inesik_no_tsubuyaki

2023リセット

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如何に上手にかくれんぼするか

今年から本格的に投稿を始めてほとんど読まれることがなく半年が過ぎました。 ここでは何か目的があって書いているわけではありません。 強いて言うなら、 出来るだけ読まれないように。をモットーに(とか言いながら途中から目的出来始めてマジモードになったりして...)、 ガチのつぶやきだと思っているので「てにをは」も適当です。 てなわけで、検索で引っかかって見に来てくださった皆様。 読むだけ読んで是非スルーして行ってください。 電車待ちの隣に並ぶ他人と一緒一緒。 変わってるね。を

    • 踊り候え ReyCamoyに寄せて

      明日、5ヶ月ぶりのステージです。 恒例のUrBANGUILD FourDancers。 全く体を動かさなかったこの5ヶ月で、なんのトレーニングも試みず挑むのは人生初。 明日のストーリー。 夜も更け表通りも裏通りもひと気の途絶えた村で、 男が一人、パブからの帰り途、街燈にもたれかかるようにして佇んでいた。 男の頭上で光に吸い寄せられた羽虫が数匹飛んでいる。 もう季節は秋を過ぎようとしているのに、灯りに羽虫は残りの命を捧げるように弱々しく舞っている。 男は酔いが回りゆらゆ

      • 祇園さんの蜃気楼

        7月の京都と言えば祇園祭。一カ月に及ぶ祭事が続き、クライマックスとしての巡行があります。 若い頃は屋台が並ぶ街中を山鉾を見るよりも買い食いして練り回ることが楽しかったのが、年齢を重ねるとともに暑い中わざわざ人混みに揉まれるなんてまっぴらごめんと、とんと関心が無くなりました。宿泊のお客様にご案内するための情報は頭の中に入っているので、わざわざ出歩くなんてもう何年もしていません。 が、好きな作家である森見登美彦氏の祇園祭に絡むお話を読んでからは、早朝か深夜の仕事の行き帰りに、

        • DAIAMONDS ARE FOREVER

          最近は会社以外で人と会うこと。特に数人以上の友人知人がいる場に出向くのが億劫になっています。人の発するエネルギーを吸収できる丹力が減少しているんですが、そんな中、先日は数カ月ぶりに人前で踊りました。 30年以上続くDiamonds are forever。クラブメトロで毎月開催されるドラァグクイーンのショーイベントでバックダンサーとして踊ってまいりました。 翌日は早朝出勤でしたが、1部、2部のショー共に完遂してまいりました。 この4カ月間全くジムもスタジオで自主練もストレ

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        如何に上手にかくれんぼするか

          dip in the pool

          7月に入りました。今年も折り返しに入りました。 6月は全く更新する気になれず、珍しく空いてしまいましたが、 6月は東京に行ったり、ドラァグクイーンのバックダンサーをしたりと気分転換レベルのことはしておりました。 てか、ね、もう今仕事以外で何かするやる気が全く湧いてこないわ。 乾きすぎてて、もう仕事だけで十分な人生になってるわ。 で、ちょっとそんな自分に栄養剤ぶち込もうと、東京には中学生の頃から追っかけているミュージシャン「dip in the pool」を聞きに行ってきま

          4月がはるか遠く

          もう5月も過ぎようとしてます。 もう色々と会社ではバタバタで桜の季節やゴールデンウィークがはるか昔のようです。 そういえば4月は半ばまでに写真や映像という媒体での出演をしてまいりました。 その後、あっという間に色々起こり始めて大昔のような思いですが、撮影は中々に刺激的な現場でした。 さて、写真も映像もお披露目までは随分と時間がかかると思いますが、一先ずオフショットをバレない程度にチラ出し。

          4月がはるか遠く

          inesikのキーホルダー

          3月の舞台の際、会場だかどこだかで自転車の鍵を紛失してしましました。 僕の乗る自転車は、盗難の多い外国でも抜群のセキュリティーと丈夫さで評価の高いABUSというメーカーのものが付いています。 今回、その丈夫さがカギを紛失(すでにひとつ目なくしスペアーキーを今回紛失)したことによって証明されました。 自転車屋さんに持ち込んでカギを外してもらおうとしたところ、巨大な金属ばさみでも、断ち切れるどころかほとんど傷つけることできず。とうとう工具のグリンダ―まで使ってやっとのことで断

          inesikのキーホルダー

          南丹満喫

          今年は既に多くの問題が露呈していて、4月は途中からNoteする気が失せてましたが、GWの最後に里山で面白いWSに参加してきました。 普段、僕は滅多にイベント的なものには参加しません。理由はなんとなくエンジンかからないからといういい加減なものなんですが、最近インスタでときめいてフォローしたアーティストが企画したイベントが、珍しく琴線に触れ、即申込して先日参加してきました。 本当に充実した一日を過ごしてきたのですが、 今その残り香に浸っております。 会場になった南丹の山間に流

