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山羊アキミチ
2024年4月13日 17:32
ふわふわ浮つくかすみのあかりふわふわ揺らつくぬるい世界首に吹く風ふと冷たい見開く目にうつる淡い色と声たち足並みそろわない春のせいふわふわ浮き立つめくった袖にふわふわ漂う甘い世界無駄に青い空雲ひとつない逆さの心にうつる固い蕾重たい足並みそろわない春のせいふわふわどこまでつづくのだろうふわふわどこから現実だろう軽やかであれば幸せであれば浮き彫りに
2023年7月24日 12:50
墓を素手で磨く七月の太陽を含んだ御影石てっぺんから水を少しずつかけるはねた水滴は速乾性生地のズボンを濡らす墓石は人肌のぬくもり撫でてぬめりを落とす話しかける謝りながら、照れながら左右対称の花を整える一際眩しい赤と黄色の髪飾りいつしか祖母の横顔をみている夏の午前の墓参りこどもの頃はあんなに怖かった場所なのに風はみせてくれる囲んだ木々の
2022年11月30日 22:50
作詩:山羊アキミチ作曲:アントニン・ドヴォルザークこぼれ落ちる 陽のしずく静かな森に 君を追い抜けたほとり 銀の砂すくいあげる こぼれゆく揺れるリンドウ 向こう岸駆けて 遊ぶ 君だろうおてんとさま 動かない夜が来ない うつろげな漕いで 漕いでも 近寄れぬ流れひとつ ない川で騒ぐしげみ 遠ざかる帰ろう 一緒に 帰ろうよ↓こちらは世界観をイメージし
2022年1月17日 20:58
今回はイタリアのヴァイオリニストで作曲家のニコロ・パガニーニの曲に詩をつけてみました。原曲は「ソナタ第12番ホ短調op3」です。前回から毎日探していてやっと「!!好きだ!!」と思える曲に出逢えたのですがピエトロマスカーニもイタリアの音楽家だったなぁと…自分はイタリア好き?『一緒』作詩:山羊アキミチ作曲:Niccolo Paganiniへだたりも壁もない境界線すらない
2022年1月6日 16:54
曲に詩をつける。曲先からの作詩に挑戦してみました。クラシックの知識は素人もしくはそれ以下の私ですがランダムに聴いてその中で心に引っかかったものに詩を書いてみようと出会ったのが《Johannes Brahms OP49-4 Lullaby》でした。後に既に訳詞もされておりステージで歌われている有名な曲だったことを知りました。お恥ずかしながらヨハネス・ブラームスという名前も知らず(これだ