あいこ

2022年1月で42歳の人 2020.11末にて、21年勤めた会社を早期退職 約1年…

あいこ

2022年1月で42歳の人 2020.11末にて、21年勤めた会社を早期退職 約1年の地下生活を経て 2022.01 沖縄県に移住←イマココ🌞

最近の記事

歓迎されないこと

古参ファン 私の勤めているコミュニティFM局は、全国各地にファンクラブがある。 古くから愛しているファンがいる。 そんな中、去年新しいスタッフとして入った私は新参者。 古参ファンの目というのは気になるし、「認められる、認められない」という点においては、正直怖かった。 その中の1人がいつだったか、私の番組にチャットをくれたことがある。 私はその方のお名前は知っていたけれど面識がないので、初めまして状態。 でもその方は「ここの古参です」のテイで「自分のこと知ってるでしょ?」

    • 答えは探さない

      そういえば沖縄旅行の際、道端にある木を見ただけで感動していた。 南国らしい生命力溢れた木。 今となっては当たり前の光景になっている。 慣れというのは、こういうことか。 「なぜ沖縄に来たの?」 よく聞かれる。私は答えられない。 なぜならその答えを持ち合わせていないし、私自身も探していた。 何のためにここに来たのだろう? ずっと自分に、そしてこの地に問うた。 でも答えなんて、もうそもそも出ている。 「ここに来た、ここに住んでいる」ことが全てだ。 それ以上でもそれ以下でもない

      • 愛する、ということ

        自分の元となっている題材でラジオをやった。 「愛しませんか?」という題材。 恥ずかしかったけれど、本気でそう思ってるからもう出すしかなかった。 そして私はこれがやりたかった。 今の職場では自分よりも20歳ほど離れた若人と仕事をしている。 話しているといろんなギャップを感じる。 しっかりしている。そしてどこか達観していて冷めている。 「世の中なんて、こんなもんっすよ」的な、今の若者らしいといえばそうなるのかもしれない。 恋愛の話をしていて、彼女はいるけど1ヶ月以上会ってない

        • 花束を、私に

          またしつこく、元旦那の話 やけに勘が鋭いというか 虫の音というか 知らなくてもいいことに辿り着くのは 私がドMってことなのだろう ⁂ 結婚したのを知ったのは、今年の春 地元のクリエーター同士、と言うのだろうか それはそれは祝福される結婚だったようだ 奥さんは私も元々知っていた人で 文句のつけようがない 素晴らしい人だ たくさんの人から好かれて応援される それでいて、しっかり自分のビジョンも持っている 何というか、心底素敵な人だ 結婚もさることながら 何がきつかっ

        歓迎されないこと

          母親になる、なれない、ならない

          母になれた人と、母になれなかった人、母にならなかった人。 自分自身は現在42歳の子なし。 タイムリミットのキワッキワにいる段階かもしれないけど、自分では今世は子どもは持たないだろうと思っている。 私自身は、母にならなかった人と、母になれなかった人を両方兼ね備えているタイプだと思っている。 「自分が母親にふさわしいのか?ふさわしくないのではないか?」という、得体の知れない不安が幼い頃からあった。 自分と母性というものを結びつけることができなかった。 それでも、結婚していた

          母親になる、なれない、ならない

          光を浴びるということ

          自分が浴び始めた光など、所詮大したものではない。 だけど、光を浴びていなかった以前と今とじゃ、影の濃さも変わってしまった。 光がある分、影も濃くなることは、こういうことかと感じる。 光を浴びたかった。だからこの現状は嬉しい。自分の思いが叶っている。 その分の影があることも想像はしていた。 だけど、その影が自分を侵食していく様は想像できていなかった。 光の分だけ、影が伸びる。 それは、光の分だけ、孤独になるということ。 光を浴びる覚悟をしたのならば、孤独も引き受けないとい

          光を浴びるということ

          リーダーの人

          昨日の事件が衝撃的で、まだ呆然としている。 ネット上にさまざま溢れる情報を読む。 意見を読む。思いを読む。 それぞれの立場で、考えがある。 それぞれの「正義」で語っているのだろう。 私は。 リーダーという立場が、とても孤独な場所であることを、 秘書時代に、痛いほど感じたことがある。 決断すること、指示すること、その立場が背負う責任の重さ。 会食での己の振る舞い一つで、部下を、会社を、 路頭に迷わせる可能性があるということ。 国を引っ張るリーダーとなれば、規模は比じゃない

          リーダーの人

          新しい生き方

          沖縄に来てもうすぐ4ヶ月になる。 そして、コミュニティFMでラジオパーソナリティになり1ヶ月半が経つ。 ズブの素人が45分間、ただひたすら好きに喋る。 ボランティアパーソナリティなので無給な分、スポンサー気にせず好きなことを喋れるのは、自分にとっては有難い。 もともと言葉が頭に溢れて仕方ないので、アウトプットの場というのは有難い。 そして実際やってみて「喋り」という表現方法は、自分には合っているとも思う。 ここ数ヶ月ずっとnoteを書けなかったのは、「文章」にすると、自分

