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諦念と希望のはざまから
この二、三週間ほどのあいだに個人のプライバシーを侵害するような週刊誌記事が出て、にわかに私の生活の内側にあるSNSがさわがしくなった。それはSixTONESのアカウントを作って初めてのことで、流れてゆくTLをぼんやりと眺め、この世の中の異性愛至上主義的な風潮と、私人のプライベートへの違法行為を容認する(そういった感覚を前提とした)様々な主張に忸怩たる気持ちを抱きながら、SixTONESのアカウント
もっとみる108歩の先にあったのは、光
SixTONESを知る以前の京本大我さんの印象といえば、歌がうまくて、美人で、家庭環境に恵まれていて、音楽の才能があって、ミュージカルをやるひと、だった。もちろん名前はずっと知っていたし、SixTONESに詳しくなる前から顔と名前が一致するタイプのアイドルでもあったので、エリザベートに出演していると聞いて「すごいねー」なんて言っていたし、歌番組でセンターに立ち高音パートを歌いあげる姿をみて「すご
もっとみる何万光年も先から祈ってる
6月18日は北斗くんの誕生日らしい。友人の誕生日からはじまって、自宅の郵便番号、自分の電話番号に至るまで、羅列に意味を持たない四桁以上の数字を覚えることが苦手な自覚のある私にとって、好きなアイドルの誕生日はこれまでの人生でかなり長い時間、ただの数字の羅列でしかなかった。いろんなアイドルを好きになってきたけれど、アイドルの誕生日が意味を持ったのはここ数年、SNSでの所謂主役不在の誕生日文化に触れてか
もっとみる親愛なるSexyZoneへ
1/8に健人くんが脱退するというお知らせを読んでから、何度も何度もなんどもこの画面をたちあげては消している。何かを書こうとして、でも言葉がまとまらなくて、何を書いても嘘のような気がして、そんなことをしてる間に5月になって、約5か月も経っていてびっくりした。5か月て…え……?5か月経っても1/8のことは新鮮に思い出せるし新鮮にショックで、自分がそんなにも心を揺さぶられると思っていなかったからそのこと
もっとみるSEXY ZONE LIVE TOUR 2023 Chapter Ⅱ in DOME.
福岡公演のときの楽しさの衝撃も、東京オーラスの怒涛の感情も、ぜんぶ忘れたくないのでここに書く。
今回のドーム公演、もちろんアリーナ公演からの流れは汲みながらも、まったく違うライブになっていて、SexyZoneというのは、同じアルバムからこれほどまでに違うライブをつくることができるのかと衝撃だった。 アリーナ公演で軸になっていたコンセプチュアルなアルバム曲がいくつかセトリ落ちしていてなるほど…とお
2023年10月を振り返る
日記的な備忘録を書こうとおもったときに毎日書くのは無理で、週末は文章を書く時間をとれないと思うと、月ごとにまとめるくらいがちょうどよいのかもしれない。勝利くんが長文のブログを毎月30日に書いている合理性に予期せぬところで触れた気がする。
10月は精力的に人と会ったりでかけたりしたとおもう。涼しくなってきたので。人生で初めてビリヤニと栗チーズナンを食べに連れて行ってもらった日があり、その日はものす