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「フリーランスか会社員か」の二択を飛び越える

今日は、本を読んで思ったことをおしゃべりしたいなと思います。

『フリーランスの進路相談室』という本をよみました。

2021年に刊行された新しい本で、
わたしの知りたかったことと重なる内容が多く、おもしろかったです。

表紙の、シンプルでかわいらしさのあるデザインも好きです。

フリーランスの悩みにまつわる14こものテーマについて、
実際にフリーランスで活躍されている方に相談をする対話形式で、
フリーランスとしてのあり方を考えるヒントが収められています。

わたしが目を留めたのはこの一文です。

だから僕としては、二者択一の考え方はナンセンスだと思うようになっていったんです。

『フリーランスの進路相談室』46ページ

「会社員かフリーランスか」という論争の優劣が何度も入れ替わるのを見てきたインタビュイーのタムラカイさんの言葉です。

わたしははっとして、それから同意の思いを感じました。

「フリーランスなら会社に通わなくていい!」
と気づいてから、
「でも会社に雇用された方がいいのかな」
と、知らぬ間に二択の思考に陥っていました。

けれど、たしかに、大事なのは「形態」ではなく「何をしているか」だと思います。

デザイナーやライターなどの「やっていること」が先にあって、その上でフリーランスや会社員という状態が生まれるんです。

同書・同ページ、タムラカイさん

わたしの送りたい生活を、フリーランスのほうが実現できそう。

起点はそれで十分なのかもしれません。


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