⑤走り抜けた5週間最後の舞台(あとがき)

3月4日に京都UrBANGUILDにて開催されたヲルガン座提供TOMORROW BURLESQUE KYOTO。

広島から9名、京都ゲスト9名の総勢18名。
満員御礼の中、シアトリカル(演劇的要素のある)バーレスクが得意の広島勢と、ドラァグクイーン、コンテンポラリダンサー、舞踏、そしてバーレスクダンサーの混じるバラエティ色豊かな京都ゲスト勢のとても混沌としつつも、どれ一つ似たようなものはない長丁場といえども見ごたえのあるイベントは、最後終電がヤバい時間まで賑わっておりました。

とか言いつつ僕は準備や最後のチェックを兼ねたリハなどで、ほぼほかの皆さんの舞台は見れず仕舞いでしたが...。

今後こんな大所帯なバーレスクをイベントの冠にした公演が早々あることもないと思うし、僕自身引退した身として同業者の邪魔をするつもりもないと予め断った上で、今回このイベントに出演したのは、お世話になってきたヲルガン座と、バーレスク部の初期から出演だけでなく、いち観客としての応援や先達としてのアドバイスなどを含め深い関わりを持ってきたからこそで、更にオオトリでの出演依頼は、気合入り過ぎる舞台となったと思います。

さて本業の旅館業は変わらず精一杯勤めつつ、5週間に渡り全く異なった公演やイベントに出演してきました。楽しくもあり、もう少し根を詰めてやればもっと良いものが出来たのかもと思うこともありますが、全て終わってしまったので春の観光シーズンに邁進しつつ資金繰りに苦しみたいと思います。

次は...もしかするとショートフィルムへの出演となるかもしれません。

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