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怪盗ルパンの食事-ミステリーと料理の関係⑭-

みなさん、こんにちは!

今日は、『ルパンの世界』(以下、本書)の第32章「美食」と第33章「そして飲み物は」を中心に、アルセーヌ・ルパンの食事や料理&パリのレストランについて、みていきたいと思います。

私にとって、アルセーヌ・ルパン冒険譚の聖地巡礼で、楽しみなことの1つは、なんといっても、ルパンが訪れたカフェやレストランを訪れることなんです。

拙著では、ほんの一握りのカフェやレストランしか紹介出来なかったので、次にパリに行く際に制覇するべく、以前にYouTubeを作りました↓

しかしですね・・・本書によると、ルパンは水しか飲まないし、美食にはあまり関心がないとあり、これは作者のルブランさんも同じなのだそうです。

私も基本的に水しか飲まないので、私と一緒だ😆

確かに、物語に登場する食事や料理は、他のミステリ小説に比べて多くないのかもしれません。

実は、何年か前に、アガサ・クリスティーのミステリ小説に登場する以下の料理本を読んだことがあるんです↓

イギリスのお菓子とごちそう-アガサ・クリスティーの食卓-

そして、初めて知ったのですが、以下の本も出ているんですね。

料理からたどるアガサ・クリスティー

ルパンは、物語中に登場する料理が少ないので、「料理からたどるアルセーヌ・ルパン」っていう本を作るのは難しいだろうな~😅

それでも、料理について、私なりに印象に残っている場面があるんです。

それは、813ルパンの冒険(戯曲)です。

まず、813では、ルパンが敵であるアルテンハイム男爵の家に招かれた際に出された料理なんですが・・・本書でも言及されている通り、ルパン冒険譚で唯一、献立が描かれているのです。

キャビア
トリュフを詰めた鶏肉
レバーペースト
鶏の冷製料理のカカオクリーム添え

鶏の冷製料理のカカオクリーム添えって、どんな料理なのかな?と思って、色々検索してみたら、ソースは全然違うけど💦似たような(⁉)お料理の写真を見つけました。

鶏肉の冷製 レモン野菜ソース(ポッカさんのお写真をお借りしました)

鶏肉の冷製 レモン野菜ソース | ポッカサッポロフード&ビバレッジ

813では、写真のレモン野菜ソースが、カカオクリームになっているバージョン(⁉)なんじゃないかな?と推察しています。

そして、戯曲であるルパンの冒険ですが、以前、ブログに書いた記憶があって、自分の記事を探してみたら、やっぱりありました!

アルセーヌ・ルパン『ルパンの冒険』-その1 ランバル公妃の宝冠を狙うルパン!見事な変装と恋と冒険のストーリー‐|西本亜希子

ルパンの冒険って、1908年にパリのアテネ座で上演された舞台の小説バージョンなので、とっても面白いストーリーなんです。

で、ですね、過去記事にも書いている通り、ウフココット(Oeufs Cocotte)っていう料理が登場するんですが、一体どんな料理なんだろう?と思って、改めて調べてみました。

ウフココット(ミモレさんの画像をお借りしました)

【フランス旅気分レシピ】とろける卵が絶品!ウフ・ココット | 今日のごはん、何作ろう? GOROGORO KITCHENレシピ | mi-mollet(ミモレ) | 明日の私へ、小さな一歩!

フランスでは、卵を使った定番料理のようです。

こちらの記事にもウフココットの作り方が掲載されています↓
忙しい時の料理がちょっとラクになる!簡単でおいしいフレンチレシピ3選 | PARIS mag パリマグ

フランスに行ったら、ウフココット食べてみたいな~🤤

もし、(私が行きたいと思っている)ルパン譚に登場するカフェやレストランで提供されていたら、もっと嬉しい❤

特に、ブローニュの森にある、ルパンの時代から変わらず営業している「カスカード」や「アンペリアル」には、一度行ってみたいと思っているので、ウフココットが提供されていたら良いなと思ってます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。





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