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ラ・サンテ刑務所から脱獄する映画

みなさん、こんにちは!

今日は、ルパンファンなら誰でも知っているパリのラ・サンテ刑務所からの脱獄を描いたフランス映画をご紹介したいと思います。

ラ・サンテ刑務所は、パリ14区にある刑務所で、私もこれまで何度か訪れたことがあります。
サンテ刑務所 - Wikipedia

(詳しくは、拙著を見てね↓)

アルセーヌ・ルパン作品では、ルパンの脱獄、水晶の栓、813等でラ・サンテ刑務所が登場しますね。

ルパンも何度かラ・サンテ刑務所に収監され、その度に脱獄(!)しているわけですが・・・・彼は、明晰な頭脳を使って、刑務所の正面出口から堂々と出ていきます。しかも1人で。

ですが、今回ご紹介する映画は、収監されている数人が協力して脱獄にトライ&なんと実話というから、すごいです!

映画タイトルは、ずばり『穴』。

当初、なんで穴⁉と思ったのですが、映画を観ればその理由が分かります。
(ここから下は、Spoiler Alertです↓)

同じ部屋の仲間と脱獄計画を実行!

この映画が(特にルパンファンにとって)貴重なのは、ラ・サンテ刑務所が上方から撮影されているシーンがあり、その外観を観ることが出来ること。

私も上から観るのは、もしかしたら初めてかもしれません。

上方から見たラ・サンテ刑務所
もちろんセットだと思いますが、ラ・サンテ刑務所内部のシーン
看守が外部からの差し入れを全てチェック!バターの中身まで!

この外部からの贈り物のチェックって、ルパンの時代にはなかったんでしょうか⁉

確か、ルパンは食べ物の中に小さな手紙を隠して、外にいる部下と余裕で連絡を取り合っていたよね・・・💦

映画のタイトル通り、看守を逆に監視しつつ、とにかく掘って掘って、やっと地下道に到着!

刑務所の地下に下水道が流れていて、なんとそこにも標識があるんですね。
下水道を抜けてマンホールから頭を出してみると・・・
ついにラ・サンテ刑務所の塀の外に出たー!

このまま脱獄成功かと思いきや・・・この映画が気になる人は是非観てみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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