          新しい生き方

          覚悟をすること、引き受けること

          移住して2ヶ月が経った。 知らない土地での暮らしも2ヶ月を超えて、少しずつ慣れてきた。 パートだけれども、仕事という自分が属する場所があることは良かったと思う。 そこで繰り返される日々のルーティンと、自分に行くべき場所があるということが、私の中で安心感になる。 毎日顔を合わせる人がいるということが、とてもありがたい。 一方で、色々と思うことも多い。 そういうことも起こるだろうと予想していたし、私はそれに対してあまり声を上げたくなかった。郷に入っては郷に従え、だと。 でもそれ

          覚悟をすること、引き受けること

          暖かいじゃなくて、暑い

          そんな始まりの3月沖縄。 今日は久しぶりに澄んだ青空が広がる、晴天の1日だった。 ゆえに暑い。あっつい。 福岡にいた頃は疎かにしていた紫外線対策も、沖縄では手を抜くわけにはいかない。 油断すると真っ黒になる。太陽光線の威力が半端ない。 ということで、本日いそいそと日焼け止めを買いに行った。 ついこないだまで夜は冷え冷えしてたし、何より天気が悪い日が続いた。 私が沖縄移住にあたって一番恐れているもの、それは「湿気」。 2月、雨が続く日々の中で、私は早々に戦々兢々としていた。

          暖かいじゃなくて、暑い

          にんじんしりしり、移住から1ヶ月

          基本的に料理は得意でもないし、面倒なことが苦手でせっかちな性分なので、手間のかかる料理は避けてきた。誰かのために作る必要があるならまだしも、自分しか食べないのだから手間は最大限に省きたい。ここだけの話、鍋ごと食べる時だってある。(洗い物を最小限にしたい笑) 沖縄に来て今日で1ヶ月。この1ヶ月、大きな変化の中で自分の内面も大きく揺れた。環境の変化はどうしたって慣れるまで不安だ。知ってる人がいるわけでもない、頼る人が近くにいるわけでもない、そんな環境の中での未知の暮らしは不安し

          にんじんしりしり、移住から1ヶ月

          負けて帰ってこれる場所

          豆腐メンタルの人間に必要なのは、負けても帰ってこれる場所だと思う。 私は今の職場で一番の新人だけど、周りにも入社して数ヶ月の人が結構いる。 昨日、1ヶ月前に入社したという男性(40)と一緒に仕事の説明を受けた。彼は今週から新しい業務に携わっているが、失敗するのが怖いとのことで今週はずっとぎこちなくなっているらしい。顔もひきつっているらしい。そのことをマネージャーの女性から指摘され、かつ、励まされていた。「年を重ねてしまうと知識や思い込みがたくさん増えるから、未経験のことはよ

          負けて帰ってこれる場所

          今日も今日とて、岬に行く

          仕事が始まってから初めての週末。一年以上無職だったから、休みの有り難さを久しぶりに感じた。仕事といえど、1日4時間のパート。フルで働いてないのにこの疲れ具合ということが若干の不安要素。だけどここに来てまだ1週間強なので、不慣れな生活と久しぶりすぎる社会復帰に、自覚以上に参っているのかもしれないので、自分に優しくしたいと思う。 この週末は珍しく晴れたので、海に出向いた。沖縄は美しい海が広がっているんだけど、私は断崖絶壁の岬がとても好き。圧倒的な自然を前に、人間は成す術がないと

          今日も今日とて、岬に行く

          仕事が一つポシャって焦り出した件

          沖縄に来て早々に、応募していた仕事が一つポシャった。精神状態は、途端に不安定になった。 最終面接の際に微かな違和感を感じた。「恐らく自分には合わない」素直な直感は、認めるわけにはいかなかった。なぜならこの仕事の報酬は高かったし、移住生活するに当たっては理想の稼ぎ方だったから。結果的にこの直感は当たっていた。その企業にとっても、私は合わなかったのだ。 仕事やお金は、心身の安定につながる。その安定とは、命を継続させるための土台だったりする。そこが安定しない今は、土台がグラグラ

          仕事が一つポシャって焦り出した件

          4年日記

          2020年から4年日記をつけている。奇しくも、2020年は会社を辞めた年になったので、結果的に人生の転換期を記すものになった。 26日に沖縄に移住してきた。今日で5日目になる。到着してからの3日間は、持ち前のせっかちさを遺憾なく発揮して、ありとあらゆる手続きを鬼の如く完了させた。役場への転入手続き、免許証の住所変更、車のナンバープレート変更、等々。その合間に怒濤の如く届く荷物(段ボール9箱)と、IKEAの家具の組み立て(4個)、生活に必要なものの買い出し、新しい職場での打ち

          4年日記

          2021、大晦日に思う

          今日は大晦日。今年一年、本当におつかれさまでした。無職で走り切った自分を労いたい。何かしている方がよっぽど楽だったけれど、それをさせようとしなかった自分の体に感謝している。潜在意識や無意識が強い一年だった。 昨日買った文学界の能町みね子さんのエッセイを読んで、あたらめて人のことはわからないと思ったし、私は個人的にわかってはいけないと改めて思った。簡単に人のことをわかりたくないと思う。わかるはずなんてない。そこにある思いや過程を、たった何分か聞いただけで「わかる」なんてことあ

          2021、大晦日に思う