見出し画像

培われるのは人間力!?海外留学を経験して得られるものとは

こんにちは、あきです。今回は海外留学を通して身につくのは英語力よりも人間力です。というお話です。


英語を覚えたくて留学を決意する人はたくさんいると思いますが、留学とは英語以上にたくさんの大きな経験値が培われます。それは「人間力」です。

3ヶ月から半年くらいの留学の場合、英語力よりもこちらの恩恵の方が帰国後のみなさんには感じれるかもしれません。

この「人間力」ですが、具体的にいうと以下のようなものです。

• 世界中に友達ができた。
• 自分の無知さを改めて自覚できた。
• 様々な価値観に触れて考え方の幅が広がった。
• 小さなことにでも感謝できる寛容性が生まれた。
• 世界の国の出来事に関心や興味が持てるようになった。
• 日本がどれだけ恵まれた国かということを自覚できた。
• 世界のどこにいても生きていけるという自信が持てた。


大きく分類すると、これら7つのことが留学を通して得られるものです。

本稿ではこれらのメリットを紐解きながら、私が皆さんに留学をオススメしたい理由を順を追って話していこうと思います。
これから留学を考えている方、英語に興味を持ち始めている方は是非読んでいただけたらなと思います。
また現在留学中の方にも是非知ってほしい内容です。

• 海外留学で得られる「人間力」とは


海外旅行と海外留学は別物です。
旅行の目的は休暇です。その国の有名ヶ所の観光だったり、評判のいいレストランやリゾート地でサービスを受けるいう良い側面だけを堪能するものです。

また旅行中のコミニュケーションが必要な場というのはレストランやホテル、観光地でのツアーガイドを相手に質問したり注文するくらいなので、たとえ日本語が通じなくてもそれほど困ることもないでしょう。

それに対して留学というのはその国での生活をしなくてはなりません。
留学期間、場所、その目的により、生活のスタイルは変わるかもしれませんが、家を借り、その場所の勝手を知り、職場や学校に通う。
日本で私たちが日々過ごしている生活を海外で行うわけです。
当然日本語以外でのコミュニケーションが必要な場面も出てきますし、日本語なら簡単なやりとりも外国語になると途端に難易度も上がります。

日々当たり前に過ごしている日常が海外に移ると、様々な場面で日本とその国との違いの比較ができるようになります。
すると改めて日本の良さが垣間見得たり、日本にはない考え方や価値観に触れることで、その度に様々なことを考えさせられます。そうやって普段気に留めないことに気づくことで人間力は培われます。


1. 世界中に友達ができる

留学中に通う語学学校、職場で働く同僚、イベントや地域のコミュニティなど、留学先には様々な出会いの場があり、そこでは様々な国籍の人たちと繋がりを持つことになります。
特にオーストラリアは移民大国とも呼ばれる多国籍な国なため、世界中から様々な目的を持ってオーストラリアに人が集まります。
私は3年のオーストラリア生活を通して、世界中に友達ができました。
日本に帰国した今でも繋がりがある友達も多く、時には日本に遊びに来てくれたり、自分がその国に遊びに行くことだってあります。
それによって今まで興味もなかった国でも友達ができると行ってみようと思えたりするものです。

留学後は自分でも驚くくらい旅行で行ってみたい国が増えるかもしれません。


2. 自分の無知さを改めて自覚できる


上記のように様々な国籍の友達ができると自国の文化や流行りの話だったり、相手の国の文化や流行りについても話をしたりするでしょう。特にアジア人で台湾や韓国出身の友達は日本の流行りにすごく詳しい人が多くて私は当初かなり驚きました。女性はジャニーズや日本のドラマのことに凄まじく詳しいことも珍しくありません。男性なら私以上に日本のAV業界に詳しかったりもしました。。
そんな時、ふと気づくのは友達はものすごく日本の事について詳しいのに私自身は韓国や台湾の事に関して知らなさすぎるな、という事です。

あくまでこれはほんの一例ですが、私は留学して友達ができて、自分がどれだけ世界の事に対して無知なのかを気づかされました。


3. 様々な価値観に触れて考え方の幅が広がる


各国の流行り知識以外にも一緒に働いていたり、遊んだりしていると労働に対しての価値観だったり、友達付き合いの考え方にも国民性というものが出ます。同じアジア圏の韓国、台湾、中国、ベトナム、タイ、南米のコロンビア、チリ、ブラジル、ヨーロッパ圏のドイツ、イタリア、フランスなど、それぞれの国には独自の価値観があり、どれも日本とは違った考え方を持っています。

文面や、映像ではない、生身の人間との交流の中でそう行った考えに触れれるということは大きな刺激になりますし、何より自分自身の考え方の幅を広げてくれます。


4. 小さなことにでも感謝できる寛容性が生まれる

価値観の違いから海外に来て日本での当たり前や常識は通用しないというスタンスは非常に大切です。
日本は自国のホスピタリティが世界と比較してものすごく高いため、サービスの質や対応方法が非常に優秀です。
それに慣れてしまっていた私が留学当初はオーストラリアのインフラの悪さ(特にwifi)、交通機関の時間の守らなさ(バスはまじでやばい)、レストランで出させる料理の雑さ(特に市場)などに無性にイライラした記憶があります。

