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4年日記

2020年から4年日記をつけている。奇しくも、2020年は会社を辞めた年になったので、結果的に人生の転換期を記すものになった。

26日に沖縄に移住してきた。今日で5日目になる。到着してからの3日間は、持ち前のせっかちさを遺憾なく発揮して、ありとあらゆる手続きを鬼の如く完了させた。役場への転入手続き、免許証の住所変更、車のナンバープレート変更、等々。その合間に怒濤の如く届く荷物(段ボール9箱)と、IKEAの家具の組み立て(4個)、生活に必要なものの買い出し、新しい職場での打ち合わせ。
ひどく疲れてるなぁと感じていたけれど、よくよく考えれば当たり前だった。一人きりで何もかもをやらないといけない状況で、何もかもを怒濤のスピードで終わらせているのだから、私は早々に燃え尽きてしまっていたようだ。

昨日少し落ち着いた時間があったので、先の4年日記を見返していた。沖縄に移住したいと思ったのは、ちょうど2ヶ月前だった。気持ちが芽生えて2ヶ月で、私は今、沖縄に暮らしている。この流れが、自分でもちょっと不思議でならない。状況に心がまったく追いついていない。
だけど感覚だけはしっくりきている。運転している時、周りの景色、空気、人、街並み。どこにも違和感を感じるところがない。
心はアタフタしているのに、感覚はしっくりきている。自分の内面に、これまた疲れてしまっている。
慣れない暮らしと変化した環境と合致しない内面。カオス。移住は盛大にカオスだ。

これから先の生活のことを考えてしまうと、途端に不安になる。焦ってなんとかしようと自分であれこれ動いてしまう。

だけど、なんとなくそのやり方が今の自分には合っていない気がする。なぜなら、この沖縄移住そのものが自分の意図したものではないからだ。なんとなく気が向くままに動いてみた結果、ここに辿り着いた。そしてしっくり来ている。
沖縄移住のベースには「焦り」や「不安」がなかった。これから先は、その感覚を優先することが大事なんだろうなぁとぼんやり思っている。
染みついたあり方を変えるのは容易ではないから、毎日毎分毎秒行ったり来たりする。自分で動いたほうが楽だし、何かやっていた方が安心する。だけどそのやり方は違和感のある人生にたどり着いてしまうことを40数年の人生で何度も経験してきた。だからそのやり方はもう選びたくない。歯を食いしばって、新しいやり方を選びたい。毎秒耐久合戦中。

今年に入り、4年日記は半分を越した。生き方の転換になる4年になると、この日記を買った2019年の自分は感知していたのだろうか?だとしたら、もっと自分を信頼していいのかもしれない。

そんな1/30のAM。Amazonで頼んだチェア待ち中。
※ちなみにAmazonは注文から届くまで1週間かかります〜😂