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日日に漕ぐ舟。

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朝、昼、晩、暗闇の真夜中。なにげない時間のなか、暮らしから見つけた不思議な葉っぱ。
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2021年8月の記事一覧

15. チョコ好きガールがハマるPARM!

15. チョコ好きガールがハマるPARM!

日常の句読点としてホッとしたい時。あるいは、気持ちの閉塞感を感じたらなにをするか。緑を見にいくか、お風呂に湯をためて、ざぶーっんと浸かって禊ぎを堪能させてやり、(読める時には)本のページをめくるのだが。そんなことをする時間もとれない時にお世話になっているのが、1本のアイスチョコバー「森永乳業のパルム」となる!

気づいたら冷蔵庫をあけて手にとってしまう。1日1本までと決めているので、いつ食べるか。

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13. 動いてるって素晴らしいこと

13. 動いてるって素晴らしいこと

ぼーっとした昼下がりの窓外。朝の散歩や夜の散歩で。あるいは、ソファに座ってベランダをみている時。仕事机で。

気がつけば緑をみている。
自然のゆらぎを感じている。

木々の枝や緑は、微風や大風や、雨やおひさまをうけて、年中ゆれている。

止まっている時はないかな、と思って気をつけてみるが、たいてい見あたらない。というか、外でゆらぎのない緑の葉や茎をみたことがない。それは驚きだった。

止まっている

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12. 家はあなたの生きてきた奇蹟の場所。守られているんです。

12. 家はあなたの生きてきた奇蹟の場所。守られているんです。


父の意匠が刻まれた書院造りの部屋で 実家に帰って4日目になる。日に日に、この土地の水に自分が合ってくるように感じる。豊岡は山に囲まれている盆地、地下にある水脈を水道の水に利用しているらしい。夏は水がひゃっとして滑るよう。ふれるたびに気持ちいい。

 いま、2階の和室でこれを書いている。
 この空間は、香住(現・香美町)、城崎と半生にわたって旅館業を営んできた父が、商いのためではなく愉しみとして生

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