マガジンのカバー画像

ウクライナの人々へ

22
ウクライナの人々に思いを寄せること。無力感にさいなまれながらも何かを発信したいと思います。My thoughts are with people of Ukraine🇺🇦
運営しているクリエイター

2022年5月の記事一覧

「真理」と「うそ」を見抜く力ー常に心の片隅に懐疑の意識を持ち続けよう!

「真理」と「うそ」を見抜く力ー常に心の片隅に懐疑の意識を持ち続けよう!

これは、NHKドキュメンタリーからの情報である。

太平洋戦争開戦の年の個人の日記や書簡など(エゴデータというそうだ)から語彙を抽出して、AIに読み込ませて分析する(SNSのように)と、1941年初め頃は日常をごく普通に楽しんでいた国民の様子が語彙を通して浮かび上がる。

アメリカ文化を謳歌して映画やダンスを楽しんでいた様子がその語彙から伝わってくる。

それが開戦までのたった一年で、戦争に関する

もっとみる
コメディドラマの主人公が大統領にー“Servant of the people”(国民/人民の僕)

コメディドラマの主人公が大統領にー“Servant of the people”(国民/人民の僕)

(写真はcinta.comより転載)

ゼレンスキー演じるドラマの大統領は、高校の歴史の教師である。ひょんなことから政治をこき下ろす動画を生徒にアップロードされる。「ピー」と何度も音が入るほど下品な動画で、校長も学校の品位を落としたとカンカンになって怒るほど。だが、それが多くの人に支持された。

生徒たちは大統領選挙に立候補するよう薦める。大統領候補の申請料が、生徒たちによってクラウドファンディン

もっとみる
「何を守るのか、それが問題だ」 ウクライナ🇺🇦の人々に思いを寄せ続けたいー何もできない無力感にさいなまれながらでも・・・(13)

「何を守るのか、それが問題だ」 ウクライナ🇺🇦の人々に思いを寄せ続けたいー何もできない無力感にさいなまれながらでも・・・(13)

今回もUkraineに関する新聞記事から心に響いた言葉を記したい。4月30日付 朝日新聞から早稲田大学教授(憲法学) 長谷部恭男氏の「戦争と憲法」から(要約と引用)

長谷部教授は、ジャン=ジャック・ルソーの言葉を引用して、「戦争において攻撃の対象となっているのは敵国の社会契約、つまり憲法原理である。憲法原理が根底的に異なるからこそ国家は対立する」と述べている。

「共産主義陣営と自由主義陣営が対

もっとみる