き寄せても
すり抜けてこぼれてく なんて無力なんだろう
救いたいなんて大層な気持ちとは
ちょっと違うな

何もできないと知りながら 何もしないこともできなくて
同じ痛みを自分の中に探している
探しているけど

想像もつかない場所にいる
あなたには何

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水中の戯れ

水中の戯れ

流れに身をあずけた どこかで出会える気がしていた
まだ見ぬ美しいものに まだ見ぬ君という不思議なものに
ほら 漂うまま
 
運命が 廻る 廻るよ 水の中
僕らは 浮遊 浮遊 気が済むまで 好きにやってくさ
泳ぐ 泳ぐ 泳ぎながら
今日は今日の幸せを拾い集めて息をしてる
 
いつしか身を寄せ合う誰かを
探している自分に戸惑う
流れに逆らってみてもいいかな
不格好も結構 弱い生き物だからさ
 
変わる

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思考は停止 彷徨う午前0時 書き殴る文字が滲む 眠れない 
あぁ こねくり回しひねり出しても可笑しい 嘘まがいの本音らしい
 
これを「戯れ」というなら 解るはずもないだろう 
解らないままでいてくれていい
好かして魅せられたのならこの声も届くかな
耳から先がまだずっと遠い
 
安いプライド強化して 期待を昇化して
自分慰めてみたって 間違ったアルゴリズム 
上手くはめ込めないみたいだ
近づきたい

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grow

grow

目にかかる前髪の隙間で光った
あの蔦の葉がやけに誇らし気に見えたんだ
 
少しの悩み事だってないんだろう 
自由にあちらこちらに伸びて
 
きっといつか きっといつか 
思いながらも
重い根を張って止まった 
立ち止まった 
あぁ 君たちと大差ないんだな僕は
この手もこの脚もずっと自由に動くのに 
日の当たる場所までは 
まだ行けない 
まだ行けないや 
 
あんなに大事に育ててた植木
気がついた

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ネモフィラ

ネモフィラ

積み上げた荷物越しに飛行機雲が
機体から遠ざかれば薄くなっていくよ
 
消えるのかな あぁ

新しい生活に少しの期待とか不安とか
ナントカを詰め込んで ねぇ
忘れていくんだろうか?

どうか行かないで できればずっとここに居て
だけど背を押す風 春のせいにして 全部許して

積み上げた思い出越しに今があるって
やり残したことばかりだったよ ごめんね

次から次へと明日は来る
僕らは目の前を生きるこ

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晩秋

晩秋

揺れた木の葉 落ちる間際
とっさに伸ばした手で追いかけた
掴めなくて舞い上がった木枯らし
ふたり並んで眺めている

冷えた手と手 そっと繋いで
銀杏並木を静かに歩いた
目的ならたぶんなかった
ただ

君といる何気ない日々に目を凝らすと
不思議だね きれいなものばかり見えてくる

目の前の出来事に立ち止まることが増えた
こんなにも小さなことが
心を掴んで離さない
移り行く季節とか時代とか
繰り返し巡

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硝子玉

硝子玉

薄暗く小さなこの部屋は 
まるで僕を映し出す鏡だ
窓枠に切り取られた空が 
やけに遠くて眩しく見えていた
 
失くしたんだ この部屋のどっか
でこぼこで 出来損ないの 
いびつなガラス玉
 
散々な夢を見たような 
現実感のなさ
昨日まではそこにあったのにな
どうでもいいようなこと 
見過ごせばよかったのに
壊れてしまった
 
君に言わせてみればきっと 
大したことないんだろうけど
誰にも触れられ

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人魚

人魚

連なった泡を眺めていた 
水面へと昇って消えてった
きれいだった
 
祈りを込めて歌を歌った
誰かに届けばと願うたび
儚かった
 
分かり合いたい もっと知りたい
望めば望むほどに息苦しくなる
これじゃまるで溺れているよう
ねぇ 私の居場所はまだ残っていますか?
 
あぁ 泳いで 泳いで 泳いで 
泳いで 泳いで 泳いで 泳いだ
この尾ひれが何のためにあるのか
分からないままに時間が経つから
 

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タイムカプセル

タイムカプセル

思いがけないその言葉で
君が掬ったものは 僕の答えだったの
今更だな ようやく分かったよ

思いつくかぎりの酷い言葉を
投げつけて傷つけた
あの頃の僕らにはもう 罪なんてないでしょう

目覚ましい変化を遂げた生活と
戸惑いながらも生きる人々
どこにも行き場のないこの気持ちは
誰にも届かなくたっていいから

未だに大人になりたくもないし
悲しいことなんて嫌だし
もう何もかも知らないフリして
投げだし

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Stray dog

Stray dog

嵐の夜 風が剥がす
街の化けの皮 遠くに飛んで消えた
人は惑いながら続く
そこにはルールも正義も何もないな
 
何が変わる? 
何か変わる
何か変わってしまったんだ
いや、変わらない
たいして変わってないよ 僕ら
 
人は選びながら続く
だから僕は歌を歌うことにしたよ
誰のためか 何のためか
その薄情な紙切れよりもずっと
欲しいものだった
 
何がわかる?
何かわかる
何かわかってしまったんだ

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青葉のうた

青葉のうた

そう分かってる
きっと今がその時だ
憧れがそっと耳打ちをするんだよ

まだまだ危ない綱渡りみたいだ
風に煽られたら落っこちそうさ
荷物はまだないよ
軽い気持ちで飛びたいよ

限りあるものを数えても
もう残された中で生きていくだけ
季節が終われば散るのだから
もう 散るのならば
 
大切にしていた小さな石ころ
今じゃもうただの石でしかないんだ
時が経てばまた何か失くしていく
失くしたものには
またど

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僕の怪物

僕の怪物

あの日の何気ない会話が 忘れられずにいるんだ
僕は張り付けたような笑顔で 確かまた「ごめん」って言った

気付かぬフリでごまかして 無かったことにしたんだ
正解だけを善しとして 手綱を強く握った

何か 何かが 剥がれていくようだったから
その話 やめにしないか

冷静になれよって言い聞かせてる僕はずっと
探しても見つからないものばかりが 欲しくて欲しくて
君はいいよな ずっと僕の中で好き勝手暴れ

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線香花火

線香花火

はじめの一本 丁寧に火にかざしてみたんだ
見る間にすっと小さくなってあかりが灯る
二人の顔を照らすだけの赤い火の玉
見つめてたら花火越しに 君と目が合ったんだ

都会の片隅 蛍火ちらつく夏の夜
ゆらり揺られて落ちる 瞬く間に
くだらない話をいつまでも続けていたいよ
しがない会話に儚く花を咲かせて
まだ終わらないで このまま

右も左も騒がしくて目移りしてたら
浴衣姿の少女の狐の面が笑った
振り向き

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デタラメな自分へ

デタラメな自分へ

嫌いになんてなれないように生きてきました
余計なことは気にしないようにしてみました
そしたら何にも好きになれなくなっていました
次第に私というものがわからなくなりました

できれば悪者にはならないように なれないように
正直者であるために 
正直じゃない私は嘘をついている

なんてデタラメな世界だ
隠し持っている本当の言葉は
口にしなければいつしか現実で偽物と入れ替わり
こんなにも簡単に自分を手放

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