見出し画像

便利なつくりおき!かぶの葉の塩もみ活用&おまけの菊花かぶレシピ

春と秋の年に2回旬を迎えるかぶ。
クセのない味わいはさまざまな料理に使いやすく、食卓でも定番の野菜のひとつではないでしょうか。

かぶといえば白い根の部分が思い浮かぶ方も多いかもしれませんが、葉の部分もおいしく、栄養もあるので料理にぜひ使いたいものです。
(余談ですが、かぶの根は「淡色野菜」ですが、葉はβカロテンが豊富な「緑黄色野菜」なんですよ。)

今回はそんなかぶの葉の便利なつくりおき、かぶの葉の塩もみと、その活用レシピをご紹介します!

なによりもまず、かぶは買ってきたら早めに葉と根を切り分けましょう。

理由は、葉が根から水分などを吸って食感が悪くなったり、おいしくなくなったりしてしまうからです。

それでは塩もみを作りましょう!
まず切り分けた葉を熱湯にさっとくぐらせます。

かぶの葉はアクが少なく生でも食べられるので、軽く湯通しすれば十分です。
次は色止めのために冷水にとって冷まします。

水けをよく絞ったら、細かく刻みます。

重さをはかり、かぶの葉の1%の塩をふってもみます。

10分程置いて水気(あまり多くないですが)を絞って完成です。
このかぶの葉の塩もみがあると、いつもの料理にちょっと変化が出せて便利です!

個人的にイチオシは納豆に混ぜることです。

納豆にかぶの葉の塩もみを混ぜるだけ(+お好みで醤油等)ですが、食感や味わいにアクセントが加わって、とてもおいしいです。忙しい朝など、混ぜるだけで助かりますし、ちょっとですが野菜摂取量を増やせます。

大根の漬物(https://note.com/akiyo_koizumi/n/nbc48595d51ce)や刻んだ人参、ごまも混ぜて、新潟県の郷土料理‘きりざい’にするのもおすすめです!

このほか、かぶの葉の塩もみを使った簡単にできる料理をご紹介します。

まずはやっぱり菜飯。

温かいごはんにかぶの葉の塩もみを混ぜるだけでOKです!お好みでごまもどうぞ!

おにぎりにしてもいい感じです。

左から、じゃこ、梅干し、塩昆布を混ぜました。色々アレンジが楽しめます。

それから定番の卵料理にも使えます。

ベーコンと一緒にオムレツにしました。和風の卵焼きにもいいですね。
いつものシンプルなものに飽きたら、こんなアレンジもおすすめです。

おなじみのそぼろあんかけに混ぜれば、彩りも栄養価もUP!

鶏ひき肉と醤油、みりん、砂糖、おろし生姜を混ぜながら煮て、肉に火が入ったらかぶの葉を入れ、片栗粉でとろみをつけます。
豆腐にかけていますが、かぶの根や芋類、ごはんやうどんなどの主食にかけても◎。

そしておなじみですが、ふりかけに加工してもOKです。

ごま油を熱したフライパンでかぶの葉の塩もみとちりめんじゃこを炒め、しょうゆ、みりんで味付けし、ごまを混ぜます。
ごはんにかけると、菜飯にするよりかぶの葉をたっぷり食べられる気がします。

そしてごはんと使うなら、炒飯もおすすめです。

洋風のパスタにも使えます。かぶの葉を刻んだ塩もみがあればワンパン&包丁不要でできるレシピです。

フライパンにお湯250mlを沸騰させ、スパゲティ1人分(60~80g程度)を入れて茹で、茹で上がりの時間になったらオリーブ油、かぶの葉の塩もみ、ツナ缶、おろしにんにくを入れて炒め合わせ、塩で味を整えます。
ツナの代わりにじゃこもおいしいですよ。

また、少量を彩りとして使うのもおすすめです。

白っぽかった野菜とベーコンのコンソメスープもかぶの葉の緑色で彩りアップ!

いかがだったでしょう?
かぶを買ったら根だけでなく、葉の部分も使って料理に彩りと緑黄色野菜の栄養を加えてみてくださいね!
それでは今日もおいしく食べて、元気にお過ごしください☆彡

おまけ。
かぶの根のつくりおきは菊花かぶがおすすめです!

甘酸っぱい味わいが口直しにもよく、あと1品欲しいときにも便利です。おせち料理の定番ですが、普段のおかずの定番にもいかがでしょう。

写真のように、全部切り分けてしまわないように菜箸を置いて細かい切れ込みを縦横に入れていき、4%塩水に10分程漬けて水気をよく絞ったら、大さじで砂糖:酢=1:2と唐辛子少々を入れたジップロックに入れて味をなじませれば完成です。日持ちは冷蔵庫で4~5日OK!

こちらも覚えておいて損のない料理ですよ♪
かぶの葉とともにお役立ていただけたら嬉しいです!


サポートして頂けたら嬉しいです♬ いただいたサポートで元気になれるレシピをお届けします♬