また外国人の友達とどこかに遊びに出かける際も、相手は日本人特有の気遣いを全くしないのでそこにもイライラした記憶があります。。

海外生活をしていると、こう行った事は日常茶飯事なので徐々に寛容になっていきます。
慣れてくると

「今日のバスは10分遅れとかめっちゃ速い。急いでくれてありがとう、今日は間に合いそう!」
「いつも2時間遅れるコロンビア人の友達が今日は1時間遅れで来てくれた、ありがとう!!」

主に遅刻に関しての例ばかりですが、、このように些細なことでも感謝できる心の寛容性が身につきます。


5. 世界の国の出来事に関心や興味が持てるようになる


世界各国の友達ができると当然ですが、お互いの国の事情の話などをする機会も出て来ます。

やはり、目の前の友達が語る言葉には文面や映像にはない共感を感じます。
それまでなんの興味も関心もなかった国でもその国出身の友達ができると、その友達への関心や興味がその国への関心に繋がるわけです。

たとえば私は留学して最初にできた友達はコロンビア人でした。それまで南米の国のことなんて興味なんてありませんでしたし、コロンビアがどこにあるかも把握していませんでした。

しかし彼が日本のことについて割と詳しかったので何も知らない自分が恥ずかしくなったし、何より彼自身に興味が湧いてコロンビアという国についていろいろ勉強もしました。
このように世界の事情や文化のことが他人事ではなくなるので自然と関心が持てるようになるわけです。


6. 日本がどれだけ恵まれた国かということを自覚できる

これは上記で述べたことと相乗して起こることなのですが、世界の事情を知るほどに日本という国がいかに恵まれているのかを自覚できました。
オーストラリアは比較的先進国ですし、そこまで日本と比べても特別劣っていると感じることは時間を守らないくらいです。
しかし、ベトナムやカンボジア、タイ、インドネシアなどのアジア諸国の友達の話を聞いていると、インフラ、衛生面、交通機関などあらゆる面で日本がいかに素晴らしいかを痛いほど聞かされました。

日本にいると当たり前なことも国が変わればそれは当たり前じゃなくなるのです。
私は日本から離れて、日本の素晴らしさを改めて実感できました。


7. 世界のどこにいても生きていけるという自信が持てる

日本から出る前は海外へのイメージが国によりますが、悪い場所もあったりしました。
何より、経験したことないことへの不安から海外進出や旅行ですら、国によってはためらったりもしていました。
しかし、オーストラリアで様々な国籍の友人ができて、海外の生活を体験すると現実的に他の国でも生活も想像できるようになるわけです。
そして生きていく上で必要な言語力というのはそれほど高くはないことを知れました。
私は日本語と英語しか満足には話すことはできませんが、それでも世界のどの国でもやっていけるだろうなと自信が持てたのです。

その理由は伝えたい気持ちがあれば言語の能力値は関係ないからです。

様々な人と英語でコミュケーションするとわかってくるのですが、オーストリアにいる人はみんなみんな英語がうまいわけではありません。
加えて様々な訛りやアクセントもあり、同じ英語でも違う言語に聞こえるような発音の人もいます。それでもみんなちゃんと意思疎通ができるのは、そこに明確な「伝えたい意志」があるからです。

それさえあれば私が世界のどこにいても人と手を取り合い生きていけると思えるのです。


おわりに

いかがだったでしょうか?

留学のメリットとは英語だけでなくたくさんあります。
むしろ、英語が本当の意味で身につくより先にこれらの様々な恩恵の方が感じられるでしょう。

1. 世界中に友達ができる
2. 自分の無知さを改めて自覚できる
3. 様々な価値観に触れて考え方の幅が広がる
4. 小さなことにでも感謝できる寛容性が生まれる
5. 世界の国の出来事に関心や興味が持てるようになる
6. 日本がどれだけ恵まれた国かということを自覚できる
7. 世界のどこにいても生きていけるという自信が持てる

本項で取り上げたのは以上の7つですが、それ以外にもまだまだたくさんの得られるものがあります。

留学は決して安くない自己投資ですが、それに見合う価値は十分にあると思います。
お金もたくさんかかりますが、少しでも海外に興味を持っているならば私は強く日本から飛び出してみることをお勧めします。

その理由はなんであろうと必ずあなたにとって大きな経験値になると思います。



今回の記事は留学で得られる人間力についての内容でした。
留学の予算や準備など、出発までにまつわることについて書いた記事を下記にリンクしておきます。
それぞれ3500字程度の内容ですので、6分ほどで読めます。
よろしければ合わせてお読みください。


では また別の記事で

長期留学前にしてほしいプチ留学について

留学にかかる費用について

留学先に持っていくべき持ち物について


記事を読んでいただき、ありがとうございました。 よかったらフォローしてくださると嬉しいです