          職業イメージ

          度々言われることがあります。 「旅館だったら毎日美味しいものばっかり(まかないは)食べてるんだよね」 老若男女問わず言われます。 返答はいつも一緒。 「美味しいもんなんて食べれませんよ」 旅館だったら経営する側は毎日お客様が召し上がるのと同じものを食べているというイメージみたいですが、そんなバカ贅沢する経営者は滅びればいいと心の中で毒を吐きたい。 遅い朝ご飯はパン焼くか、仏壇からの下がりものの白飯にふりかけ。 遅い昼ご飯は食べないか、パスタ茹でて塩コショウ(最近の

          夜桜と酔っ払い

          4月に入りました。 snsではエイプリルフールのネタが溢れているようですが、観光業は今絶賛春の繁忙期中のため、そんな和やかな空気など縁遠い1日でした。 3月の頭の頃は今年の桜は早いだろうねぇ。と職場で開花時期の話が上がっていましたが、今年は寒さが長引いたため4月に入っても、桜満開とまでは至ってないようです。 繁忙期のため、皆で花見なんてことは滅多にありません。で、皆が桜の下でワイワイしているのが悔しいから毎年必ずする一人花見。鴨川のとある場所で、腰かけた自分の目線よりも

          夜桜と酔っ払い

          被写体として

          一難去ってまた十難。 先週頭ですっかり舞台からは離れることが出来ましたが、やっぱり色々と予定が入ってくるようで...。 今度はショートフィルムの撮影と世界規模の写真コンペティションに提出する作品へのモデル出演。あっという間に決まりました。 まぁ、作品作るわけではないし消費カロリーもかなり低めかと思うのだけれど、写真は複数の写真のうちの一つで僕だと分からないような特殊メークを施しての撮影。コンペティション提出作品なので業界以外では目にすることはない感じ。 ショートフィルムに

          ⑤走り抜けた5週間最後の舞台(あとがき)

          3月4日に京都UrBANGUILDにて開催されたヲルガン座提供TOMORROW BURLESQUE KYOTO。 広島から9名、京都ゲスト9名の総勢18名。 満員御礼の中、シアトリカル(演劇的要素のある)バーレスクが得意の広島勢と、ドラァグクイーン、コンテンポラリダンサー、舞踏、そしてバーレスクダンサーの混じるバラエティ色豊かな京都ゲスト勢のとても混沌としつつも、どれ一つ似たようなものはない長丁場といえども見ごたえのあるイベントは、最後終電がヤバい時間まで賑わっておりました

          ⑤走り抜けた5週間最後の舞台(あとがき)

          ④走り抜けた5週間最後の舞台制作ノート(小道具)

          続いて今回の肝となるサロメの願いにより殺された予言者の首の制作。 “ハロウィン“、“食べる“、”顔“などと検索していたらヒットしてきた生ハムで作られた人の顔とその作り方。当初これを参考に最後のシーンの印象付ける小道具を作ろうと考えていましたが、本当は自分の生首だったらとも考えていました。 生ハムでゾンビのような生首でもいいのですが、ドーム型の料理蓋を取った時に自分の生首だったらそれはどんな意味合いを持つのかと考えると、なんとか自分の顔にできないものかと思うようになりました。

          ④走り抜けた5週間最後の舞台制作ノート(小道具)

          ③走り抜けた5週間最後の舞台制作ノート(衣装)

          バーレスクではとても大事にされる衣装について。 サロメというテーマが決まっているので衣装のイメージとしては取っかかりやすいのですが、バーレスクのイベントでの上演ということもあり、衣装の変化と脱ぐということをテーマにしつつ、でもバーレスクっぽくないようなデザインをと、いつもデザインをお願いしているNINPさんへ相談。 今回そんなお金かけられるようなものではないのと、衣装制作する時間的にも全く猶予がないことを前提に出来そうなことをNINPさんとアイデアを出し合った結果出てきたも

          ③走り抜けた5週間最後の舞台制作ノート(衣装)

          ②走り抜けた5週間最後の舞台制作ノート(音楽)

          さて構想の次は、まず音楽から。 シュトラウスのオペラ「サロメ」七つのベールの踊りを切り口に、自分の感覚的に流れがスムーズになるような曲を探し合計6曲をミックスしました。 全てが自分の主観的な感覚による選曲ですが、 大層なクラシックの後には軽やかな旋律で且つ音の多すぎないピアノソロ曲を配置し、更にそれを打ち破るようなノイズ音楽を配置します。 ノイズ音楽も一つの曲だとどうも薄く感じてしまい、二つの曲を強弱付けながら重ねることで工場で響く複数の音のような印象にします。 そして

          ②走り抜けた5週間最後の舞台制作ノート(音楽)

          ①走り抜けた5週間最後の舞台政策ノート(構想)

          先日月曜日を持ちまして5週連続の舞台が無事終わりました。 正直全体を通しての感想は頑張りが足りなかった。もっとオファー決まった段階から時間かけてそれぞれに向き合いきるべきだった。でしょうか。とはいえ、それが自分の上限だということも分かった上での感想かな。 さて、最後の舞台はヲルガン座presents「Tomorrow Burlesque Kyoto」。 僕は3時間半近くになる長丁場のオオトリでした。当日は本当に色々起こりましたが、ここは制作ノートを中心に。 始まりは候

          ①走り抜けた5週間最後の舞台政策ノート(構想)