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そして書きたい話があるので今日から更新していきます
ほぼノンフィクションですがほぼが取れかけてるノンフィクションです
久しぶりにログインした
スキの通知嬉しいです
もう少し記憶が戻ってきたらまた書き始めます
8.友達と呼べる存在
「いつも話聞いてくれてありがとね」
私の人生の中で一番の友達と呼べる存在はいつも私にありがとうの気持ちを伝えてくれていた。未読スルー多発中の彼氏持ちの友達だ。私は友達の恋バナをひたすら聞く側だった。たまに、聞くばっかりで自分の話を聞いてくれないと思う人もいると聞くが、私自身はストレスを感じることはほぼなく、むしろ友達の恋バナを聞く側にいれることを喜んでいた。これ以上にない喜びを感じているのに、あ
7.母と私、そして父
「お母さんと同じ顔してるな」
私の母はもうこの世界にいない。私がまだ親孝行ができる段階ではない時、母は自らの意思と行動でこの世界から姿を消してしまった。母のことは毎日のように思い出す。母がこの世界からいなくなった日のこともその次の日のことも半年後のことも1年後のことも。母がなぜ生きることをやめてしまったのか、その理由を100%正確に答えられるのは、私も父も家族にもいないかもしれない。
それでも
5.私に告げられた病名
「彼氏から連絡来なくてうつ病になりそう」
未読スルー多発中の彼氏持ちの友達は、口癖のようにうつ病という言葉を使っていた。学生時代だけでなく、社会人になってからも恋バナだけは欠かすことなく話していた気がする。未読スルーするような彼氏を好きになってしまう友達のことを不憫に思うことはなく、むしろ恋を一生懸命に頑張る彼女を私は誇らしく思うほどだった。物であれ人であれ、好きになる気持ちは人をハッピーにさせ
4.食べない決意をした夜
「食べることって必要なのかな」
夜に眠れない日々が何日も続いた。夜は寝るものだと思ってたし、夜寝られない自分になるなんて思ってなかった。時刻は午前4時、明日も仕事がある。なのになんでだろう、まったく眠くないのだ。仕事に行きたくないというよりは、仕事を辞めたらこの先どうなるんだろうという不安。貯金がそこまであるわけではないし、これといった資格があるわけでもない。パソコンはある程度できるし、タイピン
3.食べるということ
「とりあえずちゃんと食べさせてください」
父がそういったのも無理はない。私は衣食住の食を完全に断っていた。今思えば、夏なのにぶ厚い生地のハーフパンツを着ていたので、衣の部分も放棄していたのかもしれない。外に出るためには裸では出歩けないという理由のみで服を着ていたのかもしれない。衣に対する意欲がなくなったように、食べたいという気持ちは私の心の中には完全に皆無だった。父が私が何も食事をしていないのを