マイナンバーカード普及賛成派の私が、現状のマイナンバーカードの無能さを語る
総務省のデータによると、マイナンバーカードの保有状況が先月末で74%だそうです。国民の3/4が持っている事になりますね。今、この記事を見ている人は持っているとは思いますが。
おそらくまだ持ってない1/4は、ほとんどが施設に入居している高齢者やマイナンバー否定派でしょう。でも、健康保険証がそのうち完全廃止となれば、全員がカードを持たざるを得ません。
私はnoteに数年前から書いているように、マイナンバーカードは便利で良いものだと思っているんですよね。
身分証明書になるし、オンラインで確定申告もできますし、コンビニの機械で住民票とかを発行できます。
しかし国民にとってはまだまだ全然、便利な世の中になっていないと思うんですよね。
最初にマイナンバーカードが発行されたのは2018年だから、かれこれ8年になります。
8年という期間に普及に多大な税金をかけてきて、今は国民のほとんどが持っていますが、費用対効果が悪すぎるんですよね。
『マイナンバーカードでしかできない事』がない
ただ例えば身分証明としては、これまたほとんどの人が運転免許証を持っている事でしょう。免許証がある人は、わざわざ身分証明のためにマイナンバーカードを持ちあるくのは、二重の手間になってしまうんですよね。
確定申告に関しては、カードを持っていなくても税務署のIDとパスワードさえ手に入れてしまえばオンラインでできます。
そして、コンビニなどで各種行政書類が発行できる制度について。
これ・・・・そもそも、マイナンバーカードでいろいろな情報共有がされている時代に、住民票を出す必要があるかって事なんですよ。顔写真つきのマイナンバーカードのコピーで良いでしょう。
私もついこの前、引っ越しましていろいろな手続をしているんですけど、いろんなところで住民票を求められ、かれこれ3,4枚コンビニで出していますが、本当、まだこんな事してんのか・・・って馬鹿らしくなります。
国がマイナンバーカードを普及させて、「便利だよ」って言っていても、市町村や民間のサービスは全然追いついていないし、恩恵を感じられないんですよね。
『マイナンバーカードを持っていないとできない事』っていうのがないんですよ。それはまだしも、持っていてもこれだけ様々な手続きに手間がかかるっていう。
何度も話しますが、私はマイナンバー肯定ですし、もっとラクな世の中になれば良いと思ってます。デジタル庁を応援していますが、ほんと、行政って駄目ですよねぇ。
おそらくこのペースでは、10年経っても世の中の利便性が変わっているとは思えません。
本当に全てがオンライン・AI化されたら、公務員が大量に不要になる
最近のAIはすごいですよね。これまたnoteやYouTubeで語っていますが、チャットGPTの登場から、自動画像生成、自動動画生成など、本当に人間のちからを遥かに超えています。
こんな驚くべき力を持つAIが、もっと単純で誰でもできる行政の手続きをこなせないわけがないじゃないですか(笑
でも、こういう事をAIにまかせてしまったら、今の公務員とかは大量に失業するんですよね。
たぶん、そういうところで歯止めがかかって、デジタル化が進まないんだと思います。
仮想通貨の規制とか税金問題とか見ても、日本は世界と逆の事をしちゃってるんで。
私たち介護職もいずれはなくなり、AIが変わる時代は間違いなくくるとは思います。
ただ、今の日本の政治や社会福祉制度をみていると、それも世界に大きく遅れをとるんでしょうね。
2ndアカウントもあり、よかったらどうぞ。