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3/5。もうだめだ、なんて、何度も思ってきたけど、

5:30起床。

天気は曇り。





……。
……。
……。


「痛い、痛い」


どこか、痛いの?
どこが、痛むの?


いわれないと、わからないけど。
わからないから、いえないのかな。


……。
……。
……。


「痛い、痛い」


じゃあ、
こうしよう。


Let me kiss it better!


痛いの痛いの、とんでいけ。


もう、だめかもしれない。そんなことを考えたのは、何度目だろう。けれど、大抵は、自分で思っているよりだめじゃなかったりするので、ここまで何とかやってこれた。


昨日は、職場復帰3日目だった。3っていうのは、魔の数字だ。それとも、天気が崩れていたから、だろうか。天気が崩れていると、僕の調子も崩れることが多いから。


午前は休暇を取って、午後から出勤したけど、僕の頭はまだ混乱していた。いつもと何一つ変わらないはずの職場が、うるさくてしょうがない。周りの人達が、僕に悪意を持っているように感じる……。僕は、いよいよだめになる寸前で、その場を逃げ出した。


僕の課のすぐ近くに、ワークライフバランスなんとかセンターっていう、公認心理士さんが常駐している部屋がある。僕はよくお世話になっていて、そのときも、そこに逃げこんだ。


心理士さんっていうのは、僕がどんな状態で来ても、冷静に対応してくれるので助かる。まあ、当たり前といえば当たり前なんだけど、僕は、波風立てられるのが嫌だから。


僕は、心理士さんと色々話し合った。色々と……。前々から考えていたことだけど、当面は、半日勤務をすることにした。上司にも、そう掛け合った。


半日なので、もともと少ない給与がさらに減ることになる。なので、パートナーにも、迷惑をかけることになる。……なんだけど、当の本人はこれっぽちも気にしてないらしい。「××さんが元気でいるのが、一番だから」。パートナーは、そういってくれた。この人と結婚してよかったな、なんて改めて思った。


今日の午前は、あらかじめ休暇をもらっている。主治医の先生に、半日勤務について相談するために。上司に、そういわれたのだ。本当、今までの職場じゃ考えられないくらい、恵まれているな僕は……。恵まれているからには、頑張らなきゃね。もちろん、ほどほどに。


もうだめだ、もうだめだ……そんなことを考えたのは、何度目だろう。でも、今日もなんとか生きている。まっとうに生きるのは大変だけど、とにかく生きている。


僕、今日も生きています。





「僕だけが、鳴いている」

これは、僕とドッペルさんの話。もしくは、何か(を生む/が死ぬ)話。

連載中。


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