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ななコロびやおき!〜コロナ後遺症闘病日記〜 #3 ばくはつ #4

『コロナウイルス後遺症』
そう診断されて自分の中で不確定だった要素が確実だと判を押された。
もう治らないんだ。
そう思った瞬間、プツリと糸が切れた。
その後はもうひどい、見てられない。阿鼻叫喚。
「後遺症ってことは治療法もないし生きてても意味ない、生きたくない。こんな体要らんからその分おばあちゃんに生きてほしかった。」
確かこんな内容のことを叫んでいたと思う。
迷惑なんて知ったこっちゃない。26歳になる人間が親をはじめ色んな人の前で喉を枯らすくらいに号泣した。
希望が何も見えなくなった。

何も見えない、何もしたくない。何も出来ない。
身体中に鉛をつけられたように重く、気持ちもそれだった。
この頃のことは思い出そうとしても、思い出せない。

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