見出し画像

仕事が一つポシャって焦り出した件

沖縄に来て早々に、応募していた仕事が一つポシャった。精神状態は、途端に不安定になった。

最終面接の際に微かな違和感を感じた。「恐らく自分には合わない」素直な直感は、認めるわけにはいかなかった。なぜならこの仕事の報酬は高かったし、移住生活するに当たっては理想の稼ぎ方だったから。結果的にこの直感は当たっていた。その企業にとっても、私は合わなかったのだ。

仕事やお金は、心身の安定につながる。その安定とは、命を継続させるための土台だったりする。そこが安定しない今は、土台がグラグラに揺らいでいるので、文字通りに不安定だ。焦る。とても焦っている。

一方でパートではあるけれども、新しい仕事がスタートした。1年強働いていなかったので、久しぶりの社会復帰。4時間勤務とはいえど、正直なかなかに疲れる。
先方は私の前歴を評価しているらしく、期待という圧が強くて、その面ではなかなかしんどい。

昨日、国民保険の減免申請に行ってきた。私は非自発的失業者なので、国民保険の減免対象者になる。今回の移住に際して、新しい街から国保の請求書が届いた。1〜3月分、約70,000円。なかなかの額である。しかしこの金額は減免されていないものだったので、申請後には20,000円になった。ものすごくありがたい。

手続きを終えて役所から帰るときに、「これは春まではスローペースで行けということだな」と感じた。まだここにきて1週間しか経っていないのに、私は仕事やお金の不安に押し潰されて、ものすごく焦っていたようだ。親しい友達からも「ゆっくりでいい」とメッセージが届くし、沖縄在住の友達からは「ここはそういう(ゆっくり)なところだからね」とアドバイスを受けた。

環境が大きく変わる中で、知らぬ間に体に力が入りバキバキになってしまっているように、気持ちの面でも緊張しきっていて疲れている。だから思った以上に自分に余裕を与えることが必要だと感じる。一人きりの移住はなかなか大変だ。しかも適応能力に乏しい自分にとって、新しい環境はストレスが強すぎる。

物事の流れを俯瞰すると、隠れているメッセージに気づくことがある。仕事がポシャったことも、減免の流れからも、そう感じる。自分の奥底を確認すると、まだGOも出ていない。焦っているのは表層意識のみのようだ。

ここは空が高くて広い

待つことは苦手だけれど、焦ることは手放していきたい。
「先」ではなく、「今」をちゃんと見て、大切にしていきたいと改